
習い事の成果
子供たちには、音楽・絵・踊りのどれか1つは好きになってほしいと思っていた。
だってこの3つは、身ひとつで楽しめる。
文明のスタートセットみたいなものだ。
もしどこかに囚われても、足踏みでリズムを刻み、壁に絵を描き、体で踊れば、なんとか生き延びられる。
言葉が通じなくても、きっと友達くらいできる。
その願いが届いたのか、子供たちは音楽、息子は音楽と絵が好きになった。
踊りはそこそこ長く習っていたのに、全く身についていない。
向き不向きって、こういうことを言うんだろう。
ただ、音楽好きはいいけれど、機嫌がいいとすぐ歌い出す。
そして気分が乗ると、ボリュームがどんどん上がる。
……うるさいんだよなぁ。
そう育てたのは、ほかでもない私だけどさ。