
美意識とは
私は新入社員である。
会社の事は何もわからない。
会社の4歳年上の男性。
彼は結婚している。
とても綺麗な奥さんである。
高校時代からの付き合いだそうだ。
三木さんは、まだ結婚して間もなかった。
女性社員の間で、誰が男前か喋っていた。
その時に聞いた名前が彼だった。
三木さん
会社には、三木さんが 2人いる。
私はもう 1人の三木さんの方が、男前だと思っていた。
しかし、周りの人たちは、違う三木さんのことを言っていた。
それから、男前だと言われる三木さんを、注意して見てみた。
これが男前って言うんだ。
私の認識はずれていた。
だんだん、男前に見えてきた。
もう 1人の三木さんも男前だった。
私の美意識は、人とずれていた。
結婚している、三木さんは、
何故か私に優しかった。
私が叱られたら慰めてくれる。
いつも目が合う。
いつも笑ってる。
そんな三木さんが好きだった。
ただ、それだけの話。
彼はおみくじを2回引いて、
2回とも凶が出たそうだ。
ますます好きになった。