メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

BLは尊いけど珟実は無理です(11)リバにならないか

    及川さんの郚屋に着くず、間もなく曞斎に通された。窓際の䞀面は倧きなデスク。

    暪の二面はそびえ立぀本棚で、ずころ狭しずBL本が䞊んでいる。

    す、すごい  
    やっぱり  及川さんは、私の睚んだ通り最匷腐男子☆

    脳内で劄想䌚議が即座にスタヌト。

    及川さんが゜ファに座り、軜く埮笑む。

    「座っお。  驚いた」
    「い、いえ 想定内です(サムズアップ👍)」

    本棚の本を端から順に蟿るず、しっかり䜜者別、出版瀟別に分けられおいる。
    私は感心しおしたった。

    「 その  すごいコレクションですね  」

    私は目を茝かせながら本棚に近づいた。(決しお觊ったりはしない。
    それが瀌儀ず蚀うもの。) 

    及川さんが小さく笑う。
    「実は僕も、君ず同じようにBLが奜きでさ。  君の熱い語り、参考になったよ。」

    私の目がキラヌンず光る。

    これは 『腐』を背負った者同士の、秘密の䜜戊䌚議  

    「ずころで プレれンの盞談ず蚀うのは 嘘ですよね  私には分かりたす。
    正盎におっしゃっおください 力になれるかもしれたせん」

    及川さんはハッずする。そしお、諊めたように小さく苊笑いをしお、その重い口を開いた。

    「実は  お宅のむケメン先茩さんず、䞊叞さんに蚀い寄られおお  よかったらアドバむスをもらえるかな」

      えっ
      い぀の間に、そんな関係に 

    及川さんが静かに頷く。

    「僕がある雚の日、ゎミ捚お堎でうずくたっおいたら、ふっず手を差し䌞べおくれたのが 䞊叞さんでした。

    『お前、行くずころないのか』ず、芋ず知らずの僕を、躊躇なく家ぞ招き入れおくれたんだ 」

    (  ゎ ゎミ捚お堎  雚。
    

王道☆
    あたりにもテンプレヌト

    芋ず知らずの男を、自分の郚屋に招き入れる、なんず蚀う、向こう芋ず

      いや、だからいい。それこそが至高。)

    「僕がシャワヌを济びおいるず、いきなり䞊叞さんが颚呂に入っおきお 二人で  盛り䞊がっおしたった 」

    「 なるほど 面識のない二人の、突劂燃え䞊がる愛情ず性欲
    ありえたす  。いや  。

      むしろそれこそが、BL愛ず蚀っおも過蚀ではないッ」

    私は奜奇心の衚情を、隠すこずなく目を茝かせ、前のめりで聞く。
    「それで 」

    「 うん。それで 流れで  二人でベッドの䞭で戯れおいたんだ  」
    及川さんは目を䌏せ、頬を赀らめた。 

    「たさか そこぞ、むケメン先茩が」「  垰っおきお、寝宀のドアを開けおしたい  」
    「な、なにを やっおいるんですか 」

    ガシャヌン 。

    むケメン先茩が持っおいたワむンボトルを萜ずす 。

    走り寄る及川さん。
    「倧䞈倫ですかお怪我はありたせんか」

    「  っ」

    砎片を拟うむケメン先茩の指が、反射的に匕っ蟌む。ワむンボトルの欠片で指先を切ったようだった。

    「あ、血が  」

    思わずその手を匕き寄せ、及川さんは、血の流れる人差し指を吞った  。

    二人の芖線が合う。今たで感じたこずのない激しい動揺。
    心臓が早鐘のように鳎り響く。
    たるでツむンレむに出逢ったかのような高揚感  。

    むケメン先茩が思わず郚屋を飛び出す。その埌を咄嗟に及川さんが远う  。

    「離しおください  」
    「だめです。僕は垰りたす お二人できちんずお話しおください 」
    「  もう、圌のこずが信じられない  」

    むケメン先茩は及川さんの胞に飛び蟌む。「 もう、俺たち ダメかもしれない 。」「  そんなこず、蚀わないで。」

    むケメン先茩ず及川さんは、熱い県差しのたた、い぀たでも芋぀め合っおいた  。

    激しい雚音が、二人の錓動を隠しおいた。

    ( いい。倧人のBL 玔床高い ☆)

    「貎厎さんは 」
    及川さんの声にハッずする。
    「は、はっ はいっ 」
    「 ぷっ。 ごめん。」

    及川さんは片目を閉じながら、口元に手を圓お吹き出した。 かわいい仕草。
    ( ネコだ。

    「貎厎さんは BLの䜕が奜きなんですか」
    「  えっ」
    「 ご自分で、恋愛はされないのでしょうか」
    「れっ 恋愛ですか
    か  考えたこずもございたせん」

    「そんなにカワむむのに 」
    「  は」
    「BLに捧げちゃっおるわけですか 人生を」
    「  お、仰るずおりです ///」

    「苊手なんですかね人付き合いが 」
    「仰るずおりです  」
    私は顔を䌏せた。䜕も蚀うこずはない。
    事実である。

    「なぜ  BL道を  あえお、険しい腐女子の道を 」
    「そっ  それは 。
    BLこそが至䞊の愛の圢であるず、確信したからです」

    及川さんは目を瞬かせた。
    「至䞊 ずはそれ劂䜕にしお  」

    「それは  遡るこず䞀月前、
    私は満員電車に揺られながら、痎挢ずの攻防に疲れ果おおいたした。
    安党ピンの先で痎挢の手の甲を刺した瞬間、パッず閃いたのです

    女である以䞊、性的快感には限界がある ず。」
    「 限界 」
    「限界です。女にずっお性亀の先に、必ず薄っすらず、『劊嚠』ずいうワヌドが過ぎりたす。これは怖いです。
    必ず頭の隅にありたす。快楜の先に赀ちゃん。぀たり、女性にずっおの性欲は繁殖、性亀は≠快楜だったのです」

    「ち、ちなみに 倱瀌ですが 貎厎さん。  男性経隓は 」
    「 れロです」
    「 な、なるほど 。」

    及川さんは申し蚳なさそうに目を䌏せた。気にする必芁はない。
    もうすぐ私も最匷魔法䜿いになれるのだから。

    「䞀重に腐ず蚀っおも、その奥は深いです。

    ゲむ男子を神の芖点から芋る者(私です)、自分を投圱させる者、性のはけ口ずしお芋る者、珟実の人間を圓おはめ、ニダニダする者  性癖によっお分岐しおいきたす。」

    私は熱く語り始めた。

    「私はBLをファンタゞヌず捉えおいたす。それは嚯楜であり、゚ンタヌテむンメントです。

    䟋え颚呂に入らず燃え䞊がろうず、䌚瀟垰りで、おじさん臭が立ち昇っおいそうなシュチュであろうず、トむレの埌、いきなり菊王を匄ろうが、事前の準備なく勢いで臎そうが、寝起きの歯磚き前の口でキスしようが  臭いなど存圚せず、う○ちもしない枅朔な矎しい魂が、貪欲に快楜を求め合い、互いを欲し、肉䜓の境界を倱うほどトロトロに蕩け合い、愛だけを口にする。

    それは  玔粋な、空いた穎を埋め合う行為≒尊いスポヌツの䞀皮だず思っおいるのです。

    女の私にずっお、自分の身が危険に晒されるこずも、女ずしおの䞍条理もなく、安党な堎所から芋䞋ろせる、愛しか存圚しない性行為。

    察等な力の均衡を保ち、嫌なこずは嫌ず拒吊できお、力でねじ䌏せられるこずもなく、ただひたすら快楜に溺れる、男同士の魂のぶ぀かり愛

    そこが  掚せるんです」

    及川さんが興味深そうに聞いおいる。
    私は勢いに乗っお結論を述べた。

    「及川さん、貎方は  リバになりなさい」「リバ  」
    「そうですリバヌシブル

    ネコのむケメン先茩さんず、タチの䞊叞さんの二人から愛される  完璧なリバに

    それが最匷の解答です」

    及川さんが少し目を䞞くした埌、くすっず笑った。

    「なるほど  参考になるよ。 君の芖点、面癜いな。

    ずころで これは、あなたの劄想ですよね」

    「  えっ  えっ」
    「途䞭から、珟実ず劄想が混じっちゃっおたす 」
    「  は」

    (  はあヌっ((思考停止))
      た、確かに)

    私は興奮冷めやらぬたた、頰を赀らめおいた。

      珟実のむケメンにこんな話を  目の前がチカチカした  ☆

    貎厎真宵己、䞀䞖䞀代の倧倱敗です  ☆
    ((テヘペロ  ))

    盛倧に、やっおしたった


       もう 無理  。)


     
     
    線み物が奜きで毎日䜕かしら線んでたす。 䞀日䞀線、投皿予定。 挫画や小説を曞きたす 自分が奜きなこずしか曞いおないので、独りよがりです。 出戻りオタク。 科孊詩奜き。 小説を読んでくれおありがずう♡() 別名矩/毬藻 闇雪( )でも掻動䞭♡

    あなたぞのおすすめ