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優しい火傷/散文詩

    いつの日か君が言ってくれた
    「諦められるのも才能だよ」
    その言葉を胸に

    いくつもの星をあきらめた

    そのたびに君は度胸があると
    平坦な顔で笑ってくれた

    その顔を見るたびに心がすり減る
    君のえくぼはもうないの

    君が本当に
    渡したかった言葉はなんなんだ

    もしかして
    僕がさわれる温度まで冷ましてくれたのか

    火傷させてくれればよかったのに
    一度痛みを覚えさせて

    痛みを知らなければ
    失敗は抱えられない

    だから
    君の温度のままの言葉を今くれよ
    絶対にまた胸に刻むから

    今度は逃げ道なんかにしない
    命綱にしてどこまでも行ってくる

    そうしたら
    君のえくぼに埋まった欠片もいつか拾うよ

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    自称作家志望、他称大学生    他称と自称がいつか一致するように頑張ります。 お問い合わせ等は下記メールアドレスまで amenumakou@gmail.com

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