
#タチウオ、釣ってみませんか?
はじめに
太刀魚釣りを始めてもう10年になります。いろんなポイントに足を運んできましたが、船は使わず、ずっと陸(波止)一本でやってきました。最初に教えてもらったのは「ワインド釣法」です。餌ではなくワームを使って、太刀魚の活性を引き出しながら釣る方法です。今回は、これまでの経験と最近の傾向をまとめつつ、今夜の釣り場での実感も交えて考えを整理してみたいと思います。
時合について
太刀魚が釣れる時間帯として一般的に言われているのは、日の出前後の「朝マズメ」と、日没前後の「夕マズメ」です。ただ最近は、それだけではなく真夜中——だいたい23時から午前2時くらいの間にもヒットすることが少なくありません。
太刀魚は日中、湾の外に出てしまうため、真っ昼間に狙うのはかなり難しいです。とはいえ太刀魚は群れで行動する魚なので、その群れが湾内に留まっていれば、朝夕以外の中間帯でも十分に釣果は狙えます。
感覚としては、群れが朝マズメや夕マズメのタイミングで岸に接岸してきて、アジやコウイカなどを捕食します。そのタイミングに合わせて釣りをするのが、最も釣果につながりやすい方法だと思っています。
釣法のトレンド変化
近年、太刀魚釣りの人気が高まったこともあって、餌釣りをする人が増えました。ウキを使ってサンマやキビナゴといった餌で誘う釣り方が主流になっています。サンマやキビナゴを巻きつけて狙う「テンヤ釣り」も、流行りの釣法のひとつです。
その影響もあってか、私が気に入っていたポイントの多くで、以前ほど釣果が伸びなくなってきました。釣り客自体が減っている場面も見かけます。
ここ最近の釣果傾向
群れで生活する魚なので「一発」当たることはあっても、実際のところ、ここ2〜3年は釣れない日も多いです。単発で終わることが多く、連続して釣れるようなことはあまりない印象です。
その日の気候や天候、釣り人の数など、いろいろな条件が重なって初めて釣果につながります。「釣れる時は釣れる、釣れない時は釣れない」——この波は正直かなりはっきりしています。
当夜の観察
釣り場に向かって、今は午前3時半。ここから2時間くらいが、恐らくピークになってくると思われます。ただ、周りを見渡す限り、今のところ釣れている気配はありません。
もしかすると気温の上昇とともに、ピークの時間帯自体がだんだん早まってきているのかもしれません。そうだとしても、外の風に当たりながら釣果への期待を膨らませて過ごす時間そのものが、やっぱり心地いいものです。
今後の検証方針
真夜中(23時〜2時)と朝夕マズメで、釣果・群れの有無・周囲の状況を比較して記録していきます
ワインド釣法と餌釣り(ウキ、テンヤ)、その日の条件別にどちらが有効か検証します
群れが湾内に留まっているかを把握するため、複数ポイントを事前に下見します
気温上昇とピーク時刻の相関を記録し、季節ごとの時合予測をアップデートしていきます
太刀魚釣りの醍醐味
ここまで釣果が伸び悩む話ばかり書いてきましたが、それでも太刀魚釣りをやめられないのには理由があります。
太刀魚を釣り上げたら、その日のうちに自分で捌いて刺身にします。銀色に輝く身を薄造りにして、キンキンに冷えたスーパードライで一杯——これが、私にとって世界一美味い瞬間です。釣れるかどうかわからない中で何時間も竿を振り、風に当たりながら待つ時間があるからこそ、釣れた一匹の味わいが何倍にも感じられるのだと思います。
不発の日が続いても、あの一杯を思い浮かべればまた釣り場に立ちたくなります。太刀魚釣りをまだ知らない方には、ぜひこの「釣って、捌いて、飲む」までの一連の楽しみを味わってみてほしいです。きっと病みつきになるはずです。
最後に、本日は釣果なく残念な1日でした。過去の画像を添付しておきます💦

