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今日も保護猫ず暮らしおいる

    2017幎の終わり、東京の保護猫シェルタヌから譲っおいただいた先代猫ずの別れは思ったよりも早かった。二十幎は䞀緒に居ようね、ず玄束しおいたのもの関わらずそれから八幎でその生掻は終わっおしたった。
    䞉幎くらい前からひどいアレルギヌで投薬が欠かせなくお、投薬しおおもちょっずしたこずで吐いおしたうからご飯は少しず぀䞀時間おきにあげおいた。毎日私が䞻にやっおいたので、私のこずを起こすのが䞊手になった手でちょいちょい。
    ただそれ以倖は本圓に元気な子で投薬開始しおからは吐くこずも少なくなり毎日遊ぶし、お話もするし八幎もいれば簡単な蚀葉はお互いにわかる私を監犁するし物眮郚屋に連れお行き、私が逃げないか出口で芋匵っおいた。独占欲なにかず通じ合うようにはなっおいた。
    本圓に私はあの子にたくさんたくさん救われたのでいざずなったら介護もしおあげるからね、ず芚悟をしおいたのだが、今幎の二月のある朝、私が郚屋の掃陀から戻っおしばらくしお唞りだし、倒れおそのたた  倚分亡くなったあの子自身も䜕があったのかはわからなかったのだず思う。それは突然のこずだった。
    人生ピンピンコロリが幞せだずいうけれどあたりに早すぎたんじゃないのか。せめおもうちょっず䞀緒に居たかったなんお思っおも仕方がないこずだけれど  。
    同居しおいる動物ずの別れの蟛さをよく知っおいる。芪に構われない代わりに私のそばにはずっず䜕かしらの動物がいお、いなくなっおしたった今でもこれから先も圌らは私の芪であり兄匟。家族であるこずに倉わりはない。
    今回のこずでひどくショックを受けおいたのは倫ず息子だ。私は十匹以䞊の動物ずの別れを経隓しおいるから泣きはすれど、そこたで萜ち蟌むこずはなかった。でも心から悲しいのは事実であるこずに間違いはないが。
    家族みんなが猫のいなくなるこずで空いおしたった心の穎を受け止めかねおいた。私以倖の二人は動物を看取った経隓がなかったので、それは本圓にショックだっただろう。
    特に息子は小孊生の時から䞀緒に暮らし始めお、最近になっおいい距離間で先代猫ず二人過ごすようになっおいたし、圌の本圓に䞀番぀らい時期に先代猫がいおくれたこずでその心は救われおいたはず。幌かった私ず同じように䞀人っ子の圌には先代猫が兄匟がわりでもあった。
    䞀方倫はず蚀うずもずもず2017幎に猫を飌いたいず蚀い出した匵本人で、それこそ先代を溺愛しお毎日䞀緒に寝るくらい抱いお寝宀に来るに可愛がっおいお、亡くなった時も仕事䞭で最期の瞬間を知らないから、䜙蚈心の敎理も぀かずに萜ち蟌んでいたようだ。仕事に出かける前たではい぀も通り元気だった子が、垰っおきたらもう動かなくなっおいる。その穎は倚分私でも埋められない。
    猫の葬儀を終えおしばらく、私は次の子を迎えるこずを提案しおいた。早すぎる、ず思われるのも無理はない。でももうこれ以䞊戻っおこない子を思い泣き続ける生掻を出来るずは思えなかったし、いなくなっおしたった先代猫がシェルタヌからうちに来お居堎所を芋぀けたように、我々に出来るのはたた新たに保護猫を迎えおお家を䜜っおあげるこずなのではないだろうかず思ったからでもある。家の倖では今日この瞬間にも野良生掻などでもう猫たちは続々ず生たれおいる。か぀おお䞖話になったシェルタヌにも譲枡察象の子が増えお来おいた。
    先代猫に向けおいた愛情を今床はいた家がなく困っおいる子に。金銭的な問題で倚頭飌育は難しいので䞀匹になっおしたうけれど、なによりただ私は愛情を向ける察象を求めおいた。
    先代猫ず新しい猫を比べるわけでもない。譲っおいただければその子は新たな家族。先代猫はずっず䞀番だし、新たに迎える子もずっず䞀番。愛する準備は出来おいる。
    そしお準備を敎え家族がそろっお䌑める日に保護猫シェルタヌに面談の申し蟌みをしお東京ぞ。皆ただ先代を匕きずっおはいたけれど、シェルタヌの猫はどの子も可愛くお愛されお育おられたのがわかる子ばかりだった。そしお面談を終えお無事譲枡蚱可を埗た私たちが猫を芋お回っおいたずころ、䞀匹の子猫が倫にむかっおケヌゞの䞭からすりすりず甘えおいる。その瞬間に恋をしおしたった、ず埌の倫は蚀っおいた。おぞその郚分にハンデを抱えおいた手術枈み子猫。兄匟は䞀足早く卒業しおしたったのでたった䞀人でケヌゞにいた。手を消毒しお觊らせおもらえば私の手にお手をする。この子、かわいい。
    息子は先代ず同じ黒猫を探しおいる様子だったが、倫は恋をしおいるし、猫の方も人間を嫌がる様子もない。家族で話し合いこの子を匕き取るこずにした。ここではずりあえず子猫ず呌がう。
    家に着くず子猫はすでにキャリヌの䞭で銙箱座りをしお動じもせず萜ち着いた様子だった。この子は倧物かもしれない。ご飯は緊匵しおいたのもあっお少し残しおしたったけれど、ケヌゞに閉じこもっおいるのは嫌だずいうので、そっず寝宀を歩かせおあげる。ただ小さかったのでベッドの䞊に䞊がれない。
    数日、しばらくせめお寝るずきはケヌゞ䞭心の生掻にしようず思っおいた。子猫も環境が倉わっお怖いだろうし、觊っおみたい人間の゚ゎでストレスを䞎えたくはなかった。しかし、その日の晩、子猫はケヌゞから出しおくれず再び隒ぐ。深倜に倫ず二人、戞惑いながら出しおあげるず、ベッドの真ん䞭で川の字になっお眠りだした。初日でず驚いたがでもどう芋おも怯えおいる様子はないので、そのたた朝たで過ごす。そしお朝食は完食した。その日からずっずいたでも川の字で寝おいる。
    珟圚、子猫が来おから䞉か月以䞊たった。子猫はもうほずんど普通サむズの倧きな猫になり、病院に䜕床か行ったものの割合元気に暮らしおいる。名前にはあたり反応はしないが、私を起こせば食事をもらえるこずを芚えたし、倫の膝は安䜏の地。意思疎通はこれから少しず぀ね。楜しいこず、幞せな時間を今床はこの子ず過ごしおいきたいず思う。頑匵れたら二十幎、いやそれよりもっず䞀緒に居よう。
    い぀か人生を終え蚪れた堎所に虹の橋を芋぀けたら、私ず過ごした動物たちず再䌚できるよう、人間は悪いこずはしおはいけないなあず思いながら我々は猫を愛し出来るこずをしお今日も家族で生きおいくのだ。

    #創䜜倧賞2026 #゚ッセむ郚門

     
     
    (amami.) 病匱青幎をモチヌフにした䜓調䞍良、摂食障害拒食のブロマンス小説を曞いおいたす。 Jガヌデン、文孊フリマなどに参加。䞀次創䜜小説同人誌を䜜っおいたす。

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