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ちゃんとして。

    あわかげアルバ


    「ちゃんとしないと」って言われ続けてきた。
    でも、ちゃんとしない世界の中で、どうやってまっすぐ走れっていうの?

    無理にがんばる誰かの、肩の荷がふっと軽くなりますように。
    そんな願いを込めた詩です。

    --------

    ちゃんとしないとって思ってた。
    しっかりしろと言われてきた。
    いつまで子供と、言われていた。
    大人なんだから、塞がれていた。
    新人じゃないんだから、と押さえつけられた。
    リーダなんだから。
    上司なんだから。
    ちゃんとしろ。
    ちゃんとしろって。
    続いていた。

    ちゃんとしてない世の中で、
    舗装がはげた路面の上で。
    それでもまっすぐに走ろうと、
    ハンドルを切って右往左往。

    ちゃんとした人は指を刺して笑われ、
    笑ってたやつは、我が物顔。
    ちゃんとしろ、と。
    免罪符のように。

    だらしなくてもいんじゃない?
    ちゃんとしなくてもいいんじゃない?
    無責任だって、人はなじるけど。
    なじる人だって、君の責任をとりはしないのだから。

    そんなの極端だって思うかい?
    ぜんぶなんて捨てられないって?

    …そうだね。
    だから、思いを胸に
    言葉を記憶に
    ここにだけは吐き出して、
    肩の荷を下ろして。
    明日からまた、
    少しだけ
    ちゃんとして
    みる?

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    あとがき

    「ちゃんとしないと」と言われ続けて、
    気づけば、自分の感情まで口をつぐんでいた気がします。

    完璧じゃなくていい。
    崩れても、迷っても、誰かのせいにしても。
    それでもまた、少しずつ前に進もうとするあなたに。
    この詩が、休憩所みたいな場所になればうれしいです。