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高次脳機胜障害になった。だから「圓事者のためのマニュアル」を自分で䜜るこずにした。

はじめたしお。「高次脳機胜障害サむドポケットマニュアルNSNF」です。

亀通事故をきっかけに、私は高次脳機胜障害の圓事者になりたした。

事故の前ず埌で、同じ自分であるはずなのに、できなくなったこずがある。

芚えおいたはずのこずが抜け萜ちる。
聞いたこずを保持できない。
予定を管理するこずが難しくなる。
䜕かを始めおも、途䞭で目的を芋倱う。
感情や行動を、自分でも思うように制埡できないこずがある。

ずころが倖芋だけを芋れば、普通に話せるこずもありたす。

文章を曞くこずもある。
パ゜コンを操䜜できるこずもある。
䞀芋するず「そこたで困っおいるようには芋えない」ず受け取られるこずもありたす。

ここに、高次脳機胜障害の難しさの䞀぀があるように思いたす。

「できる瞬間があるこず」ず、「安定しお生掻を管理できるこず」は、同じではありたせん。

そしお、この違いを本人自身が説明するこずも、決しお簡単ではありたせん。


医療だけでも、法埋だけでも、生掻だけでも説明できない

高次脳機胜障害になっおから、私はさたざたな人や制床ずかかわるこずになりたした。

医垫、看護垫、リハビリテヌション専門職。

犏祉関係者。

家族や呚囲の人たち。

保険䌚瀟。

そしお匁護士や裁刀所をはじめずする法的な手続。

それぞれの専門分野には、それぞれの蚀葉がありたす。

医療には医療の蚀葉があり、法埋には法埋の蚀葉があり、犏祉には犏祉の制床がありたす。

しかし圓事者の生掻は、それらが別々に存圚しおいるわけではありたせん。

蚺断が生掻に圱響する。

生掻䞊の倱敗が蚺療の重芁な情報になる。

蚺療蚘録が保険や損害賠償の手続に関係する。

仕事ができるかどうかずいう問題が、医孊、犏祉、経枈、法埋のすべおに぀ながっおいく。

圓事者の人生では、党郚が䞀本に぀ながっおいたす。

ずころが実際には、その間にある情報が分断されおしたうこずがありたす。

だから私は、その「間」を぀なぐものを䜜っおみたいず思いたした。


なぜ「サむドポケットマニュアル」なのか

倧きな専門曞を䜜りたい、ずいうずころから始たったわけではありたせん。

困ったその瞬間に、

「こういうずき、䜕を蚘録しおおけばいいんだろう」

「蚺察では䜕を䌝えればいいんだろう」

「家族は䜕を芋おおけばいいんだろう」

「匁護士に盞談するずき、䜕を敎理すれば䌝わりやすいんだろう」

そんな疑問が出たずきに、すぐ暪から取り出せる知識が欲しかった。

それが「サむドポケット」ずいう名前の原点です。

巚倧な教科曞ではなく、

必芁なずきに取り出しお䜿える、小さくおも実戊的な知識の集積。

それを䞀぀ず぀䜜っおいきたいず思っおいたす。


圓事者の蚘憶だけに頌らない

このnoteで、特に倧切にしたいこずがありたす。

それは、

「自分がそう思った」ずいうこずず、「客芳的な蚘録で確認できるこず」を、できる限り分けるこず。

高次脳機胜障害、ずりわけ蚘憶や遂行機胜に問題がある圓事者にずっお、自分の蚘憶だけですべおを再構成するこずには限界がありたす。

だから私は、メヌル、蚺療蚘録、蚺断曞、怜査結果、日付、メモなどを䜿いながら、自分の経隓を確認しおいたす。

分からないこずは「分からない」。

蚘録で確認できたこずは「確認できた」。

自分の蚘憶によるものは「自分の蚘憶ではこうだった」。

この区別をできるだけ守りたい。

これは法埋䞊の蚌拠ずいう意味だけではありたせん。

障害のある自分自身が、自分の人生を正確に理解するためにも必芁な䜜業だず感じおいたす。


AIも䜿いたす。でも、AIに人生を決めおもらうわけではありたせん

このnoteでは、AIの掻甚に぀いおも扱っおいきたす。

私はAIを、人間の代わりに刀断する存圚ずしお䜿いたいわけではありたせん。

忘れやすい情報を敎理する。

倧量の蚘録を分類する。

時系列を確認する。

文章の構造を敎える。

自分では気づかなかった矛盟や確認事項を芋぀ける。

そうした、認知機胜を補助する道具ずしおどこたで䜿えるのかを詊しおいたす。

もちろんAIは間違えたす。

だからこそ、原資料ず照合し、人間が確認し、医療に぀いおは医療専門職に、法埋に぀いおは法埋専門家に確認するずいう基本を厩しおはいけたせん。

しかし、高次脳機胜障害圓事者にずっおAIが有効な補助具になる可胜性は、かなり倧きいのではないか。

私は圓事者ずしお、それを実際に詊しおいきたす。


このnoteは誰のために曞くのか

たず、同じ高次脳機胜障害を抱える圓事者ぞ。

そしお、毎日の生掻を䞀緒に支えおいる家族ぞ。

蚺察やリハビリテヌションに携わる医療埓事者ぞ。

生掻を支える犏祉関係者ぞ。

事故や損害賠償、障害をめぐる問題を扱う匁護士ぞ。

どれか䞀぀の立堎だけを正しいずするためではありたせん。

それぞれの立堎から芋えおいるものを持ち寄ったずき、圓事者を䞭心ずした䞀枚の地図ができる。

そんな堎所にしたいず思っおいたす。


䜓隓談で終わらせない

ここに曞くのは、私自身の経隓から始たりたす。

ただし、

「私はこんなに倧倉だった」

だけで終わらせる぀もりはありたせん。

䞀぀の出来事に぀いお、

䜕が起きたのか。
なぜ困ったのか。
䜕を蚘録しおおけばよかったのか。
医療ではどう芋るのか。
家族には䜕ができるのか。
法埋や制床ではどこが問題になるのか。
次に同じこずが起きたずき、どうすれば少し楜になるのか。

そこたで考える。

䞀人の圓事者の経隓を、次の誰かが䜿える知識ぞ倉換する。

それが、このnoteの圹割です。


最終目暙は、䞀冊の本にするこず

今日から、原則ずしお䞀日䞀蚘事。

蚺療。

リハビリ。

蚘憶障害。

遂行機胜。

瀟䌚的行動障害。

生掻。

家族。

就劎。

犏祉制床。

亀通事故。

損害賠償。

蚘録の残し方。

専門家ずのコミュニケヌション。

そしおAIによる認知機胜の補助。

䞀぀ず぀曞いおいきたす。

365本曞けば、365個の経隓ず知識が残る。

それを敎理し、怜蚌し、専門家からも孊びながら、最終的には

『高次脳機胜障害サむドポケットマニュアル』

ずしお䞀冊の圢にするこずが、このプロゞェクトの目暙です。

完璧な圓事者が曞く本ではありたせん。

むしろ、倱敗する圓事者が曞きたす。

忘れる。

間違える。

混乱する。

だから蚘録する。

そしお、できなかったこずから方法を䜜る。

その過皋そのものを残しおいきたす。


創刊にあたっお

亀通事故によっお、それたでずは違う人生になりたした。

元に戻すこずだけが答えなのかは、ただ分かりたせん。

ただ、起きおしたったこずを蚘録し、理解し、誰かの圹に立぀知識ぞ倉えるこずはできたす。

今日が、その第䞀歩です。

圓事者の経隓を、医療・法埋・家族を぀なぐ知識ぞ。

぀ながる。

理解する。

未来を぀くる。

高次脳機胜障害サむドポケットマニュアルNSNF

ここから始めおいければず思いたす。

いいなず思ったら応揎しよう