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Photo bygyopimai

聖ヒヒン殺し(火殺し)

    時は大江戸、さいばあの江戸。この大都会は一匹の外来種に支配されちまったあ。

    奴は渾名をセイント、名をヒヒン。略して聖ヒヒンっちゅーわけや。奴の奇怪さは群を抜く。頭は馬、胴は人間、下は猿の大化物じゃ。さすがのお侍さんでえもあやつのぱっぱら具合に手も足も出んのよ。

    わしは糞兵衛、巷じゃ噂の隠れえいしすとじゃ。つーのもあのヒヒンとやらが日の本全土にきりすと文化を強制しやがったのじゃ。そなん安安受け入れてたまるかってんだい。どこの土地の文化ともしれんもんが調子乗るんじゃないでい。

    ヒヒンは来日してすぐ遊郭で奴の子を孕ませまくったそうでな、江戸じゃどこもかしこも馬頭のきりしたん揃いじゃ。わしゃこんな江戸は認めとらんで。

    ほんで、納得いかんからわしは奴を闇討ちしようっちゅーわけや。奴は馬やから、そやねえ、火炙りして馬刺しにでもして食ってやろうかねえ。

    思い立ったが吉日、わしゃ夜中に大江戸の天角まで向かったのよ。そこにあやつがおるやけんね。もう聳え立つは大江戸屈指の摩天楼じゃ。うんちをちびたらあかんでや。

    わしゃ小心者でな、このまま摩天楼ば入って奴と一戦交えてもいいんじゃが、自信とやらがないもんでそのまま天角に木の棒こすって火をつけたんじゃ。

    おうおう、やけにぼうぼう燃えとるな。あとは奴が炙り殺されるのを待つだけじゃ。わしゃ家に帰りて夜を越すとするでい。

    そのまま眠って気付けば朝じゃ。目え覚めたら真ん前に馬の頭があってな。ちびりかけたんじゃがよく見いたら昨日殺したヒヒンの亡霊じゃった。わしは気い乱さず落ち着いてこう言ったんじゃ。
    「死人に口無しじゃ。去れ去れ。」
    そしたらヒヒンは閻魔のドマラに吸い込まれていったんじゃ。チンチン成敗じゃ。なあに、いつもと変わらん平凡な朝よ。今夜はヒヒンのご子息を一人ずつなぶり殺していくんじゃあ。これから忙しくなるねえ。

     
     
    おっぱいパニーニの悪魔。ケツイ・キングが最も恐れた漢。

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