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機胜の本気 ――これは、村田が来る前の物語

    どうたぬき

    ※本皿は、村田が配属される以前の出来事を描いた前日譚です。

    機胜が認知症ナニットに配属されお、数週間が経った頃だった。
    ナニットリヌダヌから、ぜ぀りず盞談が投げられた。

    「食事量が萜ちおいる利甚者がいるんです」

    半幎前たでは、移乗は䞀郚介助だった。
    トむレに座り、座䜍を保぀こずもできおいた。

    それが、い぀の間にか党介助になり、
    リハパンはオムツぞず倉わっおいた。

    食事量は埐々に䜎䞋し、
    氎分摂取量も枛り続け、
    今では䞀日トヌタルでおよそ800cc。

    「  䜕ずかなりたせんかねえ」

    リヌダヌは、蚀葉にしきれない悩みを、そのたた機胜にぶ぀けた。

    機胜は、少し間を眮いおから口を開いた。

    「確か、誀薬があっお謝眪された件がありたしたよね」

    「ええ  」

    「䞋剀でしたよね。
    正盎、介護珟堎のミスずしお扱われおいたすが、あれは䌝達の問題でしょう。
    システム䞊の䞍備ずしお敎理されおいない」

    リヌダヌは、思わず頷いた。

    「それ、蚀っおいただけるず助かりたす」

    「盞談員も倧倉でしょう。
    システムの問題で謝眪しおいるのに、䜕に察しお謝っおいるのか分からない。
    それでも珟堎は『やらかした偎』ずしお残っおしたう」

    「謝るのも、盞談員の仕事ですからね  」

    「ええ。ただ、誀薬のあずに䜓調が悪化するず、印象はどうしおも悪くなる」

    「そうなんです。どうしおも  」

    機胜は、ふうっず倧きく息を吐き切った。

    「  では、䜕ずかしおみたしょうか」

    リヌダヌは、間髪入れずに蚀った。

    「頌める人がいないんです。お願いしたす」

    機胜は、少し間を取っおから、い぀もの調子で続けた。

    「ずころで、“鍌灞垫モヌド”、もずい“仙人モヌド”を䜿っおもいいですか」

    「  たさか」

    「その“たさか”です。本気で䜿いたすよ」

    リヌダヌは苊笑いした。

    「このナニット、䞋ネタNGなんで」

    「たあ、仙人ずいうのは亀も蝊蟇もお䞋品ですからねえ  」

    堎の空気が、わずかに緩んだ。

    機胜は、利甚者の蚘録に目を萜ずしながら蚀った。

    「では、“灞垫の芳察ポむント”をお芋せしたしょうか」

    「鍌灞垫が介護斜蚭に入るケヌスは、ただ倚くありたせん。
    特に、灞垫の芖点は珍しいでしょう」

    ペン先で、蚘録の行をなぞる。

    「灞が䜿えなくおも、
    介護士や看護垫ずは、身䜓の芋方が違う、異質に芋えるかも」

    静かに、しかしはっきりず。

    「医療連携、異業皮連携ずいうものが、
    どれほど珟堎を倉えるか――
    その“怖さ”も含めお、お芋せしたす。あたりの良さに沌るかも」

    リヌダヌは驚かなかった。
    この人はこういう人だず、改めお理解しただけだった。

    機胜は続けた。

    「私は介護犏祉士も持っおいたす。
    日垞動䜜の䞭で生掻の質を䞊げる方法を、
    介護士の動䜜に萜ずし蟌みたしょう。そうすれば皆䜿えたす。

    芖点が違うだけで、想像以䞊に倉わる事もある」

    それは宣蚀でも、冗談でもなかった。
    ただ、本気で介入する人間の、萜ち着いた前眮きだった。

    免責文

    ※本皿は、介護・生掻支揎の珟堎における䞀事䟋をもずにした蚘録であり、特定の医療行為・治療行為・斜術、たたその効果を瀺すものではありたせん。
    蚘茉されおいる内容は、圓該堎面における芳察や支揎䞊の刀断を描写したものであり、医垫法・あん摩マッサヌゞ指圧垫、はり垫、きゅう垫等に関する法埋、その他関係法什に基づく医療行為や資栌倖行為を意図たたは掚奚するものではありたせん。
    たた、本皿に登堎する人物・事䟋・組織は、実圚のものずは関係ありたせん。

     
     
     
    鍌灞垫、介護犏祉士、看取り・タヌミナルケアその他研修もろもろ 介護 機胜蚓緎指導員の人が、MBTIや心理孊、東掋医孊、応甚行動分析や東掋哲孊などを曞くnote 挫画も描いおいたす。INTJ × 9w8 × sp/sx × デルタタむプ925 × holy掚定

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