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僕の家族と、コロナで壊れた日常

    僕の家族は、6人家族でした。
    妻、大学生の長男、高校生の次男、中学生の長女、そして僕の父。
    いわゆる二世帯住宅で、父は1階に、僕たちは2階で暮らしていました。

    父は元気で、一人でも自立した生活を送り、
    僕たち家族も、それぞれのペースで自由に暮らしていたように思います。

    けれど、コロナ禍をきっかけに、その生活は大きく変わっていきました。

    外出が制限され、学校行事も減り、日々の楽しみが少しずつなくなっていく。
    その頃から、妻の体調が崩れ始めました。
    更年期障害の影響もあってか、日常の中でイライラする場面が増えていったように感じます。

    僕は福祉の現場で働いていたので、クラスターが起きても仕事は休めませんでした。
    そして、とうとう僕も新型コロナに感染してしまいました。

    その日から、僕の布団は「仏間」へと移されました。
    治ったあとも、自室に戻れることはなく、家庭の中に見えない壁ができたままでした。

    やがて、言葉を交わす機会も減っていき、
    2階で暮らしていた家族は、ある日、本当に“いなくなった”のです。

    コロナは、社会だけでなく、家庭の中にも静かにひびを入れていったのだと思います。

     
     
     
    人生、リスタート中。50代、バツイチ。現在は要介護の父と二人暮らし。特別なことがあるわけではないけれど、日々のこと、そしてこれからの人生について、ゆるく書いていけたらと思っています。似たような境遇の方や、どこか共感してくださる方と、ゆるくつながれたら嬉しいです。

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