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必 死 だ な



    を信じている子どもたち
    全く信じていない子どもたち

    サンタさんを信じている子どもたちと、信じていない子どもたちが同時にわたしにあらゆる質問してきたら?


    わたしは、信じている子どもの自称・正義の味方です。



    以下子どもたちの会話

    「まさか信じてるの?あれお母さんだよ」

    「違うよ!本当にサンタさんっているんだよ!」

    「おれも知ってる!見たことあるもん」

    「え、だって玄関にもう置いてあるよ」

    「それはお母さんからでしょ!それとは別だよ!」

    ぎゃいぎゃいと。
    散々言い合いが続く。


    「ねぇ、アコリスさん、そうだよね?」


    キタキタ。


    わたしは学研がすきな子どもでした。
    中学受験のために気狂いの量のお勉強をし、ピアノを数時間弾いたら、やっと許される学研。
    そこに記載されていたサンタの生態。
    謎にリアルに描かれたサンタは、どうやら364日はゆったりと生活されている模様。
    アイスランドだかフィンランドに拠点を持ち、一年かけて世界中の子どもたちの幸せを考えている。らしい。

    #サンタさん
    (なんなの、あの人)

    そのかすかな学研の編集部の陰謀の記憶を頼りに、信じてない子どもたちに向かって言う。

    「いるよ!知らないの?フィンランドだかアイスランドにいるんだよ!」

    「そーだよ!知ってる!!ほらぁ、アコリスさんだって言ってるじゃん」



    知ってるのかよw



    「え、だってお母さんが白状したよ?」


    …ママン。
    なんで言っちゃうの……。



    「じゃああなたの家ではそうなんじゃない?お母さんが今年は来なくていい、ってサンタさんに言ったんじゃないの。あなたの家の中のことまではアコリスにはわからない。
    でもね、
    アコリスも自分の子供いるからわかるの。確かにわたしも子供たち枕元にプレゼント置いたよ。でもね、アコリスが寝てる間にもう一つ増えてるの。アコリスも同じようにあまり信じてなかったんだけど、ほんとに居るんだー!ってびっくりしたんだよ。」

    #ピーチクパーチクトマラネーゼ

    …。
    ……。

    怪訝な顔をする信じてない子どもたち


    困った。
    そろそろ困ってきた。


    「台東区だとフィンランドから少し遠いから届けるの遅れるのかもね。
    新宿区でも少し遅れることあったし。」


    もう区のせいにしてやれ。



    「あー、そっかぁ、台東区だと外国人観光客も多いしね」


    信じるのかよw



    「それはあるかもね。ま、いいからそろそろ教室行きなさい」


    ふっ、
    うまく誤魔化せたぜ。
    ドヤァァァァアア

    そこへひとりの子どもが優しい聖母のような微笑みを浮かべてこう言った。

    「アコリスさん、必死でしたね♪」


    えっ
    えっっ

    まさかの

    必 死 だ な www


    言われちゃった系?
    アコリス涙目。


    い、いるんだよ、ほほ本当だよっっ!

    い、いるんだってばぁァァァ

    あなたのことチュキだからぁァァァ



    なんかわたし、あの日あの時
    チャン・ドンゴンも武田鉄矢も超えられた気がする。




    #アコリスの日常

     
     
     
    わたしの話ききたい? 聞きたくもない? どちらでもいいわ。 なーんでも話してみちゃうんだから。 ん?気分が変わったわ。 そうなったら、 わたしは貝になるの。 そんなスナック兼おかあさん食堂【女王蜂】のアコリスママのおはなしあれこれ。

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