
何回もする前の人にモヤモヤ。ガチャを待っていて気づいた、自分の性格。
ガチャガチャを回しに行った時のこと。
最近の人気商品には「お一人様3回まで」なんて書かれていることがあります。でも、僕が気になったものは特に何も書かれていませんでした。
1回。2回。3回。
前の人がガチャを回し始めたんです。
まだ回す。
その後ろで僕は並んでいました。
もう2人後ろに人がいて、みんな待っています。
その時、頭の中ではずっと同じことを考えていました。
「なくならないかな」
「欲しいものが出ちゃわないかな」
「そろそろ交代しないかな」
「後ろに人がいるのに気づいていないのかな」
そんなことばかり。
5回。6回。7回。
その人は、まだ回し続けています。
欲しい商品が出るまで、回し続けているんだと思う。
その気持ちもわかる。でも、後ろに人がいるんですけど...。
言いたい。でも言えない。
心の中で何度も声をかけようとしたけど、結局言えなかった。
「すみません、後ろに人がいるので交代していただけますか?」
その一言が言えなかった。
結局、その人は満足するまで回して帰っていきました。
そして最後に当たったのは、僕が欲しかったものでした。
そして、なぜか後ろの人にも申し訳なくなったんですよね。
なんとも言えないモヤモヤが残りました。
もちろん、その人はルールを破ったわけではありません。
回数制限もありませんでしたから。
だから悪いことをしたわけではない。
でも、なんで自分はこんなにモヤモヤしたんだろう、と。
それを考えたときに子どもの頃に、ガチャガチャで一回回したら次の人に譲っていた記憶があります。
親からそう言われたし、周りもそういう価値観で回していたからだと思うんです。
だから自然と「後ろに人がいたら交代するもの」という感覚が、自分の中にあるのかもしれません。
遠い記憶なので定かではありませんが、そういうことが「当たり前」と思う自分がいたんですよね。
でも、それは自分の当たり前であって、みんなの当たり前ではない。
当然それはそうで。
今回の人はその人にとっては「ルールを守っているんだから問題ない」という当たり前があったんだと思うんです。
そう考えた時に、もう一つ気づきました。
もしかしたら、周りを気にする人と気にしない人では、見えている景色が違うのかもしれない、と。
僕は後ろに並んでいる人が気になる。
待たせていないかな。
迷惑じゃないかな。
焦らせていないかな。
そんなことを考えてしまいます。
でも、人によっては「ルールを守っているんだから問題ない」と考える人もいるでしょう。
どちらが正しいという話ではありません。
ただ、見えている世界が違う。
だから同じ出来事でも感じ方が変わるんだと思うんですよ。
相手を気にする人には、相手の存在が見える。相手の気持ちが見える。
でも、気にしない人には、それが見えていないのかもしれない。
そして、この「周りが見えてしまう性格」は、生きづらさにつながることもあります。
気を遣いすぎる。遠慮しすぎる。言いたいことを飲み込んでしまう。
今回だって「次の人がいるので交代していただけますか?」と言えばよかったのかもしれません。
でも言えなかった。
相手が怒るかもしれない。
迷惑だと思われるかもしれない。
そういう不安が、先行してしまった。
自分の弱さ。自分の気遣い癖。自分の不安。
全部が合わさって、言えなかったんです。
これが自分の性格なんですけどね。
周りを気にする性格は、悪いことばかりじゃないとは思います。
人の気持ちに気づける。空気を読める。相手を思いやれる。
でも、その優しさが自分を苦しめることもある。
その性格は変わらない。
だから最近は、周りを気にしない人になることではなく、「ここは気にしなくてもいい」と自分に許可を出すようになりました。
ガチャガチャの列で、「別に言わなくてもいい」と自分に言い聞かせる。
モヤモヤはあったし、後ろの人を気にしましたけど。
友達の誘いに「今日は疲れているから」と断る。
親の期待に「自分がしたいことをする」と決める。
そう許可を出していく。
そうすることで少しだけ楽になる。
「ここは気にしなくてもいい」
「ここは自分を優先してもいい」
「ここは言わなくてもいい」
その許可が少しだけ楽になることがあります。
なので、もし何か迷ったら許可を出してみてください。
周りを気にする性格は、あなたの弱さじゃなくて、あなたの優しさ。
だからこそ、その優しさを自分にも向けてあげてください。
そうは言ってもムカつくものはしょうがないですけどね!!
いや〜欲しいものを当てたかった!!