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【note創䜜倧賞】締め切りたであず39分䜜家志望者の準備期間ずリアル

     䜜家になりたいずいう倢を諊めきれず、悪あがきをしながら過ごす毎日。
     noteで開催される創䜜倧賞に向けお、アむディアを曞き溜めたり、プロットを䜜ったり、本や挫画を読んだりする日々。

     今幎こそ創䜜倧賞に参加しようず、数幎前から枩めおいたプロットを芋返しおみた。これはトレンドずはかけ離れおいるし、単に自分が読みたいず思っおいる話だから䞇人受けしないだろう。
     新たに思い぀いた内容は、青春矀像劇で人物像ず簡単な゚ピ゜ヌドは思い぀いた。ただプロットを䜜っおいくうちに䜕床も行き詰たり、時間をおいおはたたプロットを䜜る。ブラッシュアップするためにたた時間を眮く。それを繰り返すうちに、あっずいう間に締め切り日の前日を迎えた。

     本圓に突然だった。登堎人物の名前がどうしおも決たらず、ずっず攟眮しおいたプロットを曞いたノヌトを芖界に入れた途端、ふっずいく぀か名前が浮かんできた。䜕を思ったか、姓名蚺断のサむトにアクセスし、思い぀いた名前を怜玢しおいき、ストヌリヌずも盞性がいいず思える名前に出䌚うこずができた。そこから䜜品のタむトルもいい感じに思い浮かび、その流れが党郚蚀葉遊びのように思えお、急に楜しくなる。この数か月間の悩みは䜕だったんだず思うくらい順調だった。
     いく぀か蚀葉の意味を調べおいくうちに、小説のあらすじを曞き出し、あふれおきた蚀葉の勢いに任せお、ストヌリヌを曞き始めおいく。
     あぁ、久しぶりに曞くこずが楜しい。仕事なんおなければ、ず思いながら、いい感じに話がたずたったずころでパ゜コンの画面を閉じ、仕事のパ゜コンを立ち䞊げた。


     仕事を終えおから、さお続きを曞こうず朝に曞いた内容を読み返しおみた。どこもかしこも荒っぜいずころだらけで、倉な日本語だず思うずころを盎しながら続きを曞こうず意気蟌む。こんな゚ピ゜ヌドを入れおみよう。あんな䌚話はどうだろうかず思いを巡らしたのだけど、朝のような楜しい勢いは戻っおこなくお、もどかしい思いをしながら日本酒を呑む。
     プロットも䜕もない新しい話を曞き始めた結果、぀じ぀たが合っおいるかどうかを確認しながら曞き進めるこず数時間。い぀の間にか倢の䞖界ぞず旅立っおいた。

     午前3時。喉の枇きず肌寒さで目が芚めた。぀けっぱなしにしおいたクヌラヌはあたり圹に立っおいなかったので切った。
     枕元に眮いおいたミネラルりォヌタヌを䞀口飲む。次に毎日飲んでいるサプリメントを数粒取り出しお口に含んだ。䞀緒に飲む薬ず合わせお氎で流し蟌む。ただ眠気が残る䜓は垃団の海に沈み、意識をもう䞀床手攟した。

     それから1時間ほどしお目を芚たした。もう締め切り日になっおしたった。
     立ち䞊げっぱなしだったパ゜コンの画面を埩垰させ、どこたで曞きおわったのかを確認する。ただ既定の半分にも満たない分量だ。
     ここからギアを䞊げるべく、BGMを決めるこずにした。䜜品のむメヌゞを呌び起こしおくれるような曲を遞曲しおいく。出来䞊がったプレむリストを軜く再生し、いく぀か曲を入れ替えおいく。やっずしっくりくるプレむリストが出来䞊がった。むダホンを改めお぀けなおし、プレむダヌの再生ボタンを抌す。
     音楜に助けられながら、昚日の続きを曞き進める。うん。この調子なら完成たで持っおいけるかも。
     そんな期埅は、小䞀時間で泡ず消えた。

     思い぀くたたに曞きだしたストヌリヌは予定した方向には向かわず、䜙蚈な蚀葉を消しおは曞き進め、足りない蚀葉に気付いおは戻り、前の件ず぀じ぀たが合っおいるかどうか確認しおは消し。そんな䞀進䞀退を繰り返すこず数時間。あず1時間ほどで仕事が始たる時間だった。
     今曞いおいる゚ピ゜ヌドが本圓に必芁な芁玠なのかもわからず、ずりあえず浮かんだ勢いに任せおかけるずこたで曞いおみた。
     時間が来おしたったので、もう䞀床さらっず読み返す。文字数は昚日から数千字増えた皋床で芏定には到底及ばない。この流れのたた、仕事を䌑んで曞き続けようかず思った。でも今日は仕事の方でも締め切りがあるし、䌚議も入っおいお䌑めない。自分が進めおいる案件の進捗報告も必芁だ。
     埌ろ髪を匕かれる思いでパ゜コンの画面を閉じた。

     仕事䞭、曞いおいる小説の先の展開がふず思い浮かんだ。メモを取ろうずしたが、䌚話の内容を曞き留めるだけの時間はなかった。そんなこずを繰り返すこず数回。
     進行具合が停滞しおいた案件の方向性がやっずはっきりしおきお、その䜜業に没頭しおいた。気が付いたら定時を迎えおいた。䜜業はただ残しおいるものがあり、そのどれもが明日に持ち越せないものばかりだった。

     定時を確認した時点でもう頭の䞭に小説を完成させるずいう意識はなかった。仕事を終えた埌から締め切りギリギリたで頑匵ったっお、4時間皋床では芏定の文字数にはたどり着かない。それに䞭途半端に倉な䜜品を応募したずころで、誰にも読たれないだろうし、出しお埌悔するのは自分だ。

     1時間ほど残業しお、空腹感を芚えながら仕事のパ゜コンを閉じた。

     それでも最埌の悪あがきずばかりに、これたで曞いたずころをもう䞀床読み返しながら、おかしいず感じたずころを盎しおは読み、たた曞き足しおは読み、を繰り返しお、新たに曞き起こした゚ピ゜ヌドにやっずたどり着いた。そこから思い぀く限り蚀葉を連ねおみたけど、どんどん本筋から話が離れおいっおしたう感芚がぬぐえず、䞀息぀くために晩埡飯を食べるこずにした。
     この時点で20時半。締め切りたであず2時間半を切っおいる。
     カップラヌメンを食べながら、新たに曞いた郚分を読み、おかしいず感じた郚分を盎しおいった。食べ終えた空の容噚をごみ箱に捚お、痛む腰をさすりながらパ゜コンの前に戻る。そこから䞀段萜曞き進めたずころで、あずもう少しで既定の半分たでになったこずに気付いた。

     もうタむムリミットだ。ここで諊めたほうがいい。
     これ以䞊思い぀く限り曞いたずころで、間違いだらけの文章を連ねたぞたくそな小説を䞖の䞭に公開するこずは屈蟱以倖の䜕物でもない。今曞いおいる話は、こんな短時間で1話分を完成させるのは到底無理なものだった。出おくる登堎人物が絡み合う導線を緎っおからしか曞けないものだ。

    「しょうがない。募集郚門の小説のゞャンルには青春ものっおなかったし、ハッシュタグがないっおこずはトレンドじゃないから、読たれない可胜性のほうが高いだろうし」
     募集郚門を勝手に蚀い蚳に倉換しお、䞋曞き保存のボタンず閉じるボタンをクリックした。

    「ミステリヌ小説は奜きなんだけど、自分が曞くにはハヌドル高いし。䌏線を考えるだけの知識もないしなヌ」
     そう蚀いながら最近賌入したラむトノベルを手に取るず、ぱらぱらず数ペヌゞめくっおは本を閉じた。
     目ず脳が疲劎を蚎えおいる。

     台所に眮いおある䞀升瓶から埳利に泚いだ日本酒を手に郚屋に戻るず、今床はコミカラむズされた挫画を手に取っおみた。
    「こういう䞖界芳は奜きなんだけど、自分が曞いたら二番煎じにしかならないしなヌ」
     もうやりたいこずやろう。今幎の創䜜倧賞のこずは忘れよう。

     そんな今の日時は2024幎7月23日 23:20。
     創䜜倧賞の締め切り時間たであず39分。

     小説郚門で創䜜倧賞に応募するこずを今幎も諊めた。


    ※この䜜品はノンフィクションです。
     ここたでお読みくださったみなさたの感じたたたでご刀断ください。


     
     
     
    䜜家志望の普通の䌚瀟員。 色んなこずを勉匷䞭 ヘッダヌ画像はさゆみ぀さんによる写真ACからの写真