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【子育て】テレレレッテッテー♪な子育て


    今日は、荒れに荒れた1日でした。

    私には2歳2ヶ月の息子がいます。
    絶賛いやいや期です。

    ……いや、そもそも「いやいや期」って本当にあるんでしょうか。

    だって、必ずしも来るもんじゃないと思うんです笑

    自分の気持ちを全力でぶつけてくる。

    ただ、大人の私たちがそれに耐えきれないだけで。

    本当に面白いことに、
    こちらが怒れば、相手も怒って返ってくる。

    息子と向き合うたびに思います。

    「私って、こんなに怒る人間だったっけ?」

    って。

    夕方、保育園に迎えに行きました。

    いつものように自転車を停めて、
    息子を迎えに行く。

    「抱っこー!」

    と走ってきた息子を抱っこして、
    靴を履いて外へ出ました。

    でも今日は、
    自転車に乗りたがらなかった。

    保育園は道路沿いにあります。
    車も通る。

    だから手を繋ぎたい。

    「手繋ごうね」
    「こっちだよ」

    そう言っても、
    息子は「嫌!」と言って、
    まるで反対方向へ歩いていく。

    走り回る。
    笑ってる。

    私は焦る。

    危ない。
    帰れない。
    どうしよう。

    “この状況をどう楽しむか”

    そんな言葉を思い出そうとしても、
    全然楽しめない。

    むしろ、
    コントロールしたい自分ばかりが見える。

    でも、
    どうしたらいいかわからない。

    結局、私は息子の後ろを
    ただスタスタとついて行きました。

    100m以上歩いたところで、

    「もう戻ろう」

    と言っても、
    やっぱり「嫌」。

    その瞬間、
    私は息子の腕を掴んで、

    「お願い、聞いてください!」

    と言いました。

    すると、
    息子は泣く。

    私が怒りをぶつけたら、
    彼も怒りで返してくる。

    ああ、どうしたらいいんだ。

    ってなりました。

    でも、
    もう一度ちゃんと話して、

    「自転車はこっちにあるから、こっちに行こう」

    と言った時。

    私は突然、
    歌を歌い始めました。

    ♪歩こう〜 歩こう〜♪

    スイッチを切り替えたんです。

    “私は元気”

    すると、
    息子が笑った。

    「よし、きた!!」

    と思いました。

    そのまま歌いながら、
    自転車まで帰還。

    ほっとしました。

    第一クリア。

    テレレレッテッテー。

    本当に子育てって、
    これの繰り返し。

    「来たよ来たよー!」
    「イベント発生ー!」

    みたいな。

    クリアしたと思ったら、
    また次のステージ。

    そして夜。

    お風呂上がりだったかな。

    私が歯を磨いていました。

    息子はいつも、
    「歯磨こう」と言うと嫌がります。

    その日もそうでした。

    私は少し諦めモードで、
    しれっと自分の歯を磨いていたら、

    息子がスタスタ来て、
    「嫌!」と言って、
    私の歯ブラシを取ろうとしたんです。

    だから私は、

    「やめて」

    と言って、
    むいっと押し返しました。

    そしたら次の瞬間。

    ガブッ。

    私の腕を噛みました。

    痛すぎて、
    私は悲鳴をあげて泣きました。

    なんでそんなことするの。

    イライラもした。
    ムカつきもした。
    悲しかった。
    寂しかった。

    いろんな感情が一気に出てきて、
    私はギャン泣きしました。

    息子が「よしよし」してくれても、

    「もうやめて」

    って言うくらい。

    本当に、
    笑顔に変換できなかった。

    面白くなんてできなかった。

    だから、
    ありのままの私でいました。

    泣いて、
    泣いて、
    泣いて。

    その感情を味わい尽くした先に、
    ふと見えたんです。

    ああ。

    息子はまだ2歳なんだ。

    彼は、
    「噛むことは悪いこと」
    としてやっていない。

    “嫌だ”
    という自分の気持ちを、
    ただ全力で表現している。

    その時は見えなかった。

    でも、
    味わい尽くした後に、
    少しだけ見えた。

    「いつもこうだから」

    それって、
    私が勝手につけた意味だったのかもしれない。

    彼は、
    毎分毎秒違う。

    だから私は、
    “決めつける子育て”じゃなくて、

    今の彼を見る人でいたい。

    そして何より。

    私は、
    楽しく生きたい。

    息子と。

    楽しく子育てしたいんだよ、
    ママは。

    そんなことを、
    泣きながら息子に伝えました。

    息子も泣いていました。

    なんだか、
    大喧嘩した親友みたいだった。

    その日の夜。

    寝る前に、息子がぽつりと言いました。

    「ママ、ウィンしてた」「ウィンしてた」「カイがガブってして、ママウィンしてた」

    “ウィン”は、たぶん“泣いてた”のこと。

    私は聞きました。

    「誰がガブってしたの?」

    すると息子は、

    「カイ」

    と自分の名前を言いました。

    「カイの心はどう感じるの?」「何か感じる?」

    そう聞くと、

    「うん、ない」

    って言ったんです。

    ないんだ。

    本当に、ただ噛んでるだけなんだ。

    私はその時、“2歳ってすごいな”なんて思えませんでした。

    私は、めちゃくちゃ痛かったし、悲しかった。

    でも、彼の中には、“大人みたいな悪意”はまだ存在していないのかもしれない。

    ただ、「嫌」がある。

    それを、まっすぐ出しているだけなのかもしれない。

    そんなことを、泣いた後の静かな部屋で、少しだけ思いました。

    だからこそ、また
    新しい気持ちで。

    また楽しく生きる。

    また笑う。

    明日も、
    明後日も。

    息子と一緒に、
    「今」を生きたいと思う。

    彼が生まれてきたのは、奇跡だから。

    #創作大賞2026 #エッセイ部門

     
     
    うまくいかない日も、 揺れる気持ちも、全部が私。 同じように、子育てで心が揺れるママへ。 一緒に観測して、 試して、 ちょっと楽になろ♡

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