メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byhoshino8

【三行日記】ツバメの巣立ちとカタツムリの成長

    愛犬が亡くなってからスマホで写真を撮らなくなった。
    犬だけでなく、風景とか、なんでも撮っていたのに、もうすぐ1年になるけれど写真がない。なので、noteの投稿には私が見ている風景に近い写真とかイメージに近いイラストなどを使わせていただいている。

    今週も、仕事先でめんどくさいことが多く、めんどくさく感じる自分が嫌いで嫌いで仕方がない。元来、私は自分が大嫌いである。姿も、声も、嗜好も、考え方も、物事に対する姿勢や行動も、大嫌いである。愛犬がいるときは、それら嫌なことが忘れられたのに、今は自分嫌いに溺れそうになることが多い。

    でも、めんどくさいことの合間にも心が洗われる瞬間がある。
    今週は、ずっとアオダイショウから守りつつ、成長を見守ってきたツバメが巣立ちを遂げた。よかった。飛べさえすれば百人力だ。無力な雛とは違う。毎朝、巣の下で「早く大きくなれよ」と声をかけて、巣の下に敷いた糞用の段ボールを交換した。一昨日、糞が劇的に少なくなっており、これは日中どっかに飛んでいけるようになったかも、と思っていたが、やはりそうだった。私は自分も飛べるようになったようにうれしかった。

    それから、梅雨のかかりの頃から数百の赤ちゃんが誕生していたカタツムリ。その大半が雨に流されて排水溝に落ちていったが、それでもどんどん成長したのがいる。カンカン照りの頃は干からびているのかと心配したが、雨続きになると、その小さなおうちから体を伸ばして移動している。
    高い塀の内側の浅い側溝をウロウロしている彼らをそっとつまんで、広い世界に出してあげるために、塀の外の大きなアジサイの葉に乗せてやる。おいしい葉っぱいっぱい食べて、梅雨を楽しんでほしい。カタツムリに気持ちはないのかも知れないが、私はカタツムリの成長を見て嬉しかった。

    愛犬はいなくなったけど、今の職場にはツバメだの、カタツムリだの、私を必要としてくれる子たちはいるみたいだ。私も少しは励まされているように感じる。


     
     
    老犬との暮らしをつづってきたInstagramからnoteに引っ越してきました。 きっかけは長年のパートナーであった愛犬とのお別れ… ペットロスのリハビリのために、その日その時に思ったこと、考えたことを書いています。

    あなたへのおすすめ