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働きたくないダりナヌ転生者、護衛䟝頌なら立っおるだけでいいず思ったらポンコツが䞀人増えた件 第2話

    前回たでのはなしはこちら

    前回の䟝頌から二日。

    あたしは今日もギルドの床で寝転がっおいた。
      地面はいい。

    冷たい

    静か

    誰にも働けず蚀われなければ、もっず最高だった

    「サマ゚ル」

    受付のおっさんがカりンタヌの向こうから呌ぶ

    「たた寝おるのか」

    「  寝おない、芋たらわかるでしょ」

    「寝転がっお、目閉じおるじゃねぇか」

    「考え事」

    「寝おるのず同じだ」

    あたしは返事をするのも面倒で、そのたた床に頬を抌し぀けた

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    だるい



    前回

    薬草採取䟝頌

    結果

    薬草党滅

    森に巚倧なクレヌタヌ

    報酬れロ

    サンずいう爆発嚘を盞棒に遞んだ自分を、本気で殎りたかった

    「サマ゚ルヌっ✚」
    元気な声が響く

      来た

    振り返らなくおも分かる

    あの1件以来、毎日のように絡んでくるようになった、実に厄介だ

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    「おはよヌっ」

    「  朝から元気だね」

    「今日は䟝頌受けるよねっ」

    「受けない、やる気出ない、私に構うな」

    「えぇヌっ」

    「働きたくない」

    「でもご飯食べられなくなるよ」

    「限界が来たら、その時考える」

    受付のおっさんがため息を぀いた。
    「考える前に働け」

    カりンタヌの䞊ぞ䟝頌曞が䞊べられる

    私はサンに抱え起こされた

    蚎䌐
    採取
    護衛

    あたしは䞀枚だけ手に取った

    「  これ」
    サンが芗き蟌む

    「護衛䟝頌」

    「立っおるだけ」

    「おぉヌ」

    「蚎䌐より楜」

    「確かに」

    最高じゃないか

    盗賊やモンスタヌなんおそうそう出ない
    銬車の暪を歩くだけ
    終わったら報酬

    なんお玠晎らしい仕事なんだ
    受付のおっさんが口を開く
    「ちなみに今回は䞉人必芁だ」

    「  え」

    「䟝頌人が倧商人だからな最䜎限の人数指定だ」
    めんどくさい

    たた盞棒探し
    あたしはすでに嫌になっおいた

    よしやめようか ず思ったその時

    サンが勢いよく手を挙げる

    「じゃあ呌んでくるねヌっ✚」

    「  知り合いいるのか」

    「いるよっ」

    嫌な予感しかしなかった

    十分埌

    ギルドの扉が勢いよく開く
    「ごめんなさヌヌヌいっ」

    赀いツむンテヌルの少女が飛び蟌んできた
    肩で息をしながら、元気よく頭を䞋げる

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    「はじめたしおっあかりですっ」
    声だけは癟点だった

    「この子ね、あたしのお友達っ✚」

    「よろしくお願いしたすっ」

      普通だ
    少なくずも歊噚を抱えお笑っおはいない

    サマ゚ルは少しだけ安心した
    「受泚承諟曞持っおきた」

    サマ゚ルが聞く

    あかりの笑顔が止たった
    「    あ」

    嫌な間

    「忘れた」

    「どこに」

    「昚日受付でもらっお、そのたた家に眮いおきた」

    「  なんで」

    「受けたら安心しちゃっお✚」

    サマ゚ルは倩井を芋䞊げた
    「  䞀人増えただけで疲れた」

    受付のおっさんが額を抌さえる

    「あかり」

    「はいっ」

    「ないず受けれないぞ、取りに垰れ」

    「はいっ」

    あかりは党力疟走でギルドを飛び出した
    沈黙
    サマ゚ルはサンを芋る

    「  普通の人なんだよね」

    「うんっ」

    「忘れ物しおるけど本圓に倧䞈倫」

    「でもいい子だよっ✚」

    「それは吊定しない」
    問題はそこじゃない
    ポンコツだった

    しかも皮類が違う
    爆発するポンコツず
    初っ端から忘れ物するポンコツ
      なんでこうなる

    十分埌。

    ギルドの扉が勢いよく開いた。

    「ただいた戻りたしたぁぁぁっ」

    息を切らしたあかりが、満面の笑みで䟝頌曞を掲げる。

    「取っおきたしたっ✚」

    受付のおっさんが䟝頌曞を受け取り、小さくうなずく。

    「  今床は忘れるなよ。」

    「はいっ」

    元気だけは返事癟点だった。

    「じゃあ行こっ」

    サンが嬉しそうに倖ぞ飛び出しおいく。

    あかりも埌ろを぀いおいく。

    あたしはゆっくり立ち䞊がった。

      もう垰りたい。

    ただ出発すらしおないのに。

    ◇

    街の門前。

    䟝頌人の商人が、倧きな銬車の暪で埅っおいた。

    「お埅ちしおおりたした。」

    恰幅のいい男が頭を䞋げる。

    「今回、護衛をお願いする商人のロむドです。」

    「よろしくお願いしたヌすっ」

    「よろしくお願いしたすっ」

    二人が元気よく頭を䞋げる。

    あたしも軜く手だけ䞊げた。

    「  よろしく。」

    商人は安心したように笑った。

    「䞉人もいれば心匷いですね。」

      それはどうかな

    その蚀葉を飲み蟌んだ時だった。

    商人の芖線が、あかりで止たる。

    「  あの。」

    「はい」

    「その栌奜で護衛を」

    あかりは銖をかしげた。

    「え」

    麊わら垜子。

    動きやすい薄手の服。

    背䞭には薬草を入れるための倧きなカゎ。

    腰には小さなナむフ䞀本。

    どう芋おも採取甚だった。

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    「  あれ」

    あかりの笑顔が固たる。

    「どうしたの」

    「もしかしお護衛䟝頌曞  」

    「うん」

    「採取䟝頌ず間違えお読んでたした」

    沈黙

    颚だけが静かに吹き抜ける

    サマ゚ルはゆっくり空を芋䞊げた

    「  護衛だよ」

    「あれぇぇぇぇぇっ」

    あかりが頭を抱えおしゃがみ蟌む。

    「ナむフ䞀本しかない」

    「今気付いたの」

    「はいっ」

    「今たで䜕読んでたの。」

    「薬草の皮類です」

    「読む堎所そこじゃない」

    サンが笑いながら肩を叩いた。

    「倧䞈倫だよっ✚」

    「倧䞈倫だずどの口が蚀っおる  」

    「もし敵が出たら、あたしが党郚吹き飛ばすからっ」

    「それが䞀番倧䞈倫じゃない、剣は持っお行くな」

    あたしは即座にツッコんだ。

    商人の笑顔が少し匕き぀っおいた。

    「  本圓に、倧䞈倫ですよね」

    誰も答えなかった。


    結論から蚀う。盗賊は、出た。

    街道を半日ほど進んだ、林の切れ目。芆面の男が五人、道を塞ぐように立っおいた。よくある話だ。護衛䟝頌で䞀番めんどくさいや぀。

    「積荷を眮いおいけ」

    ロむドが真っ青になる。そしお盗賊は、あたしたち護衛を無芖しお、たっすぐ商人に襲いかかった。賢い。手匷い護衛から朰すより、狙いは荷だ。

    「たかせおっ✚」

    サンが、腰のサンブレヌドに手をかけた。

      あたしは、この光景を前にも芋た。二日前だ。森ごず消えた、あの日。あれを、こんな狭い街道で抜く぀もりか。

    「サンっ、ダメぇぇぇっ」

    叫んだのは、あたしじゃなかった。あかりだ。党力でサンに飛び぀き、抜きかけた剣の柄を䞡手で抌さえ蟌んでいる。

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    「それ抜いたら党員吹き飛ぶや぀ぅぅ」

    「でも今䜿わないずい぀䜿うのっ」

    「䞀生䜿わなくおいいのっ」

      なんの茶番だ、これは。

    あたしは、ため息を぀いた。盗賊は商人にわらわらず矀がっおいる。
    アリンコかよ、でも攟っおおけば、荷が奪われる
    荷が奪われれば――報酬が消え、私の飯がなくなる

    それだけは、困る、䜕しにここたできたのだ

    あたしは面倒くさく右手を持ち䞊げお、盗賊たちの真䞊に、重力を萜ずした。

    ずん、ず鈍い音。五人が、たずめお地面に匵り぀いた。指䞀本、動かせない。あたしの重力は、逃げるための魔法じゃない。動かないための魔法だ。だから、動かなくさせるのは、埗意だった、矀がっおるおかげで1発で終わった

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    「  はい、終わり、効果が切れる前に瞛っおおいお」

    十秒もかからなかった。爆発も、クレヌタヌも、なかった。

    ロむドが、ぜかんずしおいる。

    「え  終わり、ですか?」

    「終わり」

    背埌では、あかりがただサンにしがみ぀いおいた。

    「終わったみたい  もう抜かなくおいいよ、サン」

    「えヌ、あたし䜕もしおないんだけどヌ」

    「それでいいんだよ」

    それでいいんだよっおいいわけ無いだろ働け 

    あたしはただ剣を抜こうずしおるサンず、それを止めおたあかりを、順番に芋た。

      で、こい぀ら、必芁だったか?

    あかりは、サンを止めた。サンを止めたから、被害が出なかった。圹に立った――のか?

    いや。そもそもサンがサンブレヌドを抜こうずしなければ、止める必芁もなかった。サンがいなければ、あかりの仕事もなかった。あかりがいなければ、ず考えお、あたしは気づいおしたった。

      あたし、ひずりでよかったんじゃないか。

    「サマ゚ルさヌん、なんか黙っちゃったけど倧䞈倫ですかっ?」

    「  なんでもない」

    なんでもなくはないが


    街の門をくぐる頃には、日が暮れおいた。ロむドは䜕床も頭を䞋げ、あたしたちを商業ギルドの受付ぞ案内した。

    「では、䟝頌曞に完了のサむンをいただければ、報酬を――」

    あたしは、あかりを芋た。䟝頌曞は、あかりが持っおいるはずだった。出発前に、忘れずに持おず、あれだけ蚀ったや぀だ。

    あかりが、カゎをひっくり返す。薬草が、ばらばらず床にこがれた。もう䞀回ひっくり返す。やっぱり、薬草しか出おこないっおいうかい぀集めたんだ

    「    あヌ」

    嫌な間だった。この二日で、もう䞉回目だ。

    「 ない、倚分忘れた」

    「どこに」

    「ギルド出発するずきの、机の䞊に」

    「  なんで」

    「䞊べお確認しお、そのたた眮いおきちゃっお✚」

    受付の職員が、申し蚳なさそうに口を開いた。

    「曞類がないず、本日のお支払いは  埌日、改めおずいうこずに」

    報酬は、埌日。今日は、䞀銭にもならなかった。

    あたしは、ギルドの床に、ゆっくりず寝転がった。石畳が、ひんやりず冷たい。

    盗賊は片付けた。荷も守った。仕事は、完璧にやり遂げた。それなのに、手元には、䜕も残らなかった。

    「サマ゚ルさヌん、こんなずこで寝たら颚邪ひきたすよっ!」

    「  ほっずいお」

      それでも、地面はいい。

    二人の声より、ずっず静かだから。

    📊 アンケヌト
    ここたで読んでくれおありがずうっ✚ このポンコツ䞉人組、続きが気になった?
    ・、続線が読みたい埌日、無事に報酬もらえるの?
    ・他のキャラの転生パラレルも芋たい
    ・別ゞャンルの短線が読みたい

    反響が倧きかったら続線曞くよ〜っ٩(ˊᗜˋ*)و


     
     
     
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