
アイスが好きな息子の動画を撮る夏
息子のアイスを食べる様子を何度も動画に撮ってしまっている。
なんだか、たまらなく可愛らしい。 無言で遠くを見つめながら、ものすごい速さでアイスを頬張り、舐め、かじりつき、ガシガシと食べ進めていく。
冷たさに対する耐性があるのか、「冷たい!」と顔をしかめることもなく、ただひたすらに貪欲に。
とにかく、彼はアイスを欲しがる。 お昼ご飯を食べ始めてすぐに「今日のデザートは何かなぁ? アイスかなぁ?」と探りを入れてくるし、お昼をめちゃくちゃたくさん食べてお腹いっぱいのはずの直後でも「なんだか、おやつにアイス食べたいなぁ」と呟く。 日常の中で、アイスにありつける機会をとにかく虎視眈々と狙っているのだ。
そんな無敵のアイスマンにも、一つだけ弱点がある。 棒付きのアイスを食べる時、最後に棒がむき出しになってくると、残りの塊をうまく頬張れずにポロッと下に落としてしまうのだ。 その瞬間の、あの絶望したような、とても悲しそうな目といったら。
うまく最後まで、落とさずに食べられるようになるといいね、息子よ。
厳しい暑さの中、彼のアイス愛はさらに深まっている気がする。 そして父のスマホのアルバムにも、また一つ、また一つと、息子のアイス動画が増えていく夏なのである。