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赤猫投資部 Weeklyレポート|2026年6月20日──とうとう7万円台に乗ったにゃ。7連騰の一週間にゃ

    プロローグ|上を指していた先物は、本当だったにゃ

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    先週のにゃあは、谷底から登り返した日経平均を眺めながら、「今週末の先物は上を指している」と書いたにゃ。日経平均先物67,440円、SGX先物67,650円——夜間で大きく上を向いていたにゃ。だから「週明けは窓を開けて上から始まるかもしれない」と書いたにゃ。

    その週明けが、今週だったにゃ。

    蓋を開けてみれば、先物が告げていた通り、相場は上から始まったにゃ。それどころか、上から始まって、上のまま週末まで駆け上がったにゃ。月曜の日経平均は69,317円——先週末の66,020円から、3,300円近い大幅高にゃ。+4.99%という、一日で見れば今年屈指の急騰にゃ。

    そして、そこから先が今週の物語にゃ。火曜・水曜と底を固めながらじりじり上げ、木曜にとうとう、終値で初めて7万円台に乗せたにゃ。金曜も値上がりして、71,250円で着地にゃ。週を通して7連騰にゃ。

    先週末の66,020円から、今週末の71,250円まで——週間で+5,230円、+7.9%にゃ。2週ぶりの大幅上昇にゃ。

    3月31日に50,558円の年初来安値を見たあの頃から、たった3ヶ月足らずで7万円台にゃ。相場はにゃあに、心臓に悪い景色ばかり見せるにゃ。今度は、嬉しいほうの心臓に悪い景色にゃ。

    何が相場を押し上げたのか。大きく二つにゃ。ひとつは、米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で合意したことにゃ。もうひとつは、AIラリーの加速にゃ。地政学リスクが引いて、未来への熱がまた灯った——そんな一週間だったにゃ。

    そして週末の先物は、まだ上を指しているにゃ。日経平均先物71,850円(+230)、CME日経72,005円、SGX日経も+180にゃ。先週も今週も、先物は上を向いていたにゃ。来週も、それが本当になるかどうか、静かに確かめるにゃ。


    第1章|日本株

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    今週の日経平均は、先週末の66,020円から71,250円で終えたにゃ。週間騰落は+5,230円、+7.9%にゃ。

    週の動きを追うにゃ。

    6月15日(月)——急伸、最高値更新

    先週末の先物が告げていた通り、高く始まったにゃ。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で合意したと伝わり、先物を絡めた買いが流入したにゃ。約1週間半ぶりに最高値を更新したにゃ。AI・半導体関連のほか、建設株や空運株にも物色が向かったにゃ。終値69,317円——+3,297円、+4.99%の大幅高にゃ。

    6月16日(火)——日銀利上げも想定内

    この日、日銀が金融政策決定会合の結果を発表し、追加利上げと国債買い入れの段階的な減額計画を決めたにゃ。事前の観測報道通りでサプライズ感はなく、発表後はイベント通過による買い安心感が広がったにゃ。一時7万円台に乗せる場面もあったにゃ。終値69,404円——+87円のほぼ横ばいにゃ。

    6月17日(水)——朝安後に切り返し

    前日の米半導体株安の流れを引き継いで安く始まったが、底堅さを発揮してプラス転換で着地したにゃ。この日も一時7万円台に乗せたにゃ。終値69,902円——+497円にゃ。

    6月18日(木)——初の7万円台にゃ

    米国とイランが覚書に正式署名したと伝わり、リスクオンの地合いにゃ。前日のFOMC結果とウォーシュ議長会見を受けた米株安の影響は限られたにゃ。そして終値で、初めて7万円台に乗せたにゃ。終値71,053円——+1,151円にゃ。

    6月19日(金)——7連騰

    朝高後にマイナスへ沈む場面もあったが、リバランスに絡んだ売買で大引けはプラス圏に顔を出したにゃ。米イランの覚書に基づく対面協議が延期されたと伝わり、中東和平期待にやや不透明感も漂ったにゃ。それでも7連騰にゃ。終値71,250円——+196円にゃ。

    日々の動きをまとめるにゃ。

    6/15(月) 69,317円 +3,297円
    6/16(火) 69,404円 +87円
    6/17(水) 69,902円 +497円
    6/18(木) 71,053円 +1,151円
    6/19(金) 71,250円 +196円

    月曜の急騰で勢いをつけ、あとは7連騰で淡々と高値を切り上げた一週間にゃ。先週のような乱高下ではなく、上へ上へと一方向の週だったにゃ。金曜の売買代金は14兆円超——商いも厚く、本物の上げにゃ。

    TOPIXは4,044.96ポイントにゃ。先週末の3,881.96から+163にゃ。6/18には年初来高値4,088.25を更新したにゃ。ただし最終日6/19は▼23.22と反落しており、「週では大きく上げたが、金曜は一服」という形にゃ。日経平均の+7.9%に対しTOPIXは+4.2%——戻りに差があるのは、上げの主役が値がさ・半導体に偏っていたからにゃ。大型株主導の週だったことが、ここに表れているにゃ。

    そして今週、もうひとつ象徴的な数字があったにゃ。キオクシアが10万円の大台を突破したにゃ。終値108,600円、週間で+11,700円にゃ。AIラリーの熱が、いちばん分かりやすく出た銘柄にゃ。

    東証REIT指数は1,774.92ポイント(+7.38)と堅調にゃ。

    日経VIは29.94にゃ。先週末の37.28から大きく低下したにゃ。急落の警戒感が解け、市場が落ち着きを取り戻した形にゃ。ただ、7万円という水準で30近い数字が残っているのは、まだ油断はできないという市場の声でもあるにゃ。

    先物(6/20早朝時点)は、

    日経平均先物71,850円(+230)、
    TOPIX先物4,073.50(+5)、
    CME日経平均先物72,005円、
    SGX日経平均先物71,820円(+180)にゃ。

    先週に続いて、夜間で上を指しているにゃ。週明けも、高値圏から始まりそうにゃ。

    先週は「上を指す先物」が本当になったにゃ。今週も上を指しているにゃ。でも、相場はにゃあに同じ景色を二度約束しないにゃ。素直に受け取りつつ、確かめるにゃ。


    第2章|米国株

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    今週の米国株も上昇したにゃ。下の数字は、6月18日(木)のNY終値と前営業日比にゃ。6月19日(金)は、ジューンティーンス(奴隷解放記念日)で米国市場が休場だったにゃ。

    NYダウ 51,564ポイント +72(6/18終値)
    S&P500 7,500ポイント +80(6/18終値)
    NASDAQ 26,517ポイント +496(6/18終値)
    NASDAQ100 30,406ポイント +735(6/18終値)

    先週末のNYダウ51,202ポイント、S&P500の7,431から、それぞれ上昇したにゃ。とりわけNASDAQ・NASDAQ100の上げが目立つにゃ。AIラリーは日本だけでなく、本家・米国でも続いているにゃ。S&P500は7,500の大台、NASDAQ100は3万の大台に乗せたにゃ。

    ただし週末の米国先物は小幅安にゃ。NYダウ先物▼120、S&P500先物▼14、NASDAQ100先物▼72にゃ。FOMCを通過し、いったん一服のムードにゃ。

    日米の10年債利回り差を確かめるにゃ。米国債10年が4.455%、日本国債10年が2.649%——差は約1.81%にゃ。先週号の「約1.86%」から、わずかに縮まったにゃ。米長期金利が4.481%から4.455%へ低下し、日本が2.620%から2.649%へ上昇したにゃ。日銀利上げを映して、日本側の金利が少し上を向いたにゃ。


    第3章|為替

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    今週のドル円は161.27円にゃ。先週号の160.20円から、約1円の円安にゃ。

    米ドル/円 161.27
    ユーロ/円 184.96
    英ポンド/円 213.41
    豪ドル/円 113.07
    スイスフラン/円 199.83
    ユーロ/米ドル 1.1467

    日銀が利上げしたのに、円は逆に安くなったにゃ。不思議に見えるが、利上げが「想定内」で出尽くしたこと、そして株高でリスクオンの円売りが出たことが効いているにゃ。160円台の膠着を上に抜けて、161円台に乗ったにゃ。

    ユーロ/ドルは1.1467にゃ。先週の1.1565から、ややドル高に戻したにゃ。

    スイスフランは199.83円にゃ。先週の200.92円から下げ、200円を割り込んだにゃ。安全通貨を求める動きは、覚書合意と株高ですっかり薄れたにゃ。リスクオンの週らしい、教科書通りの動きにゃ。


    第4章|コモディティ

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    今週のコモディティは、貴金属が反落したにゃ。数字は、注記のないものは6/20早朝時点の配信値にゃ。

    WTI原油先物(6/19採時) 77.54ドル(先週84.29ドルから下落)
    金現物(XAU/USD、6/20早朝) 4,160ドル(先週4,218ドルから下落)
    金先物/COMEX(6/19採時) 4,172ドル(▼73)
    プラチナ先物/NYMEX 1,668ドル(▼39)
    銀先物/COMEX 64.91ドル(▼1.40)
    銅先物/COMEX 6.33ドル(▼0.04)
    堂島コメ平均 33,760円(先週33,530円から上昇)
    大阪金(限日) 22,270円

    原油は先週の84.29ドルから77.54ドルへ下落したにゃ。中東で覚書合意が伝わったことで、地政学プレミアムが剥がれたにゃ。それでも77ドル台を保っているのは、底堅さの表れにゃ。

    金先物は前日比▼73ドルと反落したにゃ。覚書合意と株高で「安全資産としての金」の出番が減ったにゃ。プラチナ・銀も下げ、金属全般が軟調にゃ。

    ただし面白いのが、円建ての金にゃ。大阪金(限日)は22,270円と、前日比+808円の逆行高にゃ。ドル建ての金は下げたのに、円建ては上がったにゃ。理由は円安にゃ。161円の円安が、円建て価格を押し上げたにゃ。同じ金でも、ドルで見るか円で見るかで景色が逆になる——為替の効きが、いちばん分かりやすく出た例にゃ。

    堂島コメ平均は33,760円にゃ。先週の33,530円から230円上昇にゃ。これは先物価格で、国内のコメ相場に対する市場の見方を映す指標にゃ。食卓まわりの値段が、まだ落ち着いていないことの一つの目安にゃ。


    第5章|債券・金利

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    今週の債券市場は、日銀利上げを映して短中期金利が動いたにゃ。

    日本国債利回り

    2年債 1.409%
    3年債 1.587%
    5年債 1.896%
    10年債 2.649%
    20年債 3.578%
    30年債 3.840%
    40年債 3.749%

    先週号の10年債2.620%から2.649%へ、わずかに上昇したにゃ。

    超長期ゾーンでは、先々週から続いていた「30年債が40年債を上回る逆転」が、今週も残っているにゃ。30年債3.840%に対し40年債3.749%にゃ。生命保険会社などの40年債需要が生む、独特の歪みにゃ。これで4週続けて、この逆転が観測されているにゃ。

    そして無担保コール翌日物は0.977%にゃ。先週号の0.727%から、大きく上がったにゃ。日銀が政策金利を0.75%から1.00%へ引き上げたことが、ここにそのまま表れているにゃ。先週「金利の世界は、すでに来週を見ている」と書いたにゃ。その「来週」が、今週、現実になったにゃ。

    この1.00%という数字、ただの利上げではないにゃ。政策金利1%程度というのは、31年ぶりの水準にゃ。にゃあが生まれるより前の景色が、巡り巡って戻ってきたにゃ。

    中身も確かめておくにゃ。利上げは賛成多数だったにゃ。植田総裁が入院で欠席するなか、8人の政策委員のうち7人が賛成し、4月就任の浅田審議委員だけが現状維持を主張して反対したにゃ。物価面では、原油高を起点に企業間の価格転嫁が速く進んでおり、それが今後、消費者段階の幅広い品目に波及する可能性があると指摘したにゃ。物価が2%目標を超えて上振れるリスクにも触れたにゃ。「上を見ている」会合だったにゃ。

    そして、もうひとつ大事なことを書いておくにゃ。市場では「国債買入減額の停止」と報じられたが、これは即座に止めるという意味ではないにゃ。2027年1〜3月までは毎四半期2,000億円程度ずつ減額を続け、2027年4月以降に月2兆円程度で買入を据え置く、という計画にゃ。つまり「減額の停止」は2027年4月からにゃ。この買入計画には田村委員が反対し、もっと減額を続けるべきだと主張して、その案は否決されたにゃ。利上げに浅田委員、買入に田村委員——上にも下にも、それぞれ違う方向の反対票が出た会合だったにゃ。

    市場の関心は、もう次の利上げペースに移っているにゃ。前回1%だったときの滞空時間は5ヶ月だったにゃ。経緯からみれば次は12月が妥当にも見えるが、物価次第では10月あたりに前倒しもありうる——そんな見方も出ているにゃ。にゃあも、来週金曜の東京都区部CPIから、その気配を探るにゃ。

    米国債利回り

    2年債 4.179%
    5年債 4.232%
    10年債 4.455%
    20年債 4.913%
    30年債 4.900%

    先週号の10年債4.481%から4.455%へ低下したにゃ。FOMCは据え置きで、米金利は落ち着いた動きにゃ。20年債は4.913%と、先週の4.976%からさらに低下し、超長期ゾーンの落ち着きが続いているにゃ。

    独10年債は2.989%、豪10年債は4.828%にゃ。


    第6章|業種の地図で読む——お金はどこに動いたにゃ

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    今週の東証33業種の騰落(6/19)を眺めるにゃ。週を通しては33業種中22業種が上昇した強い相場だったが、最終日の単日では物色がぎゅっと一点に集まったにゃ。

    値上がり上位(6/19)
    1位 非鉄金属 +8.67%
    2位 石油石炭製品 +2.42%
    3位 鉱業 +1.77%
    4位 ガラス土石製品 +0.52%
    5位 電気機器 +0.42%

    値下がり下位(6/19)
    31位 その他金融業 ▼2.36%
    32位 精密機器 ▼2.51%
    33位 銀行業 ▼3.10%

    非鉄金属が+8.67%と、ひとり突出したにゃ。先週も非鉄が1位(+6.26%)だったから、2週連続のトップにゃ。ただ、今週の非鉄は「素材の反発」というより「AIデータセンター需要」にゃ。JX金属など、AI向けの銅や電線に絡む銘柄が買われたにゃ。

    それを象徴したのが電線株にゃ。通期見通しを上方修正したフジクラがストップ高となり、他の電線株にも物色が波及したにゃ。「非鉄」という古い名前の業種が、いちばん新しいAIの熱で買われている——今週いちばん面白い構図にゃ。

    下位には銀行・その他金融・精密機器が並んだにゃ。ここで、にゃあがちょっと引っかかっていたことを書いておくにゃ。最終日に銀行が▼3.10%と最下位に沈んだにゃ。金利が上がる局面で銀行が売られるのは、一見おかしいにゃ。でも、これは謎でも何でもなかったにゃ。週を通して見れば、銀行・その他金融・証券はしっかり買われていたにゃ。日銀利上げ観測を映して、週前半に上げていたにゃ。最終日の▼3.10%は、7連騰のあとの利益確定にゃ。買われたものは、いずれ売られるにゃ。それも、相場のいつものやり方にゃ。

    投資テーマのアクセスランキングも見ておくにゃ。1位・半導体、2位・宇宙開発(前週3位)、3位・半導体製造装置、4位・人工知能、5位・量子コンピューターにゃ。市場の関心は、すっかりAIと半導体と宇宙に向かっているにゃ。先々週にゃあが書いたSpaceXのIPOの熱も、この「宇宙開発」の上昇にちゃんと続いているにゃ。


    第7章|来週の焦点(6/22〜6/26)

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    今週、日銀とFOMCという大型イベントを通過したにゃ。来週は、その余韻を確かめながら、景況感とインフレの数字を点検する一週間にゃ。なお、予想値は6月20日時点のものにゃ。

    6/22(月)——静かな立ち上がり

    大型イベントは少ないにゃ。日本のコンビニ売上高、カナダのCPI(前年比予想+3.0%)、欧州の消費者信頼感あたりにゃ。週末の数字に向けて、市場は様子見で始まりそうにゃ。

    6/23(火)——世界のPMI集中砲火にゃ

    ユーロ圏・フランス・ドイツ・英国・米国の製造業/非製造業PMI(6月)が、一日に集中するにゃ。世界の景況感を一気に確認する日にゃ。米製造業PMIは前回55.1と強く、ここが崩れないかを見たいにゃ。リッチモンド連銀製造業指数(予想8)も出るにゃ。

    6/24(水)——日銀「主な意見」

    日銀の6月会合の「主な意見」が公表されるにゃ。利上げを決めた会合の、議論の中身が見えるにゃ。浅田委員がなぜ反対したのか、田村委員が買入でどんな主張をしたのか——文字で確かめられるにゃ。次の一手を探るヒントにゃ。米国では5月新築住宅販売件数(予想63.7万件)も出るにゃ。

    6/25(木)——米GDPとPCE関連

    米国の1QのGDP第3次推計(前期比年率予想+1.6%)、5月の耐久財受注、PCEデフレーター(前年比予想+4.1%)が出るにゃ。インフレと景気を両にらみする日にゃ。豪州の雇用統計も出るにゃ。

    6/26(金)——東京都区部CPIにゃ

    来週いちばんの注目にゃ。6月の東京都区部CPIにゃ。除生鮮で前年比+1.6%予想(前回+1.3%)、除食料エネで+1.8%予想(前回+1.6%)にゃ。利上げした直後だけに、この数字が次の追加利上げ観測に直結するにゃ。10月か12月か——次の一手の時期を占ううえで、見逃せない数字にゃ。米国はミシガン大学消費者信頼感指数(予想50.0)にゃ。

    今週、市場はすでに「日銀利上げ&覚書合意&AIラリー」という良いシナリオを、かなり織り込んで7万円台に乗せたにゃ。だからこそ来週は、覚書が崩れたり、CPIが想定外に振れたりすれば、反応も大きいかもしれないにゃ。特に覚書の履行と、金曜の東京都区部CPIが、来週の二つの焦点にゃ。


    エピローグ|登って、登って、まだ登るにゃ

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    今週の日経平均は、月曜に69,317円まで一気に飛んで、金曜に71,250円まで登り続けたにゃ。7連騰にゃ。

    先週、にゃあは谷底から登り返す景色を見たにゃ。今週は、その登りがそのまま、頂上を突き抜けて7万円台に届く景色を見たにゃ。一週間で、相場はずいぶん遠くまで来たにゃ。

    先週末の先物は、上を指していたにゃ。実際に週明けは上から始まったにゃ。そして今週末の先物も、また上を指しているにゃ。二週続けて、先物は上を約束しているにゃ。でも、にゃあは知っているにゃ。先週の「正解」が、来週も正解とは限らないにゃ。だから、数字は素直に受け取りつつ、頭の片隅では「振り子は必ず戻る」と覚えておくにゃ。

    年初来安値が3月31日の50,558円、年初来高値が今週6/19のザラ場高値71,952円にゃ。その間を、相場はたった3ヶ月で駆け上がったにゃ。これだけ来れば、どこかで一息つく日も来るにゃ。それがいつかは、にゃあにはわからないにゃ。

    高いところに登っても、谷底に落ちても、にゃあがやることは同じにゃ。「日本がなくては困る会社」を持って、静かに週明けを待つにゃ。

    わからないときは、わからないと書くにゃ。7万円台がこのまま続くのか、ここで一服するのか、今は判断できないにゃ。だから、待つにゃ。

    にゃあのしっぽ|お帰りなさい、と先に言いたいにゃ

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    7万円台にゃ。とうとう、この数字をレポートに書く日が来たにゃ。

    にゃあが投資を始めたのは、中学生の頃にゃ。新聞配達で貯めたお金を、おそるおそる株や投資信託に換えはじめたにゃ。2010年から2011年——あの頃の日経平均は、安いときには8,000円台にゃ。1万円に届くかどうか、という景色だったにゃ。

    そこから、7万円台へ。あの頃のにゃあから見れば、同じ日本の株価とは思えないくらい遠い景色にゃ。相場は、長い時間をかけて、ずいぶん高いところまで登ってきたにゃ。にゃあも、その隣でずっと株を持ち続けてきたにゃ。

    ——でも今週ばかりは、相場の数字より先に、書いておきたいことがあるにゃ。

    先週のこのしっぽで、にゃあは植田総裁の入院のことを書いたにゃ。感染症で入院され、在任中の総裁が会合を欠席するのは新日銀法以降で初めて、と。利上げするのかしないのか、市場はそればかり気にするけれど、政策を決める会議の真ん中にいる人にも、ちゃんと体があるにゃ——そう書いて、一日も早いご快復を、と願ったにゃ。

    その続きが、今週届いたにゃ。

    植田総裁が、6月19日に退院されたにゃ。来週の火曜、23日から出勤され、しばらくは通院しながら公務を続け、7月の会合には出席される見込みだそうにゃ。

    よかったにゃ。本当に、よかったにゃ。

    会合は、総裁を欠いた8人の委員で、政策金利を1%へ引き上げて無事に終えたにゃ。植田総裁に代わった内田副総裁の会見も、理路整然として分かりやすかったと伝わるにゃ。組織というのは、一人が欠けても回るように作られているにゃ。それでも——回ることと、その人が戻ってくることは、別の話にゃ。

    うちの猫さんが体調を崩して、また元気にごはんを待つ姿に戻ったとき、にゃあがどれだけほっとするか。きっと、どこのご家庭でも同じにゃ。総裁の帰りを待っていた人たちも、今ごろ同じ気持ちでいるにゃ。

    相場は7連騰した。7万円に乗った。31年ぶりの1%金利も来た。今週はいろんな数字が動いたにゃ。でも、にゃあが今週いちばん嬉しかったニュースは、たぶんそのどれでもないにゃ。

    お帰りなさい。どうか、無理なさらず。

    家に帰れば、6匹が来るにゃ。ごはんの時間も来るにゃ。相場も、政策も、まずは元気な体があってこそにゃ。先週そう書いたことが、今週、いいかたちで返ってきたにゃ。

    にゃあは今日は、お帰りになった人に教わったにゃ。

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    赤猫投資部 Weekly レポート|2026年6月20日 ※このWeeklyは、にゃあの視点で市場やニュースを眺めた記録です。特定の投資を勧めるものではありません。相場の世界にはいろいろな見方があります。投資判断は、ご自身の判断と責任でお願いいたしますにゃ。

    🖼️ 本記事の画像はAI(画像生成AI)を使用して作成しています。

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