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「ムヌンラむト゚むリアンズ」第話

    茜染

    人物衚

    鷲宮星圊高校生
    竹䞭光宇宙人
    久䜏公晎・むンディゎ
    埳氞雅光の友人
    新川怿光の友人
    鈎谷茉子光の友人
    ダダルダアルタむル星人
    安達晃䞀星圊の担任教垫
    少幎


    本文

    ○星琎高校・教宀朝
    教宀内では生埒達が各々自由に過ごしおいる。教宀の埌ろの垭に竹䞭光
    が座っおおり、その呚囲に埳氞雅ず新川怿ず鈎谷茉子
    が集たっおいる。その近くの垭に鷲宮星圊が座っおいる。
    雅「ホントなんだっお 光っおるりサギがいたから぀いお行ったら、化孊宀にりサギの芪分がいお、芪分ずお話聞いおたら寝ちゃっおお、気づいたら家にいたの」
    怿ず茉子が困った顔をしおいる。
    茉子「  それで、垰るのが遅れたっお」
    雅「そうなの お姉ちゃんずご飯食べにいく玄束だったのに行けなかった」
    茉子「ふヌん  」
    雅「信じおないでしょ」
    怿「ア、ハハ  、私も茉子も、ミダの䞍思議な話はい぀も倢の話だず思っお聞いおるから  」
    雅「え 䜕それ ショック」
    茉子「竹䞭さん、どう思うよ。こんな子」
    光はゆっくりず顔を䞊げお雅を芋る。
    光「  党然聞いおなかった」
    茉子ず怿は呆気にずられたように光を芋る。教宀埌方の扉が開くず、頭に包
    垯を巻いた久䜏公晎が入っおくる。公晎は気たずそうに星圊を芋お
    いる。
    公晎「  鷲宮、おはよ  」
    星圊「おう、おはよう」
    星圊は明るい調子で挚拶を返すが衚情は固く、冷たい県差しで公晎を芋る。

    ○回想ずある星倜
    蟺り䞀䜓には倒壊したマンションや、炎を䞊げる車、抉れた地面など、荒廃
    した景色が広がっおいる。その䞭でボロボロの黒いロヌブを着た少幎
    がトボトボず力無く歩いおいる。少幎はフヌドを深くかぶっおおり顔が芋え
    ない。少幎の呚りには、既に死䜓ずなった者や、泣き叫ぶ子䟛など、凄惚な
    景色が広がっおいる。少幎は、足元に転がっおいた死䜓で躓いお地面に倒れ
    蟌む。少幎はゆっくりず立ち䞊がる。膝は血で滲んでいる。立ち䞊がった少
    幎は頭䞊を芋䞊げる。
    少幎「この日、僕が䜏むこの星から笑顔が消えた」
    少幎の芖線の先には綺麗な満月がある。回想終わり

    ○星琎高校・教宀
    教宀では生埒たちが机に向かっお静かに小テストを解いおいる。黒板の前に
    は安達晃䞀が立っおいる。
    安達「結果次第でテスト範囲教えおやるからなヌ。ほどほどに頑匵れよヌ」
    星圊は小テストを解き終え、机にペンを眮く。
    光「攟課埌船のずこに来お  」
    星圊「えっ」
    星圊が倧きな声で驚くず、生埒たちが䞀斉に星圊の方を芋る。
    安達「なんだぁ鷲宮、だいぶタむムラグがあっおのリアクションじゃねぇの。知っおるか テスト䞭は静かにするもんだ」
    星圊「あぁ  はい  」
    星圊はゆっくりず光の方を芋る。光は机に突っ䌏しおいる。

    ○同・校舎裏倕
    人気のない校舎裏には壊された竹補の垆船が眮いおある。垆船に向かっお、
    肩にバッグをかけた星圊ず光が歩いおいる。
    星圊「急に僕だけに話しかけるのやめおよ竹䞭さん 怒られたじゃん」
    光「あんな驚くず思わなかった  」
    星圊「テレパシヌずるいよ。僕からは竹䞭さんに送れないんだし」
    光「かわいそう  」
    壊れた垆船の前たで来るず二人は、その堎にしゃがみ蟌む。
    星圊「  そういえば、竹䞭さん、昚日の埳氞さんの蚘憶めちゃくちゃにしたでしょ」
    光「䜕で知っおるの  」
    星圊「垭近いからね。聞こえおたよ。あれどうやったの」
    光はバッグからズヌンを取り出す。
    光「  これ、月にいた時、䜜っおもらったの。  奜きに録音しお聞かせるず、その通りの蚘憶を怍え蟌める、っお蚀っおた。地球人はただ、私ずか、魚星人みたいなのがいるの知らないみたいだから  」
    星圊「だからっおあんなめちゃくちゃな蚘憶じゃなくおも  」
    光「  でもみんな気にしおなかった」
    星圊「  たぁ埳氞さんだったからね」
    光はズヌンを星圊に枡そうずする。
    星圊「  ん」
    光「  あげる。私が䜿うず面癜すぎちゃうから  」
    星圊「あぁ  たぁ今埌あんなこずがないのがベストなんだけど」
    星圊は光からズヌンを受け取り、自分のバッグに入れる。
    星圊「  しかし、これどうやっお盎そうか」
    星圊は垆船の方を芋る。
    光「考えおくれおたんだ  」
    星圊「たぁ、昚日あんなこず蚀ったし」
    星圊は垆船のかけらを觊る。
    星圊「でも、そもそもこの玠材がなんなのか  」
    光「  それは、圓おがあるから倧䞈倫」
    星圊「え アテ」
    星圊は光の方を芋る。その時光のバッグがモゟモゟず動いおおり、星圊はそ 
    れを䞍思議そうに芋る。
    星圊「  え、䜕これ」
    星圊は光のバッグに觊れようずするず、䞭から勢いよく兎が出おくる。
    星圊「うわっ」
    星圊は驚いお尻逅を぀く。
    星圊「はっ コナりザをバッグの䞭に入れおるの 䜕で」
    光はそんな星圊を芋る。
    光「フッ、フフフッ、アハハッ」
    光は星圊を芋お満面の笑みで笑う。星圊は顔を真っ赀にしお、照れたように
    笑う。

    ○鷲宮家・前倕
    䜏宅街の䞭、星圊は肩を萜ずしお歩いおいる。家の前に着くず、玄関の鍵を
    あけ、家に入っおいく。

    ○同・リビング倕
    生掻感のない殺颚景な郚屋の䞭で、星圊はゞャケットを脱いでベッドの前に
    移動する。ネクタむを倖すず、星圊はベッドに仰向けに倒れ蟌む。深くため
    息を吐くず、目元を右腕で隠す。

    ○回想・教宀倜
       ―アルタむル星
    ボロボロの教宀の䞭、宇宙人のダダルダがホワむトボヌドの前に立
    っおいる。ダダルダの䜓は党身黄色で、巊目に県垯を぀けおいる。身長は
    ほどで、右腕は金属補の矩手になっおいる。教宀内の電気は消え掛かっ
    おおり、窓ガラスも割れおいる。ホワむトボヌドの䞊には
    “Altair Military Academy”ず曞かれおいる。
    ダダルダ「かぐやを殺せ。月を堕ずすんだ」
    ダダルダはホワむトボヌドの前をゆっくりず歩く。
    ダダルダ「  月の民はじきに、地球人の生莄を求めお地球に降り立぀。奎らは意味も考えず䌝統を重んじる銬鹿共だから、地球には次期かぐや姫候補の嚘を送り蟌むはずだ」
    ダダルダは矩手の指先から煙草を取り出し、火を぀ける。
    ダダルダ「぀たり、お前は地球人ずしお嚘に近づき、生莄ずしお月に朜入するんだ。  わかっおるな」
    ダダルダは煙草を吞っお、煙を吐く。煙の流れる先には、背筋をぎっちりず
    䌞ばし、険しい衚情をした星圊が立っおいる。
    ダダルダ「かぐやず、次期かぐやを殺せ。そうすれば、月は堕ずせる」
    星圊「はい」
    ダダルダ「お前の地球でのコヌドネヌムは、『鷲宮星圊』になる。身に慣らしおおけよ」
    星圊「  はい」
    ダダルダ「  どうした。䞍安か」
    星圊「  少し」
    ダダルダ「  忘れた蚳じゃないだろうな。月の民が、我々に䜕をしたのか。䜕をされたのか。お前ずも、あろう者が」

    ×××
    荒廃した星で、ボロボロのロヌブを着た少幎が月を芋䞊げおいる。颚が吹
    き、フヌドが取れる。幌少期の星圊の顔が顕になる。
    ×××

    星圊「  いえ、忘れるはずがありたせん」
    ダダルダ「蚀うたでも無いこずだが、情なんお物を芜生えさせるなよ。我々の埩讐には己の怒り以倖は䞍芁な感情だ」
    星圊「はい」

    ○星琎高校・校舎裏倜
    壊れた垆船の前で匱っお倒れおいるむンディゎを星圊が瞄で瞛っお
    いる。
    むンディゎ「  鷲宮、お前は知らねえんだ。そこにいるお姫様は怪物だ。お前は、この宇宙のこずを  」
    星圊「  黙っおろ」
    むンディゎ「お前みたいなただの地球人が片足突っ蟌んで平気でいられるような話じゃねえんだぞ  」
    星圊「黙れ」
    星圊は冷たい衚情でむンディゎを芋る。星圊の巊目は赀色に倉色しおお
    り、髪の毛がりネりネず動いおいる。
    むンディゎ「お前   ラクタッ  」
    星圊がむンディゎの銖を思い切り掎み、むンディゎを黙らせる。
    星圊「䜙蚈なこずを蚀うな。䜙蚈な真䌌もするな。  お前は明日からもこれたで通り地球人ずしお過ごせ。お前は僕の監芖䞋にある。お前の生き死には僕が握っおる」
    星圊はむンディゎの銖から手を離す。
    むンディゎ「  っはぁ、はぁ。  たさか“笑わない星”の䜿埒たでいたなんおな。ロクな孊校じゃねぇな  」
    星圊「  わかっおるずは思うけど、奎に手を出すなよ。竹䞭光は、僕のタヌゲットだ」
    むンディゎは唟を飲み蟌む。星圊の目ず髪の毛は元に戻る。
    星圊「頌んだからね 久䜏」

    ×××

    壊れた垆船の前に、兎を抱えた光が立っおいる。その䞀歩埌ろに星圊が立っ
    おいる。
    光「盎せるかな  」
    星圊「  僕も、手䌝うよ」
    光「  えっ」
    光が星圊の方を芋る。
    星圊「いやっ、党然、そんなこずできるかわからないけど、僕も、関わっおるわけだし  」
    光「いいのっ」
    光は驚いたような笑顔で星圊を芋おいる。星圊の耳が赀くなっおいく。
    星圊「あの日、月の民が襲撃しおきた日、僕がいたアルタむル星から、笑顔が消えた」
    回想終わり

    ○元の鷲宮家・リビング倕
    星圊がベッドの䞊で仰向けで寝おいる。目元を右腕で隠し、顔を赀くしお
    いる。
    星圊「どうすればいいんだ   僕はアむツを、竹䞭さんをどうしたいんだ  」


    第話

    #創䜜倧賞2023 #挫画原䜜郚門

     
     
     

    茜染

     
     
    note創䜜倧賞2023 挫画原䜜郚門 入遞 2024 挫画原䜜郚門 䞭間遞考通過 第38回フゞテレビダングシナリオ倧賞 二次審査通過 elmaamy0817@icloud.com

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