
海鮮かき揚げ天ぷらそば【我が干しそば道 精進の1杯目】
【我が干しそば道 精進の1杯目】
●メニュー名:
海鮮かき揚げ天ぷらそば



●解説:
全日本干しそば党 党本部、その栄えある最初の一杯は、
駄そばのアイコン
「かき揚げ天ぷらそば」だ。
立ち食いそばをイメージした際、世の大多数の人々が最も頭に思い浮かべるという一杯なのである。まさに駄蕎麦の看板娘なのだ。
かき揚げ天ぷらそばの誕生は、一般的には江戸時代後期、店舗を構える蕎麦屋ではなく屋台そばで発祥したという。それもかけそばや盛りそばぐらいしか出さない屋台の夜鷹蕎麦(夜蕎麦売り)ではなく、所謂タネものも提供する屋台蕎麦、ワングレード高い形態「風鈴蕎麦」だということだ。
グレードが高いとはいえ、風鈴蕎麦が提供する天ぷらなどのタネものは、屋台蕎麦と同様に伸びた蕎麦に醤油辛い汁をぶっかけただけの、平たく言えば不味い蕎麦を、少しでも旨く食べやすいようにと工夫・発展したものだ。天ぷらや練り物などを加えることで、その油分で口に流し込みやすくするためのものでもある。
その中でもかき揚げ天ぷらとは、基本的には廃棄寸前の屑野菜を適当に小麦粉で絡めて天ぷらにしたもので、その形状から衣が吸う油分も多く、屋台の不味い蕎麦と蕎麦汁に油分タップリのコクを加えることができた。そのせいか当時からトッピングとして人気が高かったようだ。
なにより江戸時代は究極のリサイクル社会だ。このかき揚げ天ぷらもそういった背景が、ようは勿体ない精神、もしくはゴミでもお金にしようとする江戸庶民の余地のない豊かな事業化発想能力が引き金になった結果、誕生したものなのかもしれない。
いずれにせよ人口の一極集中が進み、さらに男ばかりがやたら多く、今の時代のようなファストフード社会であった当時の江戸の生ごみ削減には、大いに貢献したことだろう。
そんな本日のかき揚げは、味の錬金術師「味のちぬや」の「6種の具材海鮮かき揚げ」を利用。エビやカニが実は苦手な私にはちょっと嬉しく、その手の不気味な節足動物は少な目で、かわりにイカや野菜が多いものなのだ。そして電子レンジ加熱で簡単お手軽に、ボリューミーで美味しいかき揚げが味わえる逸品なのである。
さぁそして本日の干しそばの話をしよう、今回はお気に入りの日本伝承食品製「日本伝承蕎麦」を使用している。この干しそばは駄そば風味で私が好きな物のひとつで、8人前で278円と爆安!つまり一食当たり34.75円(税別)!これはビッグ・エーでよく見る茂野製麺製の干しそば3人前98円(一食当たり32.7円)に続いてお得なのだ素晴らしい!
茹で時間はパッケージに「お好みで5分程度」と書かれてはいるが、明らかにこれは日本伝承食品の仕掛けた罠だ。私の長年の研究の結果では5分半から6分がお勧め、惑わされてはいけない(あくまで個人的見解)。それも熱湯に干しそばを入れて再度沸騰してから6分だ、いつもは硬めの茹で加減がこうすることで一層美味しくいただけるのである。
●干しそば:
日本伝承食品「日本伝承蕎麦」

●つゆ:
キッコーマン濃いだし本つゆ
ヤマサしょうゆ
(つゆ50cc しょうゆ10cc 熱湯300cc)

●海鮮かき揚げ:
味のちぬや 海鮮かき揚げ


●長ネギ:
千葉県産

●カットわかめ:
中国産乾燥わかめ
販売 マツキヨPB品
製造 株式会社キョウワ


●七味唐辛子:
エスビー(15振り)

●コメント:
富士そばさん、まったく済まない。貴兄の名物の掻き上げ天ぷらそばが霞んでしまうほどの旨い一杯を、またうっかり点ててしまった。
なにより貴兄の掻き揚げ天ぷらそばと甲乙つけがたいまでに旨いこの海鮮かき揚げそばを、贅沢にも家そばでいただけるという至福よフフフフフ。
●諸注意:
特になし、素晴らしい一杯だ。
●全日本干しそば党 党首より:
干しそばの神様そば神様のお導きにより、この一杯は「名代富士そば」名物のかき揚げ天ぷらそばを軽く凌駕、さらに干しそば故に一般の外食産業でよく使用される保存料など添加物が非常に少ない一杯を点てることができました。しかも光熱費込みで大体100円ちょいでございます。
本当にありがとうございます!
蕎麦神様は偉大なり!
蕎麦神様は偉大なり!
蕎麦神様は偉大なり!
干しそばはいいぞぉ~!
諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!
-------------------------
●追伸:
全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
https://www.instagram.com/sanada_do/
※本稿は、Instagram 2025年3月29日のPOSTより引用・加筆