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肉そば、そして『幻』の木曽路御岳そば(黒ラベル)【我が干しそば道 精進の231杯目】

    【我が干しそば道 精進の231杯目】

    ●メニュー名:
    肉そば(豚ばら肉使用)
    ※幻の木曽路御岳そば「黒ラベル」使用

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    ●ご挨拶:

    やぁ諸君、ご機嫌いかがかな?
    全日本干しそば党 党首の佐奈田堂さなだどうだ。
    一束の干しそばから始まる壮大なマンネリズム劇場、
    我らが全日本干しそば党の党本部 公式noteへようこそ。
    本日も、諸君たちの潜在意識に熱く、深層心理に諄くどく語りかけるマンネリズムでサブリミナルな一杯をお届けしよう。
    ご覧になったあと、きっと君はどんな麺類より干しそばを欲する筈だ。
    それも今日は、世間で人気の「肉そば」だ。
    きっと試してみたくなるのではないか。
    まぁ、なにより折角の「肉」だ、薄い肉じゃ味気ない。
    そこで私が選んだのは、厚みのある焼き肉用の豚ばら肉だ。
    これにじっくり熱を通して焼豚のように柔らかくし、
    さらに先ほど生産終了し「幻」となってしまった
    木曽路御岳そば「黒ラベル」で手繰ったという寸法だ。

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    (木曽路御岳そばは赤いパッケージが一般的ですが、このように黒いバージョンもあるのです)

    どうだちょっと贅沢過ぎて怖くなってきただろう。
    人は一度でも贅沢を味わうと、中々もとの生活水準に戻れないという。
    ・・引き返すのなら今のうちだぞ、なにより君のためだ
    ( ̄▽ ̄)ニヤリッ


    ●解説:

    本日の一杯は「肉そば」だ。
    昨今ちまたで人気の立ち食いそば屋のメニュー「肉そば」を、自分なりの解釈と好みを反映して点ててみた。
    肉はアメリカ産の豚ばら焼肉用を蕎麦汁でじっくり時間をかけて作ったものだ。朝のうちに仕込みを始め、時折火を通しては余熱で休ませることを繰り返し、夜まで味を十分染み込ませたのちに、茹で上がった蕎麦に盛っていただいた。
    そうそう、今回茹でたまごも入っているが、これも朝の仕込時に一緒に用意し、先の豚ばらを煮込んだ汁の中に突っ込んだという、いわば「煮たまご」なのだ。

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    (いつもの関東ブラックな蕎麦汁で豚ばら肉を煮込みます)
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    (関東ブラック汁で良い塩梅に煮込んだ豚ばら肉、実は茹でたまごも突っ込んでます)
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    (フライパンで茹でたまごを作ってます)

    そんな肉そば
    肝心の味については
    全く申し分のないものである。
    自画自賛で申し訳ないが、
    嘘偽りなく非常に美味!

    この一杯は人類の夢と理想の実体化
    まるで旨み成分の最終兵器じゃないか!
    うん、違いない!
    ( ー`дー´)キリッ

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    これなら十分お店で売れる味だ!ラーメン好きな御仁のハートも鷲掴みにできる旨さとコク、ボリューム感ではなかろうか。
    余熱で長い時間火を通した豚ばら肉は、ホロッと口の中でほぐれる美味なもので、そして豚ばら肉から溶け出した脂は関東ブラックな醤油色の汁と相まってボリューミー且つスイート、何よりデリシャスな仕上がりなのだ。
    そこに国内産蕎麦粉と国内産小麦粉使用の5割そばの干しそば「木曽路御岳そばの黒、通称(黒ラベル)」を使用している。
    ようは「間違いない一杯」というわけだ。

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    さぁそして今回の干しそば、幻の干しそば「木曽路御岳そば(黒ラベル)」についてもご説明させていただこう。
    個人的には本日の「肉そば」自体の比類なき旨さもさることながら、この幻の干しそばを使用したことのインパクトが実は大きい。
    干しそばの中では高級品であり、さらにここ数年は流通量も極端に少なくなり大事にストックしていたら、いつの間にか賞味期限を越えてしまったために、やむなく今回、満を持して使用したという塩梅だ。
    この霧しな製の干しそばは、通常店頭などでよく見る「木曽路御岳そば(赤ラベル)」の上位商品、国内産蕎麦粉+国内産小麦粉使用の5割そばだ。
    我々全日本干しそば党内ではパッケージの色から「黒ラベル」というコード名で差別化している。
    参考までに一般的な「赤ラベル」は輸入蕎麦粉+輸入小麦粉使用の蕎麦粉3割そばだ。
    蕎麦粉5割でJAS規格上「高級干しそば」に分類されるこの黒ラベルは、蕎麦粉が多い干しそばにありがちなボソつき感がなく、その太めの蕎麦は弾力があって咬むと程よく切れる。蕎麦の香りももちろん素晴らしい。
    なにより霧しな社の秘伝「乱切り製法」のおかげか、一般的な赤ラベルや同メーカー製「黒蕎麦」と同様に汁を程よくまとい、干しそばとは思えぬほどの豊かな味の体験ができるのだ。
    そして特徴的な外観として、とっても白い蕎麦なのである。
    ちなみに同社の別商品、蕎麦粉5割「黒蕎麦」は、蕎麦粉が多い干しそばに特有のボソ付き感を抑えるためか山芋を混入して食感を良くしているようだが、この木曽路御岳そば黒ラベルは山芋の力に頼ることなく、蕎麦粉と小麦粉だけでこれだけの食感、そして美味しさを実現している。
    いやはや、この匠の技は「霧しな」ならではではないだろうか、他所ではそうそう真似のできないものだ。
    ただしお値段は、蕎麦粉と小麦粉共に国内産の一級品を使用しているので安くはない。安くないどころか徐々に値段は上がり、最近では標準品の木曽路御岳そば赤ラベルの凡そ3倍以上はするのだが‥、
    それでもこれは食べてみる価値が十分にある干しそばである。

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    ●干しそば:

    霧しな 木曽路御岳そば「黒ラベル」×100g使用
    国内産蕎麦粉、国内産小麦粉使用
    蕎麦粉5割のJAS規格では高級干しそばに区分されるもの。
    また木曽路御岳そばには、実はこの「黒ラベル」と、輸入小麦粉、輸入蕎麦粉を使用した蕎麦粉3割の「赤ラベル」が存在する。

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    (通常の木曽路御岳そば(赤ラベル)に比べて、蕎麦が白くモッチリしており、少し太いのです)
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    (木曽路御岳そば 幻の黒ラベルと、よく売られている赤ラベル)


    ●つゆ:
    キッコーマン濃いだし本つゆ
    キッコーマンしょうゆ
    (つゆ50cc しょうゆ10cc 熱湯300cc)

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    ●豚肉:
    アメリカ産 豚ばら肉(焼肉用)
    123.5gほど使用

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    (実は半分使った残りの有効活用なのでした‥)


    ●茹でたまご:
    菜の花エッグ 産直たまご
    宮本大史さんの顔写真があるもの
    販売はコープデリ生活協同組合

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    ●長ネギ:
    千葉県産

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    ●七味唐辛子:
    エスビー(5振り)

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    ●コメント:
    ちなみにこの「黒ラベル」の木曽路御岳そばは高級品故か、少なくとも南関東圏ではまったく流通しておらず、まさに「幻の干しそば」と云われて久しいものだが、それでも今まではAmazonの直営ショップで手に入った。
    しかしながら最近は全く見ることがなくなり流石に不安になって、ホンの先ほど製造会社の「霧しな」社に電突したのだ。
    しかし返ってきた回答はあまりにも残酷なものだった。

    なんと私が愛する「黒ラベル」は
    「終売」したということだ‥。

    ようは量販品「赤ラベル」に対し、最近では全く売れてなかったようで、
    生産終了・終売となったということだ。
    この類稀なる美味しさと揺るぎないスペック‥、だがしかしあまりにも朴訥で生真面目な商品であったが故に、この真の価値がコンシューマーには中々届かなかったのかもしれない。
    残念至極‥。


    ●注意点:
    特になし。素晴らしい一杯だ。


    ●全日本干しそば党 党首より:
    干しそばの神様そば神様!本日は豚骨ラーメンすら怯む最高の肉そばをありがとうございます!それも幻の干しそばで点てられたことも何かのお導きでございましょう!
    これからも何卒よろしくお願いいたします!

    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!

    諸君、
    干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

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    ●追伸:
    全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
    https://www.instagram.com/sanada_do/

    ※本稿は、Instagram 2026年8月11日のPOSTを元に加筆

     
     
     
    ここは私が干しそばで点てた家そばの備忘録。決して町の立喰いそば屋の食レポではない。私は干しそばで点てる駄蕎麦・大衆蕎麦を日々世界に発信する秘密結社「全日本干しそば党」党首である。党は現在、北は北海道から、南は遠く海を越え香港に支部を置く。 諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

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