メインコンテンツへスキップ
見出し画像

たぬきコロッケそば【我が干しそば道 精進の139杯目】

    【我が干しそば道 精進の139杯目】

    ●メニュー名:
    たぬきコロッケそば

    画像

    ●ご挨拶:

    やぁ諸君、ご機嫌いかがかな?
    全日本干しそば党 党首の佐奈田堂さなだどうだ。
    一束の干しそばから始まる偉大なるマンネリズム劇場、
    我らが全日本干しそば党の党本部 公式noteへようこそ。
    本日も、諸君たちの潜在意識に熱く、深層心理に諄くどく語りかけるマンネリズムでサブリミナルな一杯をお届けしよう。
    ご覧になったあと、きっと君はどんな麺類より干しそばを欲する筈だ。
    今日の君は、コロッケと天かすをブッ込んだコクのある一杯が欲しくなるんじゃないかな?
    さらにコロッケをグッチャグチャに砕くように汁に溶かしてポタージュメソッドとし、その汁を啜りたくなるのではないだろうか。
    それも無意識にだ!( ー`дー´)キリッ
    どうだ恐ろしいだろう。

    ・・引き返すのなら今のうちだぞフフフフフ。

    画像

    ●解説:

     本日の一杯は「たぬきコロッケそば」だ。
    ようは、たぬきそばとコロッケそばの奇跡の融合にて生み出される油分たっぷりな一杯なのである。ここはまず最初に、たぬきそばから解説をさせていただく。
    ちなみにたぬきそばとは、決して野生動物の狸の肉塊が入った蕎麦ではない。由来については諸説あるが、最も可能性の高いものは、天かす=種抜き天ぷら=「た」抜き天ぷら=たぬき、・・つまりタネ抜きの転訛であると云われている。
    少々補足をすると、天ぷらの「タネ」を抜いた揚げ物の「タネヌキ」であり、そば屋で「ぬき」を頼むと、天ぷらそばのそば抜き(そばつゆに天ぷらだけが入っている)が出てくるのと同様で、「タネ抜き」を語源に「たぬき」とした説が最も有力な説である。
    その他、名の由来と云われるものは以下である。

    1. きつねそば・きつねうどんに比べてかけ汁の色合いが濃く濃厚な味付けであることに由来するとみる説。

    2. 世田谷区砧(キヌタ)家で始めたキヌタソバがその始まりだという説があり、「きぬた」を逆さに読んだ。

    3. 天かすの印象が腹を膨らませた「たぬき」の様子を連想させることに由来するという説。
      (参照元:Wikipedia)

     さてお次は「たぬきコロッケそば」のもう一つの主役、コロッケを投入した「コロッケそば」についても説明をさせていただこうか。
    コロッケそばの発祥は、小田急沿線で展開する箱根そばが、確か昭和40年代にカレーコロッケにて最初にメニュー化したと伝えられるもので、東京を中心に関東圏に広く、そして深く定着する駄蕎麦ヒエラルキーの頂点に君臨するメニューのひとつである。
    こういう話をすると決まって「いやいやコロッケそばのルーツは銀座の「そば所 銀座よし田」でしょ!」という自称「蕎麦通」の声が必ず上がるが、この際だからはっきり言おう、あれはコロッケじゃない。明治時代にコロッケをイメージして「鶏しんじょ」を突っ込んだ蕎麦だ。そもそも私の愛してやまない駄そば大衆そばではなく高級な老舗の蕎麦である全く恐れ多い!
    第一「そば所 銀座よし田」に失礼じゃないか!
    その他コロッケそばの発祥が大阪だという話も稀に聞くが定かではなく、その大阪圏では今もコロッケそば自体がマイナーだ。

    画像

    さぁそしてここで、以下の漫画も今回ご紹介させていただこう。
    稲葉そーへー氏による漫画「そばギャルとおじさん」だ。これが中々面白く、私は最近密かに注目しているのだが、その中でコロッケそばのユニークな食べ方についてのお話があったのだ。

    画像

    詳しくは漫画を購入して読んでいただきたいが、ようはコロッケそばの食べ方のひとつ、つまり「作法」のひとつに興味が湧いたのだ。
    最初に蕎麦と汁だけを半分ほどいただいたところで、コロッケをスプーンなどで砕いて(潰して?)蕎麦汁に溶かし、ポタージュのようにして食べるというもので、劇中では「ポタージュメソッド」という名で呼ばれていた。しかも主人公たちがコロッケそばを食べているお店が、私がそのむかし散々通った渋谷区道玄坂の名代富士そばじゃないか!
    これはまさに天啓!ぜひ私もやってみねばということで、さっそく我が干しそば道にて再現してみたのである。
    ・・その結果だが、

    画像
    (コロッケそばのポタージュメソッド 本当においしいのですが、見た目が廃棄物なので自主規制させていただきました)

    うん、うまい!!
    コロッケそばのポタージュメソッド
    これは確かにうまい
    旨いぞぉぉぉぉぉ!!
    (*゚∀゚)=3 ハァハァ

    コロッケのジャガイモが汁に溶けて汁自体に甘みが増し、そのうえでコクと深みが増す!さらに今回は私の勝手仕様で天かす追加版だ、その油分がポタージュ化したコロッケそばをブーストUP!

    驚いた!
    これは中々ご馳走クラスな
    味じゃないか!


    だがしかし絵的には生ごみのようなので、念のため映像にモザイクを入れさせていただいた、所謂「自主規制」というやつだ。
    ご興味あったらぜひお手元でお試しいただきたい。

     そして今回使用の干しそばは、私の愛する駄蕎麦感に満ち溢れ、且つ田舎の蕎麦屋の趣が高い茂野製麺製「そば」を使用だ。
    この干しそばは、駄そば大衆そば味の干しそばとしては、信州ほしの製ローソンspec、日本伝承蕎麦と同様に私が好みのものだ。この蕎麦の大きな特徴「懐かしい味」は、寛容性のない今の時代の中で疲れた人々をホッとさせるリラクゼーション効果の高いもの、独特の柔らか食感がそう感じさせるのであろうか。そのせいか、実は冷しよりも今回のような温そばのほうが、よりおいしく感じられる干しそばなのである。
    この蕎麦は、Big-Aなどイオン系列のお店で度々見られる量販店向けの干しそばで、3人前で98円(税別)と爆安価格なところも素晴らしい、まさに茂野製麺は我ら庶民の救世軍、正義の味方No.1企業なのである!


    ●干しそば:

    茂野製麺 そば(一袋98円/3人前)
    ※一人前仕様

    画像


    ●つゆ:

    キッコーマン濃いだし本つゆ
    ヤマサしょうゆ
    (つゆ50cc しょうゆ10cc 熱湯300cc)

    画像


    ●天かす:

    天かす えび味
    製造:製造所固有記号 +KK4
    販売:角家米穀

    画像


    ●コロッケ:

    むかしのコロッケ(電子レンジ対応品) 
    味のちぬや
    (汁に溶けやすいのでポタージュメソッドに最適です)

    画像
    画像


    ●長ネギ:

    埼玉県産

    画像


    ●七味唐辛子:

    エスビー(5振り)

    画像


    ●コメント:
    今回のたぬきコロッケそば、そしてポタージュメソッド化、そのどれもこれもがお世辞にも美しくなかったのだが、だがしかし、味はよいのだ!
    駄蕎麦感MAXな一杯、こういうのも中々楽しいものだ。


    ●詳注意:

    特になし。


    ●全日本干しそば党 党首より:

    干しそばの神様そば神様/天干細蕎麦命様、お陰で本日も、町の立ち食いそば屋さんが尻に帆を掛けて逃げ出すような強烈無慈悲な一杯が点てられました、ありがとうございます。
    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!

    諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

    -------------------------
    ●追伸:
    全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
    https://www.instagram.com/sanada_do/

    ※本稿は、Instagram 2025年11月17日のPOSTより引用・加筆

     
     
    ここは私が干しそばで点てた家そばの備忘録。決して町の立喰いそば屋の食レポではない。私は干しそばで点てる駄蕎麦・大衆蕎麦を日々世界に発信する秘密結社「全日本干しそば党」党首である。党は現在、北は北海道から、南は遠く海を越え香港に支部を置く。 諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

    あなたへのおすすめ