詩「黴びた棺に眠る蛹」藍沢紗夜2024年6月11日 19:02黴びついたバスタブに花を浮かべてここがあたしの極楽浄土なんだって唄うの羽化できなかった蛹みたいにあたしの中では少女が燻っていてだからバスタブを棺桶にして眠りにつこうねひとりっきり朝も夜もなくなったワンルームできれいになれない人生まるごと愛せるようなそういう一欠片があったならそうならよかったって夢みてたそうならよかったって縋ってた溺れた蛹はもう夢を見ない蝶でも蛾でもなんでもいいからせめて空を飛びたかったと最期に一言零れ落ちた#詩#オールカテゴリ部門#創作大賞2024#詩#オールカテゴリ部門#創作大賞2024