
小説?『お似合いって誰が決めた?』 19の空想
第十九話 赤いふうせん
今回のふたつめのお楽しみ
子どもの頃からの憧れ
ふわふわ浮かぶ ふうせん!
帰りの新幹線の時間もある
夜のショーは途中まで…
だから
前もってのお買い物が必須だ
ふわふわ浮かぶ ふうせん
ずーっと欲しかったんだぁ♪
ふわふわ〜って浮かぶ赤いふうせんと
一緒に帰る新幹線の車内を想像しては
私は ニヤニヤしてた
彼に会えなかったのは残念だけど
職場で会うし まぁいっかっ!
とはいえ
『ショーはどの辺から観るの?』
私はここだよと
近くの風景の写真を 彼に送った
彼は
火山のふもとの辺りからみるらしい
以前このショーが好きって言っていたな
彼はディズニーにとても詳しい
きっと見やすい場所から観るんだね
__夜のショーが始まった!
その直後
隣りにいた家族が
ショーに夢中になってる私の
肩をたたいた
『どうしたの?あっふうせん邪魔だった?』
振り返ると
…大きな彼が
小さな姿勢になって立っていた