
東尋坊のおろしもち
私にはいつか行ってみたい場所がある。
東尋坊だ。
今も希○念慮に悩まされてはいるが、
以前はもっと酷く
検索履歴はとても人様には
見せられない状態になっていた。
毎日毎日○ぬ事しか考えられない日々。
誰にも悟られてはならないから
表面上は笑顔で過ごしていた。
「長生きしたいよね〜」なんて
思ってもいない事を言いながら。
失敗したくない。
一発で決めなくては。
その為にはどうすれば良い。
誰も教えてはくれない。
そんな時、たまたま図書館で
東尋坊の「ちょっと待ておじさん」の
存在を知った。
家族にばれない様
こっそり借りて読んでみた。
事情こそ違えど、同じ様に
○を願い
東尋坊に訪れた人達の
体験談が書かれていた。
その本は
どんなポジティブな言葉を書いてある本よりも
私を癒した。
そして「ちょっと待ておじさん」に出会い
おじさんの営む店でおろしもちを食べ、
再び生きる為の手伝いをしてもらい
未来へ向かって歩き出していたのだ。
私は俄然行ってみたくなった。
私は○ぬ事ばかり考えてはいたが
本当の所は救われたかったのだと思う。
私も東尋坊を彷徨っていたら
声をかけてもらえるのだろうか。
おじさんに出会い
おろしもちを食べれば
生きる気力が
湧いて来るのだろうか。
しかし、なんと言えばいい。
まさか本当の理由は言えない。
行くなら家族で行く事になるだろうが、
本当は一人で行きたい。
うちは福井県には縁もゆかりもない。
どうすべきか。
ちょっと待ておじさんと
おろしもちを知ってから数年、
まだ行けてはいない。
ただ、私を取り巻く
状況は変わった。
辛かった実親との同居は解消され、
夫だけには東尋坊に行きたい
本当の理由を話した。
今おじさんがどうされているのか
詳しくはわからない。
でも、
まだ おろしもちのお店はある。
食べに行ってみたい
気持ちは変わらないけれど、
一人では行かせて貰えないだろうな。
Ame