Respect & Peace(尊重と平和)
戦争の歴史を眺めていると、いつも不思議に思う。
どの国にも、自分たちの正義がある。
ある国では「解放」、ある国では「防衛」、ある国では「開拓」。
しかし反対側から見れば、それは侵略や略奪と呼ばれる。
歴史は、立つ場所によって名前が変わる。
だからこそ思う。
国を批判することと、その国に暮らす人を一括りに嫌うことは、本当に同じなのだろうか。
アメリカ人だから、中国人だから、ロシア人だから——。
そうレッテルを貼ってしまうと、結局、自分がされたら嫌なことを誰かにもしてしまう。
日本も同じだ。
政府の判断と、そこに暮らす一人ひとりの思いは、必ずしも一致しない。
世界中どこにいても、家族を大切にしたい人がいる。
友人と笑っていたい人がいる。
ただ平和に暮らしたい人がいる。
国籍は違っても、その根底にある願いは案外同じなのかもしれない。
歴史から学ぶべきは、「誰が悪かったか」を競い合うことではなく、「同じ過ちを繰り返さない方法」を見つけることではないだろうか。
少なくとも自分は、
国ではなく、人を見る。
それだけでいい。