メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bykoba_tora15

選べないまま進んでいる理由

    【管理職葛藤シリーズ#10】

    小さくは選べたのに、大きなことは何も決められていない。

    1日1時間だけ、自分で決めた時間を作った。
    小さいけれど、確かに「選んだ」という感覚があった。
    でもそれと同時に、もっと大きなことは、何も選べていない自分にも気づいた。

    管理職を続けるのか。
    それとも降りるのか。
    そもそも、この会社を離れるのか。

    本当は、どれも一度は考えたことがある。
    でも、どれも選びきれていない。
    なぜか、その手前で止まってしまう。

    なぜ決められないのかを考えてみると、いくつか理由がある気がしている。

    1つ目は、まだ変えられる気がしているからだと思う。

    会社が決めている数字や、絶対優先とされる指標。
    そういった大きな枠組みは、自分では変えられない。

    それでも、ちょっとした工夫ややり方次第で、
    今のこの状況は少しずつ変えられるのではないか、と思っている。

    実際に、1日1時間だけでも余白をつくることはできた。

    もし、こういう小さな積み重ねで余白を作り出せたとしたら、
    見える景色が変わるかもしれない。

    そんな感覚が、どこかにある。

    2つ目は、まだやりきれていないという感覚があること。

    利用者との関わりや、ケアマネージャーとの関係性。
    そして、この事業所で数字をつくること。

    どれも、まだ途中のままのような気がしている。

    この状態で離れることに、どこか納得がいかない。

    3つ目は、選ぶことそのものの重さ。

    一度決めてしまうと、もう元に戻れない気がしている。

    家庭もあるし、家のローンもある。

    管理職を降りるのか、会社を離れるのか。
    その選択が、本当に正しいのかは分からない。

    だからこそ、簡単には決めきれない。

    気づくと、いつもその手前でブレーキがかかってしまう。

    こうして並べてみると、
    自分が選べていない理由は、いくつもある。

    そしてそのどれもが、簡単に切り離せるものではない気がしている。

    そもそも、余白がない状態で、
    こういった選択をすること自体が難しいのかもしれない。

    だから、自分はまだ選べていないのだと思う。

    #管理職
    #働き方
    #余白
    #仕事の悩み
    #キャリア
    #モヤモヤ
    #自分らしく生きる
    #管理職葛藤シリーズ


     
     
    世界一周で「自分で選ぶ生き方」を知った理学療法士が、管理職で選択権を失い、取り戻す過程を記録しています。 訪問看護の舞台裏・管理職の葛藤・余白の作り方・父親としての問い・消えゆく日本文化。 どれも「自分の人生を選び直す」という一本の軸から書いています。

    あなたへのおすすめ