芋出し画像

「これ印刷しずいお」30分の雑甚が30秒に。パ゜コンが苊手な50代の私が、嚘の䞀蚀でAIず出䌚った話

瀟長からLINEが来た。
「これ印刷しずいお」
それだけだった。

開くず、写真が23枚。

䌚議の資料でも、契玄曞でもない。
珟堎で撮ったらしい写真が、撮った順にずらっず䞊んでいる。

ピンボケが3枚。
指が写っおいるのが1枚。
同じ角床の写真が5枚続いおいるずころもあった。

ああ、ず思った。
今日もこの時間垯に来たか。

断らなそうな顔をしおいるらしい

私は50代のサラリヌマンである。
埓業員50人ほどの䌚瀟に、瀟歎だけは長くいる。

䌚議ではあたり発蚀せず、飲み䌚では䌚蚈係になる。
出䞖の話は、もう䜕幎も聞いおいない。

瀟長の「ちょっずこれ」は、なぜか私のずころに来る。
断らなそうな顔をしおいるのだろう。

しかもそれは、決たっお自分の仕事をしおいる途䞭に来る。

「印刷するだけ」のはずなのに

やるこずは単玔だ。
写真を玙に出す。
それだけ。

ただ、先に癜状しおおくず、私はパ゜コンが埗意ではない。

そんな私が圓時やっおいた方法は、こうだった。

  1. LINEに届いた写真を、1枚ず぀䌚瀟のメヌルに送る

  2. パ゜コンでメヌルを開く

  3. 写真を1枚ず぀デスクトップに保存する

  4. Excelに1枚ず぀貌る

  5. 倧きさを揃える

  6. 印刷する

  7. はみ出しおいたら盎す

  8. たた印刷する

写真を自分にメヌルする。
届いた写真をデスクトップに眮く。
それをExcelぞ運ぶ。

今考えるず、デゞタルデヌタなのに、やっおいるこずは宅配䟿の䞭継所みたいだった。

23枚も届けば、普段から敎理されおいない私のデスクトップは写真だらけになる。

でも、本圓に面倒なのはその先だった。

このExcelずいう小生意気な奎が、なかなか蚀うこずを聞いおくれない。

画像のサむズを揃えた぀もりなのに、印刷するず少しはみ出す。
盎す。
たた印刷する。
今床は小さすぎる。
たた盎す。

そんなこずをしおいるず、隣の垭の若い子が私の画面をちらっず芋た。

䜕か蚀いかけた。
そしお、䜕も蚀わずに自分の垭ぞ戻っおいった。

その優しさが、いちばん堪えた。

1回、だいたい30分。
それが週に2回ほどあった。

ちなみに瀟長に、写真を䜕に䜿うのか聞いたこずがある。

「䌚議で回しお芋せるんだよ。玙のほうが、みんな芋るだろ」

それはそう、だず思った。

若い人は「AI」を䜿っおいるらしい

最近、若い人たちは仕事でAIを䜿っおいるらしい。
そういう話は私の耳にも入っおいた。

ChatGPT。
生成AI。
チャッピヌ。

名前だけは聞いたこずがある。
ただ、私には䜕のこずだか、さっぱり分からなかった。

郚䞋に聞けばいいのだろう。
でも50代にもなるず、

「AIっお䜕」

ず若い瀟員に聞くのが、劙に恥ずかしい。

知らないなら聞けばいいだけなのに、倉なプラむドが邪魔をする。

そんなある日の倕食だった。

入瀟2幎目で事務の仕事をしおいる嚘が、味噌汁をすすりながら蚀った。

「今日ね、䌚瀟で郚長がExcelの衚が壊れたっお倧隒ぎしおたの」

「ほう」

「そしたら新入瀟員の鈎朚君が、『こんなのチャッピヌにそのたた聞けばいいですよ』っおやったら、本圓に盎ったの」

私は箞を止めた。

チャッピヌ。
もちろん、よく分かっおいない。

だが50代の芋栄ずいうものは恐ろしい。
勝手に口が動いた。

「ほう。チャッピヌか」

嚘がこちらを芋た。

「お父さん、チャッピヌ知っおるの」

「  もちろんだ」

「ぞえ。䜕するや぀」

「  あれだろ、あの」

「あの」

「  あれだ」

嚘は箞を眮いお、じっず私を芋た。
私は唐揚げを芋぀めた。
味噌汁が静かに冷めおいった。

しばらくしお、私は唐揚げに向かっお蚀った。

「  そのチャッピヌずやら、あずで教えおくれんか」

嚘は少し笑った。

「いいよ。ごはん食べたらね」

今思えば、あれが分岐点だった。

※この蚘事では読みやすくするため、圓時の䌚話の䞀郚を再構成しおいたす。たた䌚瀟や人物が特定される情報は䞀郚がかしおいたす。

癜い入力欄の前で10分固たった

食埌、嚘にChatGPTチャッピヌずはこれのこずらしいの䜿い方を教えおもらった。

画面には、癜い入力欄がある。
ただそれだけ。

ここに䜕を曞けばいいのか。
私は10分ほど、その癜い四角を眺めおいた。

ずりあえず、どうでもいいこずを聞いた。

「明日の倩気は」

地域を聞き返された。
蚀われおみれば、その通りだ。

次に、

「この郚屋は䜕垖くらいかわかるか」

ず聞いた。
写真があれば、おおよその掚枬はできるず蚀われた。
面倒なのでやめた。

最埌に、

「今日の巚人は勝ったか」

ず聞いた。
負けおいた。
聞かなければよかった。

でも、くだらない質問を䜕個かしおいるうちに、少し分かっおきた。

この盞手には、倉な質問をしおも怒られない。
若い瀟員に「そんなこずも知らないんですか」ず思われる心配もない。

そこで、ようやく本題を打った。

フォルダに写真を入れたら、A4甚玙に䜕枚かず぀自動で䞊べお、い぀ものプリンタヌで印刷する仕組みは䜜れる

返事は、
「できたす」
だった。

ただし、䜿っおいるWindowsやプリンタヌによっおやり方が倉わるずいう。

䜜れるのは分かった。
しかし、次の問題が出た。

どう頌めばいいのか分からない。

そこで私は、それもそのたた聞いた。

パ゜コンは苊手です。
プログラミングも分かりたせん。
Windowsのパ゜コンを䜿っおいたす。
どう頌めばいいのか、その頌み方から教えおください。

するずAIは、

AIに頌むための文章そのもの

を䜜っおくれた。

これは私にずっお、かなり倧きかった。
プログラムを曞く必芁どころか、最初は䟝頌文すら自分で考えなくおよかったのである。

3回目で動いた

AIが提案しおきた方法の䞭から、私はWindowsだけで動く方法を遞んだ。
䌚瀟のパ゜コンに、新しい゜フトを入れたくなかった。
普段は、写真をフォルダぞ入れるだけにしたかった。

1回目。
教えられた通りに操䜜するず、芋慣れない画面が開いた。
壊したかず思った。

コヌドずいうものを貌っお実行するず、゚ラヌが出た。
私は䜕が間違っおいるのか分からない。
だから、゚ラヌの文章をそのたたAIに貌った。

するず、
「ここが原因です」
ず修正版が返っおきた。

2回目。
今床は動いた。
ただ、写真が甚玙からはみ出した。

そのこずを䌝えるず、たた盎しおくれた。

そしお3回目。
23枚の写真がプリンタヌから出おきた。
ちゃんず䞊んでいた。

動いた。

私はしばらく玙を眺めおいた。

ずころが、次の問題に気づいた。

最初の仕組みは、A4甹箙1枚に写真を2枚ず぀䞊べる。
23枚なら、玙が12枚出る。
さすがに倚い。

そこで欲が出た。

2枚だけじゃなくお、4枚、8枚、12枚から遞べない

できた。

さらに私は蚀った。

遞ぶのも面倒だから、
「2枚」「4枚」「8枚」「12枚」ずいうフォルダを䜜っお、
写真を入れたフォルダで自動刀断できない

これも、できた。

詊しに「8枚」のフォルダぞ23枚の写真を入れた。
少ししおプリンタヌが動いた。

8枚。
8枚。
7枚。

23枚の写真が、A4甹箙3枚に収たった。

写真をフォルダぞ入れおから、玙が出おくるたで。
30秒もかからなかった。

ちなみに、LINEの写真は、パ゜コン版のLINEアプリから保存しおフォルダぞ入れおいる。
もう自分にメヌルを送る必芁はない。
これも、チャッピヌに教わった。

30分かけおいたこずが、30秒になった。

私はたた、しばらく玙を眺めおいた。

瀟長の反応

翌日、完成した玙を瀟長ぞ枡した。

「お、早いな」

それだけだった。
感謝の蚀葉はなかった。

その次の日。
たたLINEが来た。

「これもお願い」

今床は15枚。

私は写真をフォルダぞ入れた。
それだけだった。

瀟長は、私が䜕をしたのかを知らない。
そのずきは、それでいいず思った。

聞けなかった私が、聞かれる偎になった

しばらくしお、隣の垭の若い子が聞いおきた。

「あの、最近写真の印刷めちゃくちゃ早くないですか。どうやっおるんですか」

私は少しだけ嬉しかった。

぀いこの前たで、
「AIっお䜕」
ず聞くのが恥ずかしかった人間である。

それが、
「どうやっおるんですか」
ず聞かれおいる。

倧したこずではない。
私はプログラマヌになったわけではない。
AIの専門家でもない。

ただ、
分からないこずを、分からないたた聞ける盞手を芋぀けただけだった。

嚘に、あの台詞を蚀っおみた

それから少し経ったある日の倕食。
嚘が仕事の愚痎を蚀った。

「今日たたExcelの衚がおかしくなっおさ。盎すのにすごい時間かかった」

私は味噌汁をすすった。
ゆっくり怀を眮いた。
そしお、なるべく萜ち着いた声で蚀った。

「そんなのチャッピヌに聞けばいいんじゃないか」

嚘が箞を止めた。

「  お父さん、蚀うようになったね」

「たあな」

本圓は少し埗意だった。

終わりに

小さな話だ。
写真を印刷するだけの話だ。

私は今もパ゜コンが埗意ではない。
Excelを開けば、盞倉わらず少しあたふたする。

でも、䞀぀だけ倉わった。

以前は、
「頌たれたこずを、頌たれた通りにこなす」
ずころで終わっおいた。

今は、
「次からもっず楜にできないか」
を考えるようになった。

埗意になる必芁はなかった。
苊手なたたでも、片づける方法はあった。

最近、瀟長のLINEが少し倉わった。

「これ印刷しずいお。助かる」

「助かる」
の3文字が぀くようになった。

ただし、その䞋に写真が42枚぀いおいた。

「助かる」は、前払いだったらしい。

私は笑っお、写真をフォルダぞ入れた。
しばらくしおプリンタヌが動き始めた。

䞊の人の「ちょっずこれ」で䞀日が削られおいる人。
AIを䜿っおみたいけれど、䜕を聞けばいいのか分からない人。

たず䞀床、

「この仕事、もっず楜にできない」

ずAIに聞いおみおほしい。

癜い入力欄の前で固たった10分。
今振り返るず、あの10分が䞀番長かった。

あなたの職堎には、どんな
「ちょっずこれ」
がありたすか

よければコメントで教えおください。

ここから先は、同じ仕組みを自分のパ゜コンで䜿っおみたい人のための実践線です。

私が実際に䌚瀟で䜿い、動䜜を確認したものを、パ゜コンが苊手な人でも始められる圢にたずめたした。

有料郚分には、次の5点を付けおいたす。

  • AIぞ枡す完成プロンプト

  • 完成版の写真印刷自動化システム

  • 初心者向け操䜜マニュアル

  • うたく動かない堎合の察凊法

  • 䜿甚前に確認しおほしい泚意事項

※完成版ZIPは筆者の環境で動䜜を確認したものです。お䜿いのPCでそのたた動かない堎合は、付属の完成プロンプトを䜿っお、ChatGPTデスクトップアプリのCodex機胜で、ご自身のPCに合わせお䜜り盎す圢になりたす。

※筆者が無料プランで完成プロンプトを詊したずころ、1回で完成したしたが、無料で䜿える量のぎりぎりでした。途䞭で倱敗しおやり盎す堎合、無料プランでは足りない可胜性が高いため、ChatGPTの有料プランPlus以䞊をおすすめしたす。2026幎9月時点
これからAIでいろいろ詊しおいくなら、どのみち無料プランでできるこずには限りがありたす。

難しいプログラムを勉匷するための教材ではありたせん。

「写真をフォルダぞ入れたら、自動で印刷される」

私が実際に䜿っおいる仕組みを、できるだけ迷わず再珟するための䞀匏です。

有料郚分では、AIぞの頌み方を本文で、仕組みの䜿い方を付属のマニュアルで説明したす。

賌入者向け付属ファむル5点

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