
[3分エッセイ]何故、AIのチャットを保存するのか?
みなさん、こんばんは。
今日も楽しくAIと壁打ちしていますか。
前回の記事で、AIとのチャットログを保存するために、試行錯誤しながらPythonスクリプトを組んだという少しマニアックなお話をしました。
それを読んで、「そもそも、なんでそこまでしてチャットログを保存するの?」と疑問を持たれた方もいるかもしれません。
今回は、その疑問にお答えします。
この地道なログ保存が最も輝く瞬間、それは「AIとリレー小説を書いている時」です。
リレー小説と言いつつも、人間側はプロットや指示だけを出し、AIが出力した本文だけをつなぎ合わせていくことで、ひとつのストーリーとして成立させる遊び方があります。
ここでチャットログがかなり役に立ちます。
保存した過去の対話を一気に読み返すことで、「この展開の時、自分はAIにどんな指示を出していたのか」を振り返ることができます。
さらに重要なのは、「AIが使いがちだけど、自分の意図にはそぐわない特有の表現」を俯瞰して確認できることです。
ログを眺めていると、「あ、またこの言い回しを使ってるな」というAIの癖が見えてきます。
それに気づけば、「次にAIに出力を頼む時は、この表現をやめさせよう」と、未来のプロンプトの精度を上げていくことができるのです。
種明かしをしますが、実は、今皆さんが読んでいるこのエッセイも、改行場所も含めて95%くらいはAIの出力をそのまま使っています。
過去にはAIに対して「ここで改行を入れて」と細かく体裁の指示をしていましたが、最近は出力されたものを人間が読んで、「ここが足りないから足そう」「この表現は一般的じゃないから別の言葉にしよう」と、少しだけ手を加えて完成させています。
過去にAIに書かせた文章を読み込み、今後AIに出力させる文章をより思い通りにコントロールしていく。
そのチューニング作業に、テキスト化されたチャットログは必要不可欠なのです。
ここまで読むと、「AIを使って記事を書いているなんて、手抜きなんじゃないの?」と思われる方がいるかもしれません。
でも、私は「手抜き」だとは思っていません。
なぜなら、「AIに何を書かせるか」という一番の核となるネタや思いを考えているのは人間であり、AIはユーザーが提示した内容を整えて出力しているだけだからです。
これは人間とAIの「共創」であり、手抜きとは言えないくらいには、頭も時間もかけています。
AIに生成させると、1記事あたり約1200~1400文字くらいに収束させてくれるし、テキトーに渡したネタの羅列でも、ちゃんと自然に読ませる構成に組み替えてくれるのも良いところ。
本当の手抜きとは、テーマだけを投げて自律型AI(AntigravityやClaude Codeなど)に完全自動生成させること……
と、言いたいところですが、その「自動生成で読める記事の体裁を整えるためのプロンプト設計」にも、ちゃんと手間がかかっています(……いまだに、AI出力そのままの超長文をベタッと貼って記事にしている人もいますけど)。
結局のところ、何をもって「手抜き」とするかは、読む人の捉え方次第なのかもしれません。
少なくとも私は、これからもAIと共に考えながら、自分の村を作っていこうと思います。
皆さんは、AIを使って文章を書くことや、AIとの「共創」についてどう思われますか?
もし良ければ、コメントで教えてください。
それでは、次の最適解でお会いしましょう。