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「正解の檻」


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    間違えないように選んで
    失敗しないように動いて
    ちゃんと評価される道を歩いてきた

    正解の檻

    作詞:夜空
    作曲:夜空×Suno AI


    間違えないように
    選び続けてきた

    用意された答えを
    なぞるみたいに

    うまくやれてるって
    言われるたびに

    どこかが少しずつ
    削れていく


    間違いじゃない
    それはわかってる

    でも何も
    残ってない


    正解ばかりで
    埋めたはずなのに

    何一つ
    残ってない

    褒められるほど
    遠くなっていく

    これで何を得た?


    ここまで来たことが
    基準に変わっていく

    限界だったはずが
    普通にされていく

    求められるものが
    増えていくたびに

    戻れない場所まで
    来ていると知る


    期待されるほど
    逃げ場がなくなる

    壊せないまま
    積み上がっていく


    正しくあるほど
    締め付けられていく

    積み上げたものが
    重さに変わる

    求められるまま
    応え続けて

    これが望んだ形か?


    間違えなかった
    その代わりに

    外すことも
    できなくなった


    正解ばかりで
    できたこの場所で

    次を求められ続ける

    ここまで来たことが
    檻に変わる

    何も間違えずに
    ここまで来た

    それで何が残った?


    逃げ場もないまま


    背景
    「正解」を積み上げてきた。

    間違えないように選んで、
    失敗しないように動いて、
    ちゃんと評価される道を歩いてきた。

    気づけば、うまくやれていると言われることも増えた。

    でも、どこかで違和感があった。

    間違っていないはずなのに、
    何かが残っていない。

    正しいことを選び続けるほど、
    自分の輪郭が薄くなっていくような感覚。

    気づけば、
    「次はどうするのか」と求められるようになっていた。

    ここまで来たことが、
    そのまま基準になっていく。

    できたことは当たり前になって、
    できないことは許されなくなる。

    戻る場所はなくて、
    外すこともできなくて、

    ただ、正解を選び続けるしかない。

    それはいつの間にか、
    「正解の檻」みたいなものになっていた。

    もちろん、間違っていたわけじゃない。

    ここまで来るために必要な選択だったとも思う。

    でも、
    そこにずっと居続ける必要があるのかは、
    まだわからない。

    抜けるのか、
    それともこの中で続けるのか。

    まだ答えは出ていない。

    ただひとつわかっているのは、

    何も感じなくなったら、
    たぶん、それが一番怖い。



     
     

    夜空

     
     
    音と言葉と絵で、 見えないものを形にしている。 疑って、選んで、 それでも残るものを探している。

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