リポスト9000超と600、沖縄知事選デマと訂正の拡散差を検証
政治のニュースをSNSで見て、なんとなく心がざわついたこと、ありませんか。私は普段、公認心理師として人の心の動きと向き合っていますが、実は診察室でも「これ、本当なんでしょうか」と偽情報について相談されることが増えています。今回は、投開票を終えたばかりの沖縄県知事選で、実際に何が起きていたのかを整理しました。誰かを断罪するためではありません。次にあなたが似たような情報に出会ったとき、落ち着いて立ち止まれるように。一緒に、その仕組みを覗いてみましょう。
なお、最後に沖縄県知事選のファクトチェックも掲載しましたので、こちらもご覧ください。
選挙戦の裏側で、静かに進んでいたこと
投開票日を迎えるまでの沖縄県知事選では、表舞台の政策論争とは別に、もうひとつの戦いが進んでいました。SNS上での偽情報、誤情報の応酬です。
結果からお伝えすると、古謝玄太氏が423,124票、玉城デニー氏が276,060票を獲得し、その差は147,064票でした。投票率は61.57%です。この結果に至るまでの過程で、少なくとも両陣営に関わる偽情報が、複数の形で確認されています。
私がこの件を知って最初に感じたのは、「単純な作り話」ではないことへの怖さでした。まったくのゼロから捏造された嘘であれば、まだ見抜きやすい。けれど今回確認された手口は、もっと巧妙で、もっと厄介なものだったのです。
見えてきた4つの手口
整理すると、今回の選挙で確認された偽情報には、大きく4つのパターンがありました。まるで、本物の食材に少しだけ毒を混ぜるような手口です。
1つ目は、本物の映像や発言の「文脈」だけを切り取る手法です。玉城氏には実際に「英断だという声もある」と発言した映像が存在します。しかし地元テレビ局が当時の放送を確認すると、これは辺野古移設そのものへの称賛ではなく、基地問題を全国に知らせたことについての発言でした。捏造ではなく、本物の映像に、まったく別の意味を後付けする。これがいちばん見抜きにくいタイプです。
2つ目は、候補者になりすます手法です。投開票の2日前、玉城氏を装った偽メールが出回りました。「沖縄を琉球県に改称する」「投票したお礼に品物を渡す」といった、事実無根の内容が本人の政策に紛れ込ませてありました。陣営は完全に無関係であると否定しています。
3つ目は、生成AIによる偽画像です。古謝氏についても、「国益にかなう沖縄をつくる」と書かれたポスター風の画像が拡散しました。陣営は作成を否定し、日本ファクトチェックセンターの検証では、AI生成画像であることを示す電子透かし「SynthID」が確認されています。つまり今回、偽情報は一方の陣営だけを狙ったものではありませんでした。
4つ目は、実在する出来事に虚偽の因果関係を後付けする手法です。実際にあった事故や事件はそのままに、「候補者が関与した」「行政が指示した」といった未確認の関係だけを付け足すやり方で、これも辺野古沖の事故などをめぐって確認されています。
私がこの4つを並べて感じたのは、「完全な嘘」より「本物に紛れ込んだ一滴の嘘」のほうが、私たちの心にすっと入り込んでしまうという事実です。これは意志の弱さでも、リテラシーの不足でもありません。人の脳がそのように作られているだけなのです。
「東京6割」という数字の、本当の意味
今回、大きく報じられた数字があります。時事通信の分析によれば、玉城氏に関するある虚偽投稿のリポストのうち、所在地を推定できたものの98.8%が沖縄県外で、東京が6割を超えていたというものです。
この数字だけを見ると、「外部勢力が選挙に介入した」と感じてしまうかもしれません。けれど、ここには一つ大切な注意点があります。
この98.8%という数字は、投稿全体を分母にしたものではありません。9000件を超えたリポストのうち、都道府県を推定できたのはわずか1,927件です。つまり全体の2割程度しか、そもそも所在地がわからないのです。しかもこの所在地推定は、GPS情報だけでなく、プロフィール欄などの周辺情報から推測したものだと分析元自身が説明しています。
私はこれを、健康診断の結果に例えたくなります。100人受診して20人しか採血できなかったとき、「異常があった20人の98.8%」を「受診者全体の98.8%」のように語ってしまったら、それは正確な報告とは言えません。数字そのものが嘘なのではなく、数字の"使い方"がすり替わってしまう。ここに、統計を扱ううえでの本当の怖さがあります。
とはいえ、これは「数字に意味がない」という話でもありません。別の分析でも、選挙関連の投稿のおよそ9割が県外発信だったという報道が複数出ています。分析の方法や対象は違っても、「沖縄の外からの発信がかなり多かった」という方向性そのものは、いくつもの調査で共通して見えていました。
デマは9000超、訂正はわずか600
もうひとつ、私の胸に残った数字があります。最初の虚偽投稿は、投稿から1時間で54件、3時間で約1,300件、6時間で約3,600件、24時間で9,000件を超えるリポストを記録しました。一方、その後に出た訂正投稿は、もっとも広まったものでも24時間で600件あまりにとどまっています。
火事に例えるなら、デマは強い風に乗った火の粉のように一気に燃え広がり、訂正はそのあとを追いかけるバケツリレーのようなものです。到達した規模には、一桁以上の差がありました。これは沖縄に限った話ではなく、世界中のファクトチェックが直面している、いちばん根本的な壁でもあります。
「デマが選挙を決めたのか」への、誠実な答え方
ここまで読んで、「じゃあ、このデマが選挙結果を決めたのですか」と聞きたくなる方もいるはずです。私が誠実にお答えするなら、「それは、今の資料からは証明できません」となります。
共同通信の出口調査では、投票先を決める際に最も重視した項目として、「経済の活性化」が49.5%、「基地問題」が20.9%という結果が出ています。経済を重視した人の78.7%が古謝氏に、基地問題を重視した人の72.9%が玉城氏に投票したと回答しました。読売新聞の別の調査でも、景気や教育、県民所得といった生活に近いテーマが上位に並んでいます。
つまり、有権者の判断の土台には、SNSの偽情報とは別の、暮らしに直結する現実的な関心事があったということです。だからといって「偽情報の影響はゼロだった」とも言い切れません。SNSのアルゴリズムは、県外から発信された投稿でも、県内の利用者の画面に表示することがあります。発信された場所と、実際に読まれた場所は、別の問題だからです。
「偽情報は確かに存在し、大規模に拡散した」ということと、「偽情報が選挙結果を決めた」ということは、まったく別の命題です。この二つを混同しないこと。これが、これからの時代を生きる私たちに必要な、いちばん静かで、いちばん大切な態度だと私は思っています。
心理師として伝えたい、3つのこと
長くなりましたが、ここで一度立ち止まって、私からお伝えしたいことを3つに絞ります。
1つ目は、「本物に紛れた嘘」ほど危険だと知っておくこと。完全な作り話より、本物の映像や事実の一部を使った嘘のほうが、はるかに信じやすいのです。
2つ目は、数字を見たら「分母は何か」を一呼吸おいて確認する癖をつけること。98.8%も、9割も、その母数を知らなければ、印象だけが独り歩きしてしまいます。
3つ目は、「拡散した」と「結果を決めた」を、別のこととして扱うこと。この2つを安易に結びつけないことが、冷静な判断への近道です。
弱さでも、知識不足でもありません。誰の心にも、うっかり信じてしまう隙間はあります。それでも、こうして仕組みを知ったあなたは、もう一歩だけ、騙されにくい場所に立っています。次に似たような投稿を目にしたとき、きっと今日のことを思い出せるはずです。あなたには、その一歩を積み重ねていく力が、ちゃんとあります。
ここまで読んでくださったあなたに、心からの感謝を。「おもしろかった」「役に立った」と感じていただけたら、そっとスキを押していただけると、とても励みになります。
#ファクトチェック #フェイクニュース #情報リテラシー #沖縄県知事選 #認知戦
2026年沖縄県知事選 SNS言説ファクトチェック一覧
選挙期間中にSNS等で拡散した言説について、各社・機関の検証結果をまとめたものです。全31件を1件ずつ整理しています。
1. 「辺野古移設を決めた張本人は玉城デニー」「反対運動は自作自演」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 7/26 10時すぎ X
拡散数: 24時間で9千RP超。その後1.5万RP超、222万表示超
手法: 過去映像+実在発言+誤った因果関係
検証・判定: 日本ファクトチェックセンター(JFC)「誤り」。1999年の閣議決定時、玉城氏は国会議員ではなく、後の決定・承認時にも反対していた。
訂正到達数: 最大の訂正投稿でも24時間で600余RP
発信地: 所在地推定可能な1,927RPの98.8%が県外、東京6割超、沖縄1.2%
AI使用: 確認なし
法的対応: 個別対応は確認できず
2. 玉城氏が辺野古移設を「すばらしい英断」と評価した
対象候補: 玉城
確認できた初出: 上記1と同時期
拡散数: 上記投稿と一体
手法: 本物の発言の文脈切り取り
検証・判定: 「英断」は辺野古移設を評価した発言ではないと検証。時事通信・沖縄タイムス/JFCが否定。
訂正到達数: 上記1に含まれる
発信地: 上記1と同様
AI使用: なし
法的対応: 確認できず
出典: Nippon.com
3. 「極左暴力集団が全部玉城氏を支えている」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 8/8 石垣市の支援集会での県議発言
拡散数: 個別拡散数は不明だが、「極左暴力集団」を含む関連投稿は大量発生
手法: 支援関係の一般化
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。主要3党派、玉城選挙母体とも組織的支援を否定。ただし個人単位の支持の有無まで否定したものではない。
訂正到達数: 不明
発信地: 初出発言は石垣市。SNS転載地は不明
AI使用: なし
法的対応: 確認できず
出典: 琉球新報
4. 「警察も極左暴力集団による玉城支援を認めた」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 8/8
拡散数: 上記3と一体
手法: 警察答弁の意味のすり替え
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。県警答弁は「基地反対活動をする者の一部に構成員を確認」というもので、玉城氏の選挙支援については述べていない。
訂正到達数: 不明
発信地: 石垣発言→SNS
AI使用: なし
法的対応: 確認できず
出典: 琉球新報
5. 「国益にかなう沖縄をつくる」古謝氏の"公式ポスター"
対象候補: 古謝
確認できた初出: 8月下旬、遅くとも8/24以前
拡散数: 正確な総数は不明。コピーも拡散
手法: 候補者写真+偽スローガンによる公式風画像
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。陣営は作成・発信を否定。JFCも非公式と判定。
訂正到達数: 投稿者が8/25に謝罪、元投稿は削除。到達数は不明
発信地: 投稿者プロフィールは鹿児島県在住。実際の投稿地点とは限らない
AI使用: あり。SynthIDを検出
法的対応: 個別の刑事対応は確認できず
出典: 琉球新報/日本ファクトチェックセンター
6. 「SNSで猛批判され知事選に影響するから玉城氏が転覆事故調査委を設置した」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 7/13 X
拡散数: 8/28時点で約30万閲覧
手法: 制度主体のすり替え+動機付与
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。設置したのは知事ではなく県議会で、全会一致だった。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: 確認できず
出典: 琉球新報
7. 「事故調査委は知事選後まで調査しない」
対象候補: 玉城/県議会
確認できた初出: 7/13投稿など
拡散数: 上記6と一体
手法: 時系列の切り取り
検証・判定: 琉球新報は不正確と説明。県議会は7/13に設置決定、8/19に初会合・現場視察を実施している。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
8. 「RBCが古謝氏を妨害するため討論会を放送中止」「玉城氏を利する偏向」
対象候補: 古謝・玉城
確認できた初出: 8/26 X
拡散数: 不明
手法: 放送中止に政治的意図を付与
検証・判定: 琉球新報「根拠不明」。下地幹郎氏が立候補を見送り出演者構成が変化したためRBCが中止したもの。討論会自体は後にYouTubeで公開された。
訂正到達数: 不明
発信地: 発信者は神戸市議。投稿時の物理的位置は不明
AI使用: なし
法的対応: 確認できず
出典: 琉球新報
9. 「玉城氏は必死に『米軍基地をなくせ』と叫んでいる」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 8/28 X/Instagram
拡散数: Xで251.7万、合計300万超表示
手法: 政策の過度な一般化
検証・判定: 沖縄タイムス「不正確」。玉城氏は米軍基地の全面撤去を公約にしていない。琉球新報も動画全体を検証。
訂正到達数: 不明
発信地: 個別投稿者の位置は不明
AI使用: 全体をAI生成した証拠はなし
法的対応: 確認できず
10. 「玉城氏が基地に反対する理由は、中国が米軍基地を嫌がっているから」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 8/28
拡散数: 同じ動画で300万超表示
手法: 因果関係の捏造・陰謀論的構成
検証・判定: 琉球新報「偽情報」。歴代県政の基地整理縮小等の理由を中国の意向に置き換えたと判定。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: 全編AIとの確認はなし
法的対応: 確認できず
出典: 琉球新報
11. 「一帯一路に沖縄を差し出そうとした」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 過去発言を2026年の選挙で再利用
拡散数: 上記9・10の動画などで拡散
手法: 実在発言+時代背景・後の発言を欠落させる構成
検証・判定: 琉球新報「ミスリード」。2019年の発言自体は存在するが、当時の政府の対中政策や、後の玉城氏の慎重姿勢が欠落している。
訂正到達数: 不明
発信地: 主にSNS、個別不明
AI使用: AI的イメージ映像を含むが、言説自体は切り取り型
法的対応: なし
出典: 琉球新報
12. 台湾周辺演習について玉城氏は「中国擁護」した
対象候補: 玉城
確認できた初出: 2024年発言を再拡散
拡散数: 不明
手法: 発言後半部分の削除
検証・判定: 琉球新報「ミスリード」。中国の判断との発言の後に、地域を不安定化させないよう慎重に行うべきだと述べていた。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
13. 尖閣を巡る「刺激することは控える」だけを用いて、中国寄りとする投稿
対象候補: 玉城
確認できた初出: 2019年発言を2026年に再利用
拡散数: 不明
手法: 発言の部分抽出
検証・判定: 琉球新報は、玉城氏が当時「我が国の領土、領海」とも述べ、その後問題となった発言を撤回した経緯を併記。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
14. 「デニー県政が続けば観光も経済も中国の顔色をうかがう」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 2026年選挙期
拡散数: 約380万表示
手法: 中国との交流=政治的従属と結び付ける構成
検証・判定: 琉球新報は、福建省との交流自体は事実だが、沖縄では保革を問わず歴代知事が中国との交流を行ってきた背景を指摘。
訂正到達数: 不明
発信地: 記事では主に県外発信の動画群と分析
AI使用: 主要素材は実写
法的対応: なし
出典: 琉球新報
15. 「日本政府・米国から沖縄を取り戻す」=玉城氏の"沖縄独立宣言"
対象候補: 玉城
確認できた初出: 2018年演説を再利用
拡散数: 不明
手法: 演説の文脈切り取り
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。普天間飛行場・空域管理権返還を訴える文脈での発言だった。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
16. 「辺野古転覆事故の高校生乗船に沖縄県・玉城県政が関与/県予算を使用」
対象候補: 玉城・沖縄県
確認できた初出: 事故後~選挙期
拡散数: 複数投稿・動画あり。個別総数は不明
手法: 事故と行政の未確認な因果付け
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。学校第三者委報告等では学校と船長個人のやり取りとされ、県の金銭面を含む関与は確認されていない。
訂正到達数: 不明
発信地: 記事では県外発信動画で目立つと分析
AI使用: なし
法的対応: 確認できず
出典: 琉球新報
17. 「事故遺族への謝罪は一切ない」
対象候補: 玉城支持団体等
確認できた初出: 選挙期
拡散数: 不明
手法: 「直接謝罪未実現」を「謝罪ゼロ」へ一般化
検証・判定: 琉球新報「不正確」。直接謝罪は実現していない一方、共同代表らは会見で繰り返し謝罪している。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
18. 転覆事故関係者が笑い、喫煙しているように見せた画像
対象候補: 基地反対団体
確認できた初出: 選挙期
拡散数: 不明
手法: 画像加工
検証・判定: 琉球新報が「加工がされた偽画像」と確認。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: 加工は確認されたが、生成AIかどうかは不明
法的対応: 確認できず
出典: 琉球新報
19. 「事故について聞かれて玉城氏が笑った」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 6/11の会見映像を選挙期に拡散
拡散数: この要素を含む動画に約390万表示級のものあり
手法: 別の質問で笑った場面を事故の質問につなぐ編集
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。笑ったのは事故とは別のテーマに移った後だった。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
20. 「沖縄メディアは転覆事故を報じていない/船長を隠しているのは都合が悪いから」
対象候補: 沖縄メディア・玉城周辺
確認できた初出: 選挙期
拡散数: 不明
手法: メディアの通常の匿名報道に隠蔽意図を付与
検証・判定: 琉球新報「根拠不明の印象操作」。船長は任意捜査段階で、逮捕・身柄拘束前の匿名報道は通常の対応と説明。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
21. 「辺野古集落には反対派はほとんど/全くいない」
対象候補: 玉城の基地政策に関連
確認できた初出: 8/25 YouTube
拡散数: 30万回超再生
手法: 地域住民の意見を単一化
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。大浦湾周辺には反対住民がおり、住民原告による訴訟も存在する。
訂正到達数: 不明
発信地: 動画発信地は不明
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
22. 「辺野古を巡る裁判は全て終結した」
対象候補: 古謝氏本人の発言
確認できた初出: 8月の討論等
拡散数: SNS・動画への転載あり、総数不明
手法: 係争状況の誤認
検証・判定: 琉球新報「誤情報」。国・県間の訴訟とは別に、住民原告による3件が係争中である。
訂正到達数: ファクトチェック記事による訂正あり、数は不明
発信地: 候補者発言
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
23. 「古謝氏なら手取り2倍」
対象候補: 古謝
確認できた初出: 8/14の政策発表、選挙公報にも記載
拡散数: 公報・選挙活動を通じて拡散。SNS拡散数は不明
手法: 経済指標と可処分所得の混同
検証・判定: 琉球新報「ミスリード」。数値目標は企業所得も含む「1人当たり県民所得」の倍増であり、個人の手取りとは別の概念。古謝氏自身も学生の時給が2倍になるわけではないと説明している。
訂正到達数: 陣営自身が説明した動画あり。到達数は不明
発信地: 候補者・陣営
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
24. 「沖縄の道路標識がボロボロなのは完全に玉城デニーのせい」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 8/16 X
拡散数: 8/21時点で497万表示、3.8万いいね
手法: 写真+行政責任の単純化
検証・判定: 沖縄タイムス「不正確」。道路・標識は国、県、市町村、高速道路会社などが分担して管理している。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: なし
法的対応: なし
25. 「県民党対自民党の構図」
対象候補: 玉城陣営/古謝
確認できた初出: 8/25 SNS、8/27陣営発言
拡散数: 当初投稿が2日で156万表示
手法: 選挙構図の単純化
検証・判定: 沖縄タイムス「不正確」。古謝陣営も「県民党」を掲げており、自民党以外の複数党から推薦を受けていた。
訂正到達数: 投稿者は「県民」を「県民党」に訂正。到達数は不明
発信地: 玉城支持県議・陣営
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 新しい地平へ-新交流地帯
26. 投票用紙の誤交付は「わざと」「不正選挙」
対象候補: 選管/選挙制度
確認できた初出: 9月初旬
拡散数: 総数不明
手法: 実際の事務ミスに故意を付与
検証・判定: 沖縄タイムス「根拠不明」。沖縄市選管は職員のミスと説明している。
訂正到達数: 選管説明・報道あり、数は不明
発信地: 投稿地不明
AI使用: なし
法的対応: 確認できず
出典: Yahoo!リアルタイム検索
27. 「那覇空港は国所有だが管理は県」
対象候補: 玉城氏本人の発言
確認できた初出: 8/30 うるま市集会
拡散数: 動画・SNSへの転載あり、総数不明
手法: 候補者本人の事実誤認
検証・判定: 琉球新報「誤情報」、沖縄タイムス「誤り」。那覇空港は国が設置し、国交省那覇空港事務所が管理している。
訂正到達数: 両紙などが訂正報道。数は不明
発信地: 候補者発言
AI使用: なし
法的対応: なし
出典: 琉球新報
28. 玉城氏本人を装い「沖縄県を琉球県に改称」「投票すればお礼の品」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 9/11 メール
拡散数: 報道関係者などに大量送付。有権者にも送信されたが正確な件数は不明
手法: 候補者なりすまし+本物の政策・住所に虚偽を混入
検証・判定: 陣営は「すべて事実無根のデマ」と声明。実際の公約とは異なる内容だった。
訂正到達数: 陣営声明・NHK/RBC等の報道あり、数は不明
発信地: 国内レンタルサーバー経由だが、送信者・所在地は特定されていない
AI使用: AI使用の証拠なし
法的対応: 発信者情報開示請求、刑事告訴に向けて準備中(陣営側の法的評価・対応であり、司法判断ではない)
出典: 琉球新報
29. 玉城氏に似た人物が基地反対現場で重機・工事車両にひかれる動画
対象候補: 玉城
確認できた初出: 9/6 X
拡散数: 9/10時点で約49万、投票日には50万超表示
手法: 生成AIによる架空映像
検証・判定: NHK・朝日・ANN等が生成AI動画として報道。
訂正到達数: 報道後も一定期間表示され続けた。訂正到達数は不明
発信地: 不明
AI使用: あり。Grok Imagineによる生成との表示あり
法的対応: 個別の法的対応は確認できず
出典: piyolog
30. 北京でカチャーシーを踊る玉城氏=「中国にベッタリ」
対象候補: 玉城
確認できた初出: 2023年の実写映像を2026年7月頃から再拡散
拡散数: 700万回超とNHKが報道
手法: 本物の映像に別の政治的文脈を付与
検証・判定: 元映像は2023年の北京沖縄県人会との交流会。RBCも、現地県人会・県職員らとの会で中国側参加者はいなかったと確認。
訂正到達数: RBC・NHK等が背景説明を報道
発信地: 個別投稿地点は不明
AI使用: なし
法的対応: 玉城氏は事実に反する悪質投稿について法的措置も検討と表明
31. YouTubeで候補者映像に「逮捕確定」などのタイトル
対象候補: NHK報道では候補者名は非特定
確認できた初出: 選挙期間
拡散数: 個別動画数は不明
手法: クリックベイト/根拠不明タイトル
検証・判定: NHKが「誤解を招くタイトル」の例として確認。
訂正到達数: 不明
発信地: 不明
AI使用: 不明
法的対応: 確認できず
出典: d1021の日記
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