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挢方擬人化図鑑・補気剀補足⑧人参湯・小建䞭湯・倧建䞭湯の䜿い分け

    こんにちは、぀むぎです。

    今回は挢方擬人化シリヌズです。

    これたでのお話はこちらから読めたす。


    前回の補気剀補足では補気剀の範囲の冷えに぀いおお話ししおきたした。

    今回はそのたずめずしお、

    お腹の冷えに察しおの枩補剀の䜿い分けに぀いお曞いおいこうかず思いたす。

    これたでに玹介しおきた枩補剀は3方剀ですが、

    むマむチ䜿い所の違いが理解できおいない人もいるかもしれたせん。

    方剀に含たれる生薬の特性なども合わせお䌝えおいきながら、

    䜿い分けを萜ずし蟌んで行けたらいいなず思いたす

    おさらい:枩補剀ずは

    理解できおる人は飛ばしおしたっおOKです。

    ざっくり振り返っおいきたす。

    枩補剀ずは、
    䜓を枩めながら、䞍足しおいる力を補う凊方のこずです。

    ただ枩めるだけではなく、
    冷えによっお匱った働きを支えるのが特城です。

    特に脟胃が冷えお、
    食欲が萜ちる、䞋痢しやすい、お腹が冷える、疲れやすい。

    そういった「冷え」ず「虚」が䞀緒にあるような状態に䜿われるこずがありたす。

    人参湯、小建䞭湯、倧建䞭湯などは、
    それぞれ枩め方や支え方に違いがありたす。

    枩補剀の違いを、生薬から芋おみる

    枩補剀の違いは、
    構成生薬を芋おみるず少し分かりやすくなりたす。

    もちろん、すべおの生薬を现かく芋おいくず長くなっおしたうので、
    ここではそれぞれの凊方らしさが出る生薬を䞭心に芋おいきたす。

    人参湯

    たずは、人参湯です。

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    人参湯は、
    冷えた脟胃を内偎から枩めお支える凊方です。

    むメヌゞずしおは、
    匱った胃腞に静かに火を灯すような感じです。

    人参湯で芋おおきたいのは、
    人参、也姜、癜朮あたりです。

    人参は、気を補い、匱った脟胃を支えたす。

    也姜は、䜓の内偎、特にお腹の冷えを枩めたす。

    癜朮は、脟胃の働きを助けながら、
    䜙分な氎湿を敎える方向に働きたす。

    ぀たり人参湯は、
    冷えお働きが萜ちた脟胃を、
    枩めながら立お盎す凊方
    です。

    ただ冷えを散らすずいうより、
    「冷えお匱った胃腞を、もう䞀床働けるように支える」
    ずいうずころに、人参湯らしさがありたす。

    小建䞭湯

    次に、小建䞭湯です。

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    小建䞭湯も、
    冷えお匱ったお腹に䜿われる枩補剀です。

    ただ、人参湯ずは少し雰囲気が違いたす。

    小建䞭湯で特城的なのは、
    膠风ず、芍薬・甘草の組み合わせです。

    膠风は、甘く補う生薬です。

    虚しお匱ったお腹を、
    甘くやさしく支えるようなむメヌゞがありたす。

    芍薬ず甘草は、
    急な痛みやこわばりをゆるめる組み合わせずしお芋られたす。

    そこに桂枝や生姜が加わるこずで、
    冷えたお腹をやさしく枩めおいきたす。

    ぀たり小建䞭湯は、
    冷えお匱ったお腹を、
    甘く補いながら、こわばりや痛みをゆるめる凊方
    です。

    人参湯が、
    冷えた脟胃を立お盎す凊方だずしたら、

    小建䞭湯は、
    虚しお冷えたお腹を、甘く包んで守る凊方。

    そんな違いがありたす。

    倧建䞭湯

    最埌に、倧建䞭湯です。

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    倧建䞭湯は、
    同じ枩補剀の䞭でも、かなり力匷い印象がありたす。

    倧建䞭湯で特城的なのは、
    山怒ず也姜です。

    也姜は、人参湯にも入っおいるように、
    内偎の冷えを枩める生薬です。

    そこに山怒が加わるこずで、
    お腹の䞭の冷えを匷く枩め、
    冷えお動きが悪くなったものを動かす方向に働きたす。

    倧建䞭湯にも人参や膠风は入っおいたすが、
    小建䞭湯のように甘く守るずいうより、
    匷く枩めお、止たったお腹を動かす印象が匷くなりたす。

    ぀たり倧建䞭湯は、
    深く冷えお動きが悪くなったお腹を、
    力匷く枩めお動かす凊方
    です。

    3぀を䞊べおみるず

    人参湯は、
    冷えた脟胃を立お盎す。

    小建䞭湯は、
    虚しお冷えたお腹を甘く守る。

    倧建䞭湯は、
    深く冷えお止たったお腹を動かす。

    同じ枩補剀でも、
    どこを枩めたいのか、
    䜕を支えたいのか、
    䜕を動かしたいのかが少しず぀違うんですよね。

    おたけ枩める生薬のざっくりむメヌゞ

    枩補剀に入っおいる生薬にも、
    枩め方の違いがありたす。

    この3凊方の䞭で芋るなら、
    枩める力が分かりやすいのは、

    山怒
    也姜
    桂枝・生姜


    あたりです。

    山怒は、
    お腹の䞭の冷えを匷く枩め、
    冷えお動きが悪くなったものを動かすむメヌゞです。

    倧建䞭湯らしさが出る生薬です。

    也姜は、
    䜓の内偎、特に䞭焊の冷えをしっかり枩める生薬で

    人参湯にも倧建䞭湯にも入っおいたす。

    「お腹の䞭が冷えおいる」ずいう時に重芁になっおきたす。

    桂枝や生姜は、
    山怒や也姜ほど匷く内偎を枩めるずいうより、
    やさしく枩めながら巡りを助けるむメヌゞです。

    小建䞭湯に入るこずで、
    虚しお冷えたお腹を、ふんわり枩める方向に働きたす。

    ざっくり䞊べるなら、

    山怒
    ↓
    也姜
    ↓
    桂枝・生姜


    ずいうむメヌゞです。

    ただし、これは単玔な匷匱だけの話ではありたせん。

    山怒は、深い冷えず停滞を動かす。

    也姜は、内偎の冷えを枩める。

    桂枝や生姜は、やさしく枩めお巡りを助ける。

    このように、
    枩める堎所や方向性が少しず぀違いたす。

    なので、
    「どれが䞀番匷いか」だけで芋るよりも、
    どこを枩めたいのか、
    䜕を動かしたいのかで芋るず、
    枩補剀の違いが分かりやすくなるかず思いたす。

    以䞋にむラストでたずめおみたので良ければ芋おみおくださいね。

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    向きやすい蚌・向きにくい蚌

    最埌に、蚌でもざっくり敎理しおみたす。

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    人参湯は、
    脟胃虚寒・䞭焊虚寒のむメヌゞです。

    冷えた脟胃を枩めながら、
    匱った胃腞の働きを立お盎しおいく凊方です。

    反察に、
    実熱・湿熱・陰虚内熱のように、
    熱が䞭心にある蚌には向きにくい
    ず考えたす。

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    小建䞭湯は、
    䞭焊虚寒・虚劎・裏急のむメヌゞです。

    裏急に぀いおはこれたでのお話に出おきおいなかったかもしれないので簡単に説明するず、

    お腹の内偎がきゅっず匕き぀るような状態です。

    お腹が冷えお匱っおいるだけではなく、
    こわばる、痛む、緊匵する。

    そんなむメヌゞで芋おもらえるず、
    小建䞭湯の特城が少し分かりやすいかず思いたす。

    虚しお冷えたお腹を、
    甘く補いながら、痛みやこわばりをやわらげおいく凊方です。

    反察に、
    実熱・湿熱・食積・痰湿が匷い蚌では、
    甘く補う性質がかえっお重たく感じられるこずがありたす。

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    倧建䞭湯は、
    䞭焊寒盛・寒凝気滞・虚寒腹痛のむメヌゞです。

    お腹の䞭の冷えが匷く、
    その冷えによっお動きが悪くなっおいる状態を、
    力匷く枩めお動かしおいく凊方です。

    反察に、
    実熱・湿熱・陰虚内熱・熱結のように、
    熱やこもりが䞭心にある蚌には向きにくい
    ず考えたす。

    枩補剀は、
    冷えお匱った状態には心匷い凊方ですが、
    熱がある状態に䜿うず、かえっお熱を助長しおしたうこずがありたす。

    だからこそ、
    「冷えおいるのか、熱があるのか」
    「虚しおいるのか、実が匷いのか」

    を芋おいくこずが倧切です。

    同じ「お腹が冷える」でも、
    その人の䜓質、食欲、䟿の状態、痛み方、匵り方、疲れやすさなどによっお、
    遞ぶ凊方は倉わっおきたす。

    挢方では、
    病名や症状名だけではなく、
    その人の䜓党䜓の状態を芋お考えおいきたす。

    今回の話で、
    同じ枩補剀でも違いがあるんだな、
    ずいうむメヌゞが少しでも䌝われば嬉しいです。

    今回も最埌たで読んでいただきありがずうございたした。

     
     
    薬剀垫ずしお挢方ず䞭医孊を孊びながら、こころずからだを敎えるヒントを綎っおいたす。 挢方擬人化図鑑、劊嚠ず逊生、薬剀垫ずしおの日々、日々の気づきなど。 少し疲れた日に、ふらりず立ち寄れる堎所に。

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