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アルバム REBEL  THE MODS

    REBEL は、80年代日本ロックの”夜”を封じ込めたような一枚だ。
    尖ったギター、乾いたドラム、うねるベース、吐き捨てるようなヴォーカル。
    だけど単なる不良音楽では終わらない。
    都会の孤独と、若さの焦燥感がじっとり滲んでいる。

    そして、THEMODS自身が設立した《スカーフェイスレーベル》からの第一弾作品でもあるので、とても記憶に残っている。

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    アルバムジャケットを見た瞬間に分かる。
    革ジャン、鋭い目線、緑がかった退廃的な色味。
    まるで深夜の高架下に立たされるような空気感。
    それら全てが当時社会に出たばかりだった私には、とにかく魅力的だった。

    パンクやモッズの影響は濃いが、日本語ロックとして成立しているのがTHE MODSの凄みでもある。

    特に印象的なのは、”反抗”を叫ぶだけではなく、『行き場のない怒り』を鳴らしている点。
    イギリスのパンクが社会への怒号だとしたら、THE MODSは”日本の地方都市から見た東京”のような閉塞感がある。

    森山達也のヴォーカルは、うまさより”体温”で押してくる。
    少ししゃがれた声が、夜のネオンや煙草の煙と異様に合う。
    そこへ苣木寛之の切れ味鋭いギターが絡み、楽曲をただのロックではなく”映画”に変えていく。

    このアルバムは、今の若い世代が聴くと逆に新鮮かもしれない。
    SNSもなく、逃げ場もなく、ただ夢だけはデカかった時代…。
    その不器用な反骨精神が生々しいまま刻まれている。

    派手さはない。
    でも、夜中にひとりで聴くと刺さる。
    『昔のロック』ではなく、”今でも路地裏でなっている音だ。

    80年代ジャパニーズ・ロックの名盤を挙げるなら、THE MODSのこの作品は外せない。

    本当にヤンチャしてた人にも、不良っぽさに憧れてた人にも、本当に孤独だった人にも、同じように響くアルバムだ。

    -------------------収録曲--------------------------

    『01. UNDER THE GUN~市街戦〜』

    ・イントロのドラムを聴いただけでボルテージが上がる。
     そして森山のシャウトからの苣木のギターリフ・・・・鳥肌が立つ。

    「もう歌えないのか 瓦礫のSTREET 子供達が泣き出す UNDER THE GUN」

    まさに今、聴かなきゃいけない曲じゃないかと思う。

    『02. MADE IN U.S.O.』

    ・印象的なギターリフから森山の「you Liar」のセリフで始まる。

    この曲の歌詞は全部が刺さって、一か所切り取るのが難しいのだが・・・。
    やっぱり

    「嘘で固めた MADE IN U.S.O.」

    かな・・・。

    議員たちに聴いてほしい。
     

    03. PRISONER(野獣を野に放て)

    この曲の歌詞の神髄は。

    「打ちのめされ倒れても 逃げ出しはしない
     埃をはらい立ち上がり 指を突き立てろ」

    この一節に、何度も救われました。

    『04. WILD WEST』

    ・この曲はやっぱり

    「男達よ 何処へ行った 誇りを捨て
    俺は独りでも行く
    WILD WEST」

    この部分ではないでしょうか。

    『05. LOOSE GAME』

    ・この曲はTHE MODSの代名詞じゃないかと(勝手に)思ってます。

     「俺は仕方なく やって来たんじゃないぜ
      俺は望んで ここへここへ来たのさ
      このROCKという名の LOOSE GAMEに」

    まさに森山が LIVEの際にTWO PUNKS で叫ぶ「Bye-bye Stardom Hello rock’n’‐roll」・・・である。
     

    『06. いつの日か…Doomsday War』

    ・イントロから漂う緊張感が、「いつの日か それが全て 降りかかる」
     という歌詞に、より重みを与えている。

    『07. YOUNG GUNS』

    ・この曲はやはり冒頭の
    「変わりゆく時と街に 心まで盗まれる」
    ではないだろうか

    この一行に世界観が全部出ている気がする。

    『08. MEDICINE PUNK』

    ・ベースの北里晃一リードヴォーカルの一曲

    鋭いギター、うねるベース、タイトなドラム
    まさに・・・「極上アスピリン」!!


    『09. JET BOY BOP』

    ・とにかく勢いが凄い。
     イントロからアクセル全開。
     
     個人的にはベースラインがお気に入りである。


    『10. BOOGIE BOMB』

    ・ギター苣木寛之リードヴォーカルの一曲
     とにかくここを聴いてもらいたい。

    「高まるカウントダウンで ドラムはダイナマイト
    ムスタング・ベースは ミサイル
    ギターはトミーガン
    好戦的な シンガー
    吠える YOU KICK MY ASS」

    もうTHE MODSそのものではないだろうか

    『11. GANG IN BLUE』

    ・この曲を聴くと、終電後の路地裏やコンビニの駐車場を思い出す。
     派手じゃないけど夜更けに聴くと異様に染みる曲である。


    ・・・・・・・・・・・・・以上!!

    自分勝手なレビューなので、皆さんそれぞれ違うと思う部分があると思いますが・・・・。

    暖かく見守っていただけると幸いです。。。



     
     

    OPA

     
     
    金髪リーゼントとROCKをこよなく愛する暇人です。 音楽・漫画・レトロ・サブカル等をゆる~く深堀りしながら、自分の好きなものを発信していきたいと思います。 基本は思ったことをそのまま書くスタイル。 好きを基本に、短篇や日記なども配信していきたいと思います。

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