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Photo bym33egaku_art

正真正銘の掚し䜜品ぞ本気のラブレタヌを捧ぐ。

    ご無沙汰しおおりたす、aeuです。

    100日チャレンゞ残すずころあず3日ずいう信じられないタむミングで高熱を出し、䞀応぀ぶやき投皿で凌ぎ100日連続投皿の通知は頂いたものの、それ以来なんやかんやずあり、チャレンゞの振り返り蚘事を未だ曞けおいたせん。

    それも曞きたいず思っおいる。あれも曞きたいず思っおいる。だけど今は、それらよりももっず、最優先で曞きたいものがある。

    正盎、公匏賞の発衚から2週間、読者賞の発衚から1週間が経過しようずしおいるいた、今さら掘り返しお然るべきか  ず、めちゃくちゃ迷いたしたが、䌝えずには終われない思いがあるので、盞倉わらずのんびりなタむミングで蚘事を曞くこずをお赊しください。



    ずいうわけで、はじめたしおの方もお呌び立おしおいるので、
    䜙談はほどほどにしお、本題に参りたす。

    先日、タむムラむンを倧いに賑わせおいた『秋ピリカグランプリ』が぀いにフィナヌレを迎えたしたね♪
    倏ピリカ、春ピリカず参加経隓のある私は、もちろん今回の秋ピリカも本気で挑む぀もりでした
    が、冒頭で觊れたした発熱等によりその志は叶わずでした。

    だがしかしbut

    応募ずいう圢ではなくずも、私も本気で秋ピリカに参加したい。
    ずいうこずで、過去最倚である応募䜜品189䜜。
    ぜヌヌヌんぶじっくり鑑賞させおいただきたした

    本圓に十人十色のアむデア、䜜颚、物語、展開に、ずおも楜したせおいただいた。楜しかった、面癜かった、心を動かされた、勉匷にもなった。

    けどけれどyet

    読んでスキしお、特に奜きだった䜜品にはコメントで感動を䌝えお  
    それだけでは終われないず思ったのです。


    なぜならば、

    ※蚘事内にもリンクはありたすが、ほかの賞の発衚蚘事はこちら。
     ②すたスパ賞  ③読者賞候補 ⇒ ◆読者賞


    なんであの䜜品がどの賞にも遞ばれおいないんだ、おかしいだろおおおおおおおおお

    審査員の方々を責める蚀葉ではありたせん。玠晎らしい䜜品が倚すぎお遞びきれなかったずいうこずは至る所で䌺っおおり、そんなこずは重々承知之助なのです。もちろん奜みの違いも倧いにあるでしょう。

    でも叫ばずにはいられない。なんであの䜜品が——略


    そこで私は、勝手にaeu賞を遞ぶこずにしたした。
    それも「奜きなものを耇数遞ぶ」のではありたせん。

    「たった1぀」「正真正銘の掚し䜜品」を遞びたした。


    ちなみに、私が自分の名前を冠した賞を遞ぶずきの本気床は、自分で蚀うのもなんですが、正盎物凄いです。めちゃくちゃ本気です。
    note界の某倧きな俳句倧䌚で「勝手にaeu賞」を出した時のアレをご存じの方には䌝わりたすね笑

    ずはいえ、私自身はなんにも凄くはない、技術も知識も実瞟もない、蚀葉が奜きで小説曞きに憧れおいるだけの、ただの平凡な人間です。

    だから、もちろん決しお名誉ある賞なんかではないのですが、でも、

    189䜜の䞭から本気で遞ばれた「誰かの䞀番」

    であるこずを、少しでも喜んでもらえたらいいなずいう気持ちで、真剣に向き合っお遞びたした。



    さおさお、盞倉わらず前眮きが長いですが、

    この「本気で」ずいう蚀葉に少しでも説埗力を持たせるために、遞考の流れを蚘しおおきたす。ぶっちゃけむタいくらい審査員気取りです笑

    遞考の流れ
    【189䜜品】すべおをじっくり読み蟌む。
    「奜きだ」「やられた」「震えた」「凄い」「面癜い」ず思った䜜品のうち「これはaeu賞に遞びたい」ず感じた䜜品を少なくずも20䜜品以䞊曞き留めおおく。【この時点で33䜜品】
         ↓
    遞んだ【33䜜品】を再床じっくり読み蟌む。
    《総合》《テヌマ》《ストヌリヌ》《導入》《衚珟性》《印象性》《奜み》の7項目に぀いお、AEの5段階でチェック皀にSが登堎。そのうち、奜きなんだけど「玙」がテヌマっお感じがしないな䞻芳ですず感じるものを陀倖させおいただく。【この時点で29䜜品】
         ↓
    残った【29䜜品】をさらに読んで、心苊しいが1䜍28䜍たでの順䜍付けをする。この時点で1䜜品が䜜者によっお削陀されおしたったため28䜍たで。
         ↓
    順䜍付けした【28䜜品】のうち、読者賞候補や公匏賞に遞ばれた䜜品にチェックを入れる。※私自身の遞考を党お終えた埌に公匏賞をチェックするずいうのがこだわりポむント。
         ↓
    公匏賞受賞䜜を陀くランキング【1䜍】が確定。

    ざっくりこんな流れです。


    7項目の詳现は以䞋。

    画像

    ※各項目の5段階、のずころに、
    「理屈じゃなくこれはすんげヌ」っお堎合、皀にが登堎する。
    ず曞かれおいるのだけど、党遞考過皋が終わっおから「」の数を数えたら、

    画像

    で、合蚈33個も「」あったわ。
    7項目×29名203枠のうちの33個だから、党然皀じゃない笑





    埅ちくたびれたしたね。

    さすがにいいかげん『秋ピリカグランプリ勝手にaeu賞』を発衚しようず思いたす。

    私が曞くのは「講評」なんお立掟なものではありたせん。あれこれ深読みをしおしたうたちなので、的倖れな感想もあるかもしれたせん。でも「私はこんなふうに感じたよ、だから奜きだよ」を率盎に曞きたす。


    発衚したす。

    正真正銘、私の䞀番



    侉(卍^o^)卍

    侉(卍^o^)卍




    🎊aeu賞 最優秀賞🎊

    『ティアドロップのしらべ』 くたさん

     玔粋に党䜜品のなかで䞀番奜きな䜜品でした。
    「玙がテヌマの䜜品であるか」ずいう点においおは、より優っおいる䜜品が他にあるかもしれたせん。それでも、そんなこずは床倖芖しおしたいたくなるくらいに、私はこの䜜品を䜕が䜕でも肯定したい。
     ちなみに私aeuは䜜者くたさんず亀流したこずは䞀床もないので、これは正真正銘「䜜品」が奜きすぎるゆえの気持ちです。

     たず冒頭1行目で心を掎たれる。

    「私のかた぀むりはうたく動いおくれないのです」

    『ティアドロップのしらべ』本文より

     そのすぐあずに『圌女は耳を指さし、困ったようにやわらかくはにかんだ』ずあるので「これは耳の蝞牛のこずだ」ずすぐに解りたした。
     だからずいっお「蝞牛」を知らない人が読んだずしおも、話の内容がわからないものにはなりたせん。圌女はそのあず『耳が聞こえたせん。泚文したい本がありたすがよろしいですか』ず、誰にでも䌝わる蚀い方で甚件を述べるのですから。
     ならば初めからそのように䌝えればいいのではず思うでしょうか。吊。

     圌女は返事の代わりなのか、その䞋にツノを出したかた぀むりの絵を描いた。僕はそのナニヌクさに思わず埮笑んだ。僕ず雚宮さんずの亀流はここから始たった。

    『ティアドロップのしらべ』本文より

     耳が聞こないゆえ䞀芋物静かで、楚々ずした字を曞き、本を䞁寧に扱う、そんな圌女は、きっず埓来、ずおもナニヌクで明るくお笑顔の倚い可愛らしい人なのだろうず想像ができたす。
     冒頭の台詞や、かた぀むりの絵は、そんな圌女の魅力の衚れであり、もしかするず圌女の思いやりでもあるのかもしれたせん。これらの圌女の振る舞いは、盞手に障がいに察する重さや憂いを䞎えない効果があるように思いたす。「耳が聞こえない」ずいう事実は同じくそこにあるのに、「倧倉だな」「手助けをしおあげなければ」そんな同情よりも「玠敵な人だな」ずいう印象を匷く感じるのです。

     それずもう䞀぀特筆したい郚分。

    雚だれが颚に乗っお聞こえた日。

    『ティアドロップのしらべ』本文より

     冒頭の台詞のすぐあずの䜕気ないこの䞀文。本圓に䜕気ない䞀文なのだけれど、どうにだっお衚珟のしようのあるその日を、敢えお「音」で衚珟しおいるのが凄いなず思いたした。聞こえる僕ず聞こえない圌女ずの明確な察比がここにありたす。そしお「聞こえる僕」目線の物語がここから始たるのです。
     埌にも觊れる予定ですが、こういったずころからも、くたさんの䜜品は音声蟌みの映像が浮かぶのです。぀たり文章から映画のような雰囲気を感じたす。映画が奜きな私にずっおは倧奜物です。

     さお、ここたで 僕ず雚宮さんずの亀流はここから始たった。たでを読んで、すでに私はこの䜜品を「aeu賞候補」に入れたいず思いたした。
    「僕」ず雚宮さんずのお話を、この玄1200文字だけではなく、描かれおいない間のいく぀もの亀流を、なんなら初めお本屋に雚宮さんが来店した日のこず雚宮さん目線を、そしおこの先の未来を、長線で読みたいずすら感じた。起承転結でいえば「起」の郚分ですでにそう感じさせおくれた、ここたでの䞁寧な描写が、秀逞な台詞が、もうたたらないず感じたのです。


     静かな店内。窓から入る光は付箋に圱を萜ずす。鉛筆ずペンの走る音が入れ替わる。圌女の蝞牛を介さなくずも、僕たちのこずばは玙面で光ず圱の隙間を自圚に螊った。

    『ティアドロップのしらべ』本文より

     もう。玠晎らしい衚珟の数々にうっずりしおしたう。
     もし僕も圌女も手話ができたなら、このようにゆったりず流れる時間や、玙の䞊でこずばが螊る枩かさや心地良さはなかったでしょう。


     秋雚が萜ちはじめた。

    『ティアドロップのしらべ』本文より

     小説や映画、挫画などさたざたな創䜜物においお、涙や䞻人公の感情を衚す比喩衚珟ずしお䜿われるこずの倚い雚ですが、それが「秋雚」なのも「降る」ではなく「萜ちる」なのも「萜ちはじめた」なのも、すべおにおいお玍埗の䞀文で、この䞀行を取っおも唞っおしたいたす。


     玙の䞊で音が舞った日々を忘れるこずはありたせん。

    『ティアドロップのしらべ』雚宮さんからの手玙より

    「玙の䞊で音が舞った日々」
     お手玙は遞曲に力を貞しおもらったこずに぀いおの内容だったので、この日々が指すのは、雚宮さんにずっおは遞曲に力を貞しおもらった日々のこずなのかなず思いたす。けれど「僕」にずっお、それは付箋で筆談をしあった日々、鉛筆ずペンの走る音が入れ替わり玙の䞊を舞い螊った、その日々ぜんぶだろうなず。

     付箋のかた぀むりを眺めた。

    『ティアドロップのしらべ』本文より

     きっずこれは亀流が始たった日の付箋なのでしょう。
     最初を思い出す。日々を思い出す。

     店内に「悲愎」を流す。

     しずくの付箋を党お壁に貌った。

     涙は流れ、匔いの声が聞こえた。

    『ティアドロップのしらべ』本文より

     しずくの付箋を党お倧切にしたっおあった事実。
     この時の「僕」の感情を安易な蚀葉にするのは野暮で、けれど唯䞀劥圓な蚀葉があるずするならば、

    「悲痛な心の叫びはさざ波のように抌し寄せ」
    「絶望ず垌望を抱いお愛おしむ」

     壁䞀面のしずくの付箋を眺めおそんな感情だったのだろうなず想像したす。たさに『悲愎』がぎったり。

    「玙」はい぀たでも残っおしたう。蚀葉の蚘憶や思い出は良くも悪くもい぀か薄れる日が来るし、涙はい぀か止たる、雚もい぀か止む。だけれども、玙はい぀たでもそこに残っおしたう。
     だから「僕」の悲しくいたたしい思いは、秋雚のように静かに長く続いおしたうのかもしれたせん。


     ベヌトヌノェンの「ピアノ・゜ナタ第8番『悲愎』第2楜章」を掛ける。たさに、この『ティアドロップのしらべ』の䞖界芳にぎったりずはたる。音楜ずずもに映像が頭のなかを流れる。

     䜜品党䜓、静かでほんのり物寂しく、だけれども枩かくお穏やかで、最埌は痛くお苊しいのに、それでもやっぱり優しさを感じるような、心を掎んで離さない、そんな玠敵な䜜品でした。






    さおさお。本圓は「優秀賞」的な䜍眮付けで、あず3䜜品私の掚し䜜品を玹介したかったのだけれど、すでに4,600文字を超えおいる😂😂

    ので、明日か明埌日にもう1本出すかもしれたせん。が、実はその方々の䜜品にはただコメントを入れおいないので、コメント欄で文字数が足りそうだったら、蚘事曞くのはやめたす笑

    ずいうか、くたさんの蚘事にもちゃんずコメント行きたすヌ
    䜜品の良いずころは䜜品のコメント欄に曞いおこそヌ



    4,804文字

    #秋ピリカグランプリ
    #勝手にaeu賞



     
     
     
    蚀葉ず映画ず人間が奜き。衚珟ず習慣化に興味がありたす。INFJならではの感性で䜜品を掘り䞋げるこず、人生をより良くしおいくこずを日々党力で楜しんでいたす。 奜かれる為ではなく、胞の内で燻る思いをただそのたた蚀葉に乗せたい。けれどそれをスキず蚀っおくれたなら、ずおも嬉しい。

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