
経済的自由のその後の『人生実験』|20代で資産1億円を超えてから。
気づけば、20代で資産が1億円を超えていました。
会社員を辞めて独立し、好きなことを仕事にする。小さな会社をつくり、ブログやメディアを運営し、本を出版する。海外を移動しながら働き、そこで得たお金を投資に回す。
そんなことを繰り返しているうちに、ある種の「経済的自由」な生活を手に入れました。
会社に行く必要もない。住む場所もある程度自由に選べる。無理に仕事を増やす必要もない。
昔の僕が理想としていた生活は、ほとんど実現できたように思います。
ところが、実際にこの生活をしてみると、思っていたほど満たされていない自分がいました。
むしろ、ある程度「自由になったあと、何をして生きるのか」という、これまでになかった感覚が生まれたのです。
だから今は、自分自身の生活を実験台にしながら、その答えを探しています。
経済的自由を手に入れた、その後をどう生きるか。僕はそれを「人生実験」として記録しています。
■ 20代は自由を手に入れるために動いてきた
20代の頃は、とにかく「自由になりたい」と思っていました。
会社に行かなくていい。住む場所を自分で選べる。好きなことを仕事にできる。お金のためだけに働かなくていい。
そんな状態をつくるために、動いてきました。
新卒で入った銀行を2年で辞め、フリーランスになり、そのまま自分の会社をつくってビジネスを展開してきました。
会社に雇われるより、自分で会社をつくって自由に働くほうが性に合っていたのだと思います。
・24時間365日好きなことに時間が使える
・年12回程度、毎月海外へ行く
・世界40カ国を移動する生活
・海がキレイな島に移住
・気になる国に数ヶ月滞在して短期移住
・仕事を趣味として楽しむ
・スマホで仕事ができるようDX化
・家族との時間がつくれ親孝行できる
結果として、当時の自分が理想としていた生活が実現しました。
振り返れば、やりたいことをベースに仕事も続けながら暮らす「サイドFIRE」のような暮らしを9年ほど続けてきました。
「知らないこと」「おもしろいこと」「やったことがないこと」に時間を使い、その中から仕事もつくってきました。時代とうまく噛み合った事業では、月1,500万円ほどの利益が出たこともあります。
365日ほぼ自由に時間を使いながら、知らない場所へ行き、気になったことを試す。
サラリーマンだった頃の自分からすると、うらやましくなるような生活を実現できたように思います。
僕自身、「知らないこと」「おもしろそうなこと」「まだやったことがないこと」に時間を使うのが好きです。
だから自分で仕事を作るのも、海外へ行き来するのも、本を書くのも、全て、「実験」に近い感覚です。
■ 30代からは、自由をどう使うかを実験している
20代までは、「どうすれば自由になれるか」を考えながら動いてきました。
仕事を自分でつくる。収入を増やす。資産をつくる。海外へ行く。住む場所を変える。できるだけ身軽になり、時間や場所に縛られない状態をつくる。
そうやって外側の環境を変えていけば、人生はもっと自由になると思っていました。
実際、その考えはかなり正しかったと思います。
ただ、30代になり、仕事、お金、時間、場所といった制約が少なくなってくると、今度は別の問いが出てきました。
「自由になったあと、その自由を何に使えばいいのか?」
これまでのように「もっと稼ぐ」「もっと資産を増やす」「もっと新しい場所へ行く」と、外側に何かを足していくことだけでは、以前ほど気持ちが動かなくなりました。
一時期は、やりたいことを一通り試してしまったような感覚もありました。
仕事をしなくてもいい。
時間もある。
行きたい場所にも行ける。
それなのに、「次は何を目指せばいいんだろう」と考える時間が増えたのです。
いわゆるFIRE後のバーンアウトに近い状態だったのかもしれません。
ただ、最近はこの「何をすればいいかわからない時間」も、次の人生を考えるための余白だったのではないかと思うようになりました。
20代の頃は、自由を増やすために外側を変えてきました。
30代になった今は、自分の内側を観察することの方がおもしろくなっています。
・家族と過ごす時間をどうつくるか
・知らない国や文化をどう体験するか
・身体や健康をどう整えるか
・AIを使って仕事をどこまで減らせるか
・過去の思考や記録を「第二の脳」としてどう残すか
・知的好奇心をどう人生の燃料にするか
・自分の体験や思考を、本やnoteとしてどう作品にするか
以前であれば「これをどうマネタイズするか」を考えていたところを、今は、
「これをやると、自分の人生はどうおもしろくなるのか?」
という基準で考えることが増えました。
AIを使うのも、海外へ行くのも、本を書くのも、家族との時間を増やすのも、僕の中ではすべて同じです。
自分の生活を使って試してみて、自分がどう感じるのかを観察する。
その結果を記録して、また次の実験につなげる。
20代が「自由を手に入れるための実験」だったとすれば、30代は「自由をどう生かすかの実験」です。
最近は、その先にあるものを『精神的自由』というテーマで考えています。
お金や時間、場所といった「外側の自由」だけでなく、何をおもしろいと思い、誰と過ごし、何に時間を使うかを自分で選べること。
その答えはまだ完成していません。だからこそ、自分自身を実験台にしながら考え続けています。
■ 人生そのものをコンテンツにする

振り返ると、昔から変わっていないことがあります。
それが、「気になったことを自分で試して、その結果を残すこと」です。
海外生活がおもしろければブログを書く。
持ち物を減らして移動生活をすれば、その経験を『WEARABLE GEAR』としてまとめる。
AIがおもしろければ、実際に使いながら『AI HACK GEAR』をつくる。
FIREを経験すれば、その現実や違和感を『経済的自由のその後』という本にする。
僕にとっては、インプットとアウトプットがあまり分かれていません。
興味を持つ → 試す → 考える → 記録する → 作品にする → また次を試す。
この循環そのものが、仕事でもあり、趣味でもあります。
だから僕は「人生をコンテンツにする」ようにしています。
単にSNSで情報発信するという話ではありません。
その時々で何に興味を持ち、何を試し、何を感じ、どう考え方が変わったのか。
自分自身の変化まで含めて残していく感覚です。
本やブログは、その時点の自分を保存した「デジタルストック」でもあります。
最近は、10年以上残してきたブログや日記、本などの思考ログをAIに読み込ませ、自分自身の変化を分析する実験もしています。
過去の自分が何を考えていたのか、今と何が変わったのか。自分自身の記録を「第二の脳」のように使えるのも、人生をコンテンツとして残してきたおもしろさの一つです。
■ 今は「精神的自由」を考えている
今つくっているのが、『精神的自由』という本です。
以前出版した『経済的自由』の続編で、20代でFIREのような生活を実現した、その数年後の自分を記録しています。
「では、人は何を手に入れれば本当に満たされるのか?」
お金、仕事、AI、SNS、知的好奇心、移動、家族、死生観、ポスト資本主義。
一見バラバラなテーマをQ&A形式で考えながら、
「自由になった、その後をどう生きるのか?」
という一つの問いを掘っています。
昔の僕は「自由が欲しいなら、自分で取りに行けばいい」と考えていました。
今でも、その考えは変わっていません。
ただ、実際に取りに行ったからこそ、その先に「手に入れた自由を何に使うのか」という次の問いがあることがわかりました。その続きを、今も考えています。
■ このnoteでは「人生実験」の途中経過を残す
このnoteでは、完成した成功法則だけを書くつもりはありません。
むしろ、「世間では正解と言われていることを、実際にやってみたらどうなったのか?」
特にこれからは、昔の自分が「正しい」と思っていたことを、実際にやり切った今の自分からもう一度考え直していきます。
FIREすれば本当に自由になるのか。
好きなことを仕事にすれば幸せなのか。
よく言われる「すぐ行動しろ」は本当に正しいのか。
モノを減らせば人生は軽くなるのか。
AIで仕事を減らせば、人生は豊かになるのか。
昔の僕自身が信じていたことも含めて、実際にやってみた結果、その先で何が起きたのかを考えます。
テーマは、AI、海外生活、FIRE、働き方、投資、家族、身体、持ち物、出版など、その時々で変わります。
ただ、根底にある問いは同じです。
「それによって、自分の自由度はどう変わったのか?」
20代までは、自由を手に入れるために動いてきました。
30代からは、手に入れた自由をどう使うかを実験しています。
その途中経過を、これからもここに記録していきます。
まだまだ実験中です。
この続きが気になった方は、noteやXでは書ききれない部分をニュースレターでも配信しています。
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