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【詩】カレンダー

    月曜日(moon)

    “月”がゆっくりと
    眠りについた頃

    雨の子達が
    目を覚まし

    はしゃぎながら
    歌い出す

    雨音が
    激しく
    朝告げる

    雲間から
    漏れたる
    うっすらひかり

    雨音に合わせて
    濡れている

    雨で始まった
    1週間
    乾いた世界を
    潤すために

    雨よ降れ降れ
    乾いた世界が
    潤うために

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    火曜日(fire)

    目覚めた朝は
    “火”のように
    赤く燃える朝日が
    街を照らしていた

    生きている
    生きていく

    私のことを
    そっと守り
    私の頬に
    優しくキスをする

    雨上がりの空で
    小鳥が歌う

    楽しげに
    朝の訪れを
    喜ぶように

    小さな命が
    燃えている
    真っ赤な火のように

    水曜日(river)

    爽やかに
    川の澄んだ“水”
    穏やかに
    癒される川の響き

    川の流れのように
    穏やかな一日を過ごしたい

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    木曜日(tree)

     大きな木が
    大地にしっかりと
    根を張る

    のびた枝には
    鮮やかな緑の葉が
    風に揺られている

    大きな木の下
    薫風が駆け抜けていく

    木陰で
    小さく呟く
    仲良く語らう人々の
    笑顔も揺れている

    金曜日(bell)

    雨上がり
    澄んだ空に
    鐘が鳴る

    ゆったりと
    街が目を覚ます

    うっすら開けた
    瞼の裏
    そっと
    差し込むひかり

    目を開ければ
    穏やかな
    光が微笑んでいた

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    土曜日(soil)

    乾いた“土”が
    雨に濡れて
    潤され
    新芽が
    顔出し
    春の空気を
    吸い込んでいく

    初夏の風と
    手を繋ぎ

    高く高く
    舞い上がり
    空で踊り出す

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    日曜日(sun)

    すっかりのぼった
    お“日”さまが

    『お寝ぼけさんね』
    笑っていた

    お“日”様
    早起きして
    私の頬を照らしたのに

    私は悲しき夢を見て
    ずっと
    よそ見の夢の中

    優しきお“日”様

    空の上
    少しずつ
    空を移動しながら

    大丈夫大丈夫と

    優しく頬を撫でてくれた

    ゆっくりゆっくり
    背を伸ばし
    お“日”様に
    おはようと告げた

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    この記事が参加している募集

     
     
    言葉の大切さ。言葉には力はある。そういう想いを込めながら『想い』を文章で綴っています。この優しい音のように上手く伝えられない気持ちを表せたらと思っています。 萩原朔太郎さんや中原中也さん山村暮鳥さんが好きです。

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