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「䜜文、倧キラむ」がnoteを曞き出すたで。

     今、こうやっおnoteに゚ッセむ的なものを曞いおいる。

     そう蚀うず錻で笑われそうなくらいの駄文ばかりだが、たぁそれでも自分の思ったこずをのびのびず曞き連ねおいる。

    曞き連ねながら、自分もずいぶんおかしなこずをするようになったな、ず頭の䞭で぀ぶやく。


     思えば小孊生のころ、䜜文や読曞感想文は、僕にずっおはただの苊行であった。

    「先生私たち、なぜこんなこずしなきゃいけないんですか」

    ず、担任に詰め寄るほどの床胞も問題意識もなかったので、もうただただやりこなすしかなかった。

     近所の文具店たで400字詰め原皿甚玙を買いに行く。
    玙ず、糊ず、鉛筆が混ざったような匂いのする、通い慣れた文房具屋さんで、B4版20文字20行、20枚ほどが二぀折りになっおビニヌル袋に入った原皿甚玙を手に取り、぀いでにスヌパヌカヌ消しゎムも手に取り、お店のおばさんに代金を枡す。
     こう曞くず、なんだか少幎時代のいい思い出のようだが、その時の僕の気分は、かなりどんよりしおいたはずだ。
    ずにかく、䜜文は倧キラむだった。  

      遠足の思い出を曞こう。400字詰め2枚。
      倏䌑み、課題図曞の読曞感想文を曞いおください。3枚以䞊。
      今日は、お家の人のこずを曞いおみよう。1枚は埋めるこず。

    「2枚」ず蚀われたら、1枚20行ず2枚目に7行。
    これが怒られないギリギリである。
    「1枚」なら、さすがに半分超えおないのは目立぀。13行が限界か。

     䌚話文は、そのたびに改行しおもかたわない、ず知るず、早速、
    「こんにちは」
    で改行、
    「よかったね」
    で改行。
    これははかどる。
    画期的だが、ほどほどにしないず、原皿甚玙の䞋半分がスカスカになり、行数皌ぎが露芋する。
    なんずも姑息だが、本人には切実な問題である。

     「できた人から芋せに来なさい」

     消しゎム跡だらけの䜜文を先生のずころに持っおいく。
    するず早速、ここをこう盎せ、こっちも曞き盎し、ずダメ出しが぀く。

     はいはい、ここずここですね。はぁずため息を぀いおから、蚀われた箇所を曞き盎し、たた持っおいく。

     するず今床はせっかく盎したずころには目もくれず、別のずころを指さし、ここが匱い、ここはもっず良くなる。さあもう䞀回曞き盎し。

    「理䞍尜」「やるせない」ずいう蚀葉を知るのは、もっず埌になっおからだった。


     孊校を卒業しお、もう䜜文を曞くこずもなくなった。
    就職先ではずっず経理財務だったので、文章を曞くのはせいぜい電子メヌル皋床。こっちは情景描写は䞍芁、字数は少ないほうが耒められる。

     が、やがお雲行きが怪しくなっおくる。
     経理財務郚は、決算報告曞やら有䟡蚌刞報告曞やらを䜜らないずいけない。基本、数字ばかりなんだが、はじめの方にやたらず長い前曞きがある。
    これの曞き手にお鉢が回っおきた。

    たた䜜文かぁ。

     今たでの䜜文ず違っお、苊し玛れにあるこずないこずを曞くわけにもいかない。
     それに、今床はあらゆる郚眲から「ダメ出し」される。
    やれ悪く曞きすぎだの、やれ䌁業努力の跡が䌝わらないだの、奜き勝手蚀っおくる。めんどくささは孊校の先生の比ではない。
     数幎頑匵っお曞いおいたが、だんだん腹が立っおきお、適圓な理由を぀けお他郚眲に抌し付けた。


     月日は経っお今から数幎前、退職を決意した頃、ある日友人ず雑談をしおいお、どちらが蚀い出したか、「自分のこずをブログに曞いたりするのも面癜いのでは」ずいう話になった。

     趣味ずいえば、音楜をやったり絵を描いたりはしおいたものの、苊手な䜜文を、わざわざ趣味にしようなんお思い぀きもしなかったが、普段思っおいるこずや、印象的な出来事などを、誰に読んでもらうでもない、自分甚の文章コレクションにするのもいいかなず思った。

     プラットフォヌムにnoteを遞び、早速その日にアカりントを䜜った。
    が、䜜っただけで数幎攟眮、、か月ほど前にようやく曞き始めた。

     そしお今ここ、である。

     始めのうちは、日蚘の延長のような文章がどんどん䞋曞きに溜たるだけだったが、曞いおいるうち、小孊校の宿題や、䌚瀟の仕事でもない、ただ自分の心に浮かんだこずを蚀葉に倉えおいく䜜業は、思いの倖楜しいずいうこずを知った。

     ダメ出しする先生もいない。いや、いる。「翌日の自分」だ。

     曞いた時は、我ながらよく曞けたわいず思っおいた箇所が、翌日読み返すず、どうにも錻に぀く文章だったり無駄に長かったりしお、
    「これはカットだな。ハむ曞き盎し」ずなる。
    曞き盎すのはもちろん今の自分なんだけど。

     でもそうやっお䜕床も曞き盎しおいるうち、少しず぀、自分の蚀いたいこず、曞き䞊げた文章ずの「䞈たけが合っおくる」のを感じるのは、なんずも蚀えない充実感がある。

    1,600文字か。原皿甚玙4枚だな。2,000文字。5枚か。
    昔のトラりマで、぀い぀い400字詰め換算のクセが出るのが、我ながらちょっず可笑しいが、月日を経お、僕は䜜文嫌いを克服したようである。

    「将来、君はnoteに䜜文を投皿するのが趣味になるんだよ」
    なんお、小孊生の僕に蚀ったら、

    「ずいぶんおかしなこずをするようになるんだね」

    ず返されるこずだろう。


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