
わたしをつくるもの/トイ・ストーリー5/わたしのための映画の話
CODAくらい泣いた
小学生の時、大切にしていたおもちゃを手放したことを今でもずっと後悔している
あの時ほど悲しかったことはない
小さい頃、DVDで何度も観た
ジブリよりもディズニー、プリンセスよりピクサー派だった
やっぱり自分のアイデンティティは、ここから来ているのだと改めて実感した
今はそれを、とても誇りに思う
ずーっとウッディに憧れてたけど、やっぱり二人は似ていたんだね
ウッディが初めてバズに会った時のことを思い出した
責任感、誠実さ、仲間を思う気持ち、自分がダメだと悔しくて落ち込むこと、その全部、やっぱりとても格好いいと思った
就活の時の提出物で、よく覚えているテーマがある
「自分を構成する5つのもの」
「あなたのアイデンティティは?」
わたしはそこにトイ・ストーリーの絵を描いた
星の王子さまの絵も描いた
好きなだけじゃなく、自分をつくる、つくってきたものたち
わたしの就活はズタボロだったけど、あの絵はとても上手く描けた
「エミリーは大人になったんだ」
「アンディは大人になったんだ」
ジェシーの台詞が脳内で再生される
自分がダメなおもちゃだから、自分は見捨てられたんだと
大人になれば、おもちゃとは遊ばなくなる
自分の本音も、楽しい空想も、誰にも伝えなくなってしまう
だけどあの時好きだったものや、憧れていたものたちで、わたしはつくられている
それらを忘れることは、絶対にない
自分の大切な人に譲ることさえ惜しいくらいに、ずっとずっと大切なもの
いつか自分の子どもが生まれたら、
ずっとじゃなくても、その大切な瞬間に、
側に居られる大人になりたい
この気持ちだけはずっと、忘れないでいたい