
エッセイ “海の五行歌”
私たちは無限であり、永遠です。私たちを遮るものは、もう何もありません。
私たちは朝でもなく夜でもなく、男でも女でもなく、ひとつの命です。川でもあり、海でもあります。

三次元の決まりごとに縛られるのは好きではありませんが、どうしてもと言うなら。

私たちに死はありません。ただの光です。内なる映画と外なる映画。二枚の映画を眺めている光。

そんな真実も、言葉にした途端、欠片になりますから。すべては水滴で、蒸気で、氷でもあり、海なのです。
(終わり)
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