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バンドを始めるメリットとは?人生で得られるものが多すぎる?!

    先日は「バンドを組む前に知っておきたい『ヤバい人』ランキング」という記事を書きましたが、バンドを始めることには数多くのメリットもあります。

    私自身バンド活動を通じていろいろな人と出会い多くのことを学んできましたし、もしバンドをやっていなかったら今とは全く違う人生になっていたと思います。

    そこで、自身の経験や周囲の方々の話を参考にバンドを始めるメリットについて整理してみました。



    ◆人間関係が広がり、居場所ができる

    バンドを始める大きなメリットは、新しい仲間と出会い人間関係が広がることだと思います。
    もともと友人関係に悩んでいたり学校で孤立しがちだった人でも、バンドをきっかけに人間関係が劇的に変わったというケースも珍しくないと思います。

    私自身も中学校は生徒・教師ともに少し荒れぎみのダークな学校で馴染めず、高校は逆に放任主義の進学校で真面目な生徒が多かったため、学校内で友達と騒いで盛り上がるという機会も少なかったです。

    しかしバンドを始めてからは状況が変わっていきました。

    メンバーを集める過程で学校の中にいた意外な才能を持つ人たちがいることが分かりました。
    普段は目立たない人が実は歌が上手かったり、口数が少ない人がギターが上手かったり、体育会系のマッチョが実はピアノを弾けたりと、それまで知らなかった一面が判明したりします。

    共通の趣味や目標がないと友達になるきっかけを見つけるのは難しいものですが、「バンドをやる」「学園祭のステージに立つ」などの共通の目標があれば仲間としての信頼関係は自然と深まっていきます。
    メンバーの知り合いも含め人間関係の輪がどんどん広がっていくこともあります。

    人間関係が広がると、それまで話す機会がなかった人たちとも交流することも増えてきますし、関わる人たちの人間的な魅力に気づくこともあると思います。

    さらに学校外のライブハウスへ出演するようになれば、他校の生徒や年上の社会人など、より広い世界の人々と関わる機会も出てきて、普段の生活だけでは得られない新しい刺激を得られるようになります。

    「親友」ができる?

    バンドを始める前は、それなりに仲の良い友人はいても「親友」と呼べるような人はおらず「親友って何なんだろう?」と思っていました。

    バンドでは楽しい時間を共有するだけではなく、同じ目標に向かって努力したり、時には意見がぶつかって喧嘩をしたり、予期せぬトラブルを経験したり、悩みや愚痴をこぼし合ったりといった経験を積み重ねていきます。

    単に遊んだり話したりするだけの関係では相手の内面や深く考えていることまで見えてこないことも多いものですが、バンド活動では長い時間を共に過ごし苦楽を分かち合うことで、お互いの人間性を理解し合えるようになってくることも多いです。
    そうしたプロセスを経て自然と「親友」と呼べるような関係性が育まれてくることもあると思います。

    学生時代に組んでいたバンドメンバーの多くは今では遠方に住んでいますが、それでも久しぶりに連絡をとったり顔を合わせたりすると当時と変わらない距離感で何の気兼ねもなく接することができたりします。
    こうした一生モノの繋がりが持てるのもバンド活動の大きな魅力かも知れません。


    世代を超えた交流ができる

    学生時代、私は社会人の方とバンドを組む機会も多かったのですが、学生の自分にとって社会人の先輩方との交流は刺激的な経験でした。

    自分の将来や進路を考える際、バンドの先輩たちの話はとても参考になりましたし、人生経験の豊富な方々から聞く話は面白いものばかりでした。

    また、学生時代はあまりお金に余裕がなかったのですが、食事やスタジオ代を社会人メンバーの方々に奢っていただくことも多く助けてもらいました。
    私が「自分で払います」と遠慮しても「キミが社会人になったら、その時に年下に奢ってあげてほしい」と言ってもらい、その教え通り社会人となった現在は学生とバンドを組んだりした際は、過去の恩を還元するつもりで、できるだけ自分が負担するように心がけています。

    一方で、社会人になった今、高校生や大学生の一生懸命な演奏をライブハウスで目にすると胸が熱くなることもあり、プロのアーティストのライブとはまた一味違う純粋なエネルギーを感じれるのも魅力だったりします。



    ◆コミュニケーション能力が磨かれる?

    周囲のメンバーを見ていてもバンドを始めたことでコミュニケーション能力が上がったという人は多い印象があります。

    バンド活動を始めると、楽曲選びや練習の日程調整、ライブに向けた準備、さらにはライブハウスのスタッフとのやり取りなど、バンドの内外を問わず、様々な場面でコミュニケーションが求められます。
    意見をぶつけ合ったり、時には譲歩したり、相手を説得したり、感謝を伝えたり、あるいは謝ったり……そうした経験を繰り返すうちに、社会生活に必要な対人スキルが自然と身についていくこともあると思います。

    以前、極端に口数が少ないメンバーがいて、その人はしゃべったか思うと突然自分の好きな「悪魔」の話を始めたり、周囲には理解しがたいボケをかましたりするような、独特な雰囲気を持つ人でした。
    クラスでも一人で過ごしていることが多く『ぼっち・ざ・ろっく!』の主人公のような感じの人物でした。(見た目は全然違いますが)

    しかし、その人のベースの腕が上がっていくにつれて、周囲からも「あいつのベースは上手い!」と一目置かれるようになり、他のバンドから誘いを受けて色々なバンドで活躍することも増えていきました。
    気がつけば大学を卒業する頃には誰とでも普通に会話ができるようになっていて、むしろ「話をすると面白い人」と立ち位置になりました。

    このように、昔はクラスの隅で一人で過ごしていたような人がバンド活動をきっかけに社会に出る頃には普通に話せるようになっている、というケースもあると思います。



    ◆運動や勉強ができない人でも活躍できる?

    学校生活においてスポーツ万能だったり、勉強ができたり、コミュニケーション能力が高かったりする人は目立ちやすいものですが、こういった能力は遺伝や家庭環境による影響も大きく、努力だけで壁を超えるのが難しいと感じることもあると思います。

    一方で「バンドでライブをして、ちょっと目立ったりチヤホヤされる」という程度であれば、努力さえすれば誰でもできる可能性があり、再現性は高いほうだ思います。

    またバンドにはボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムといった楽器だけでなく、場合によっては踊ったりする人や、DJとして参加する人もいたりして「どのパートも全く自分にできない」ということはあまりないとお見ます。

    私の知り合いに子供の頃から日本舞踊を習っていたものの「何の役にも立たない」と言っていた女の子がいました。
    しかし、とあるヴィジュアル系バンドのライブへ通い詰めていたところ、日本舞踊の経験を活かしてほしいということでそのバンドに参加するようになりました。
    お面を被って着物姿で踊るパフォーマンスはバンドの世界観とマッチしていて、観客も振り付けを覚えて一緒に盛り上がるくらいになりました。
    以前は客席で見ていた「普通の女の子」がステージ上で輝いている姿には衝撃を受けたのを覚えています。

    楽器が弾けなくてもバンドは成立する?

    場合によっては、楽器が弾けなくても、踊ることができなくてもバンドが成立することもあります。
    例えばゴールデンボンバーのように「エアーバンド」というスタイルで観客を熱狂させるグループもありますし、電気グルーヴのピエール瀧さんのように基本的に楽器を弾かないミュージシャンとしてステージでの立ち振る舞いやパフォーマンスで唯一無二の存在感を放っている例もあります。

    このように、工夫や発想次第でバンドという場に参加し、自分なりの居場所を作ることも可能なので、何か一つでも「やりたい」という気持ちがあればバンドはそれを形にできる場所になるかも知れません。



    ◆モテる?

    バンドをやれば誰でも必ずモテる、とまでは言えませんが、何もしていない状態に比べれば恋人ができる確率は上がる傾向はあると思います。


    出会いの母数が増える
    先ほど触れたように、バンド活動を始めると人間関係の輪が自然と広がっていきます。
    単純に出会う人の数が増えれば、その分自分と相性の良い異性と巡り会う確率も高くなります。

    共通の話題
    音楽という共通の趣味や、ライブに向けて一緒に頑張るという共通の目標があるだけで、初対面であっても意気投合しやすくなります。
    この「共通の話題」があることで友達から交際へと関係が発展しやすい、ということも少なくないと思います。
    実際に音楽をきっかけに結婚をして、夫婦でバンドをやっているという人もいたりします。

    周囲からの紹介も増える
    バンド活動をしているとライブ後の打ち上げやメンバーを交えた飲み会など、人と交流する場に参加することも増えてきます。
    こうしたコミュニティ内で、恋人と別れた際などに知人が「いい人がいるよ」と紹介してくれたりすることもあったりします。

    茳厢とぎ交澁
    ライブハウスで演奏しているとライブに来てくれたお客さんと顔見知りになる機会も増えます。
    音楽の好みが合う異性と音楽を通じて仲良くなり、そのまま交際に発展するというケースも良く目にします。

    もちろん、モテることだけをバンドの目的にすると長続きしませんが、結果的に素敵なパートナーとの出会いを生むきっかけになることは多いと思います。


    ◆努力の習慣や計画性が身につく

    バンドを始めると、楽器の練習をしたり曲の構成を覚えたりと、やるべきことが次々と出てきます。
    たとえば「2週間後のスタジオ練習までにこの曲を完璧に弾けるようにする」といった目標ができたとき、そこから逆算して「毎日どのくらいの練習時間を確保するか」という計画を立てる必要が出てきます。

    また、経験を積むと、ただ闇雲に練習するだけでなく自分の課題と向き合う必要も出てきたりします。

    例えばギターを弾いていて「余計な音」が出ている場合、「右手のミュートが甘いのか」「左手の指の角度が悪いのか」といった原因を分析し、それを解決するために試行錯誤を繰り返したりします。
    ベーシストであれば、メトロノームを使ってリズムを徹底的に体に叩き込んだり、録音した自分の演奏を聴いて「音の粒」を細かくチェックしたりすることもあるかも知れません。

    こうしたプロセスが必要なのはバンドが「自分一人で完結するものではない」からです。
    自分が練習を怠ればメンバーに迷惑をかけてかも知れないという責任感が、練習を継続するための原動力になります。

    こうした「目標から逆算して計画を立てる」「自分の弱点を見つけて分析し、改善する」「責任感を持って継続する」といった経験を繰り返すことで、計画的に物事を進める力が自然と身についていくケースも多いと思います。


    勉強に役に立つ?

    楽器の練習を続けていると「勉強や受験と似ているな」と感じることがあります。

    試験勉強において目標の日程から逆算して計画を立て、予定通りに進まなければ修正する……という一連のプロセスは、ライブに向けて練習計画を練るのと共通しています。

    「習うより慣れろ」の共通点

    楽器は最初は「こんなの絶対に弾けない」と思うフレーズでもタブ譜や上手い人の演奏を参考にしつつ繰り返し手を動かしているうちに、いつの間にか弾けるようになっていることが多いです。

    これは数学などの勉強にも当てはまります。
    教科書を読んで「意味が分からない」と悩み続けるよりも、まずは問題演習に取り組み解答を見てから、もう一度自分の手を動かして、自然と問題の解き方を覚えていき、問題の解き方が分かると理屈が理解できるようになった、という経験をした方もいると思います。

    自分自身、元々は数学が苦手で授業を聞いても「全く分からない」という状態でしたが、楽器練習と同じように「まずは体に叩き込む」というスタンスで取り組んだ結果、成績が急激に伸びていきました。
    英語のシャドーイングなども同様で、繰り返し体に馴染ませるプロセスは楽器や歌の練習と似ていると思います。


    「本気で打ち込んだ経験」は強い

    ドラマ『ドラゴン桜』(2005年版のほう)で主人公の桜木建二(阿部寛さん)がバンドばかりやっていた子供について「何か一つのことに本気で打ち込んだ経験がある人間は強い」「東大に入れる(可能性がある)」と言っている場面があったと思います。

    この考え方は、実は教育心理学や認知科学の観点からみても、あながち根拠がないとも言えません。
    目標を立てる、上達のために試行錯誤する、失敗しても続ける、仲間と協力する、長期間努力するという能力は、バンドでもスポーツでも受験でも共通だからです。
    バンドに本気で打ち込めたなら、継続的な努力を管理する能力を勉強で活かせる可能性が高い、ということだと思われます。

    私の同級生でも高校時代にTEENS' MUSIC FESTIVALの全国大会で受賞して、ゴリゴリと勉強して東大に進学した人もいました。
    (もともと勉強ができる人ではありましたが)

    バンドや音楽で一定の結果を出せるくらいの努力ができる人であれば、音楽以外の分野でも、それなりに結果を残せるということは少なくないと思います。


    仕事に役に立つ

    バンドをやっていると楽器の練習だけでなく、バンド内外での人間関係の調整や、ライブハウスのスタッフさんとのやり取りなど、様々な能力が磨かれていくことも多いと思います。

    特に自分でライブを企画をするとなると、やることはほぼ社会人の仕事と変わらなかったりします。
    企画案を練って、出演してくれるバンドを募集して、チラシやネットで告知をして、チケットを作って、ライブハウスと交渉して……当日は各バンドのセットリストを回収したり、もしドタキャンが出れば穴埋めを考えたり、打ち上げの会場を押さえたり、こうした作業は実は社会に出てからの仕事とかなり似ています。
    バンドでこうした経験をしておくと、社会人になった時や起業するという場面でも活かせる場面が多いと思います。

    実際、バンド活動を経た後にビジネスの世界で活躍している人もたくさんいます。
    有名なところではZOZO創業者の前澤友作さんで、若い頃はメジャーデビューするほどのバンドマンでしたが、活動の傍らで始めた輸入レコードの通信販売が今のZOZOに繋がっているという話は有名だったりします。

    また、政治の世界でも高市早苗さんが大学時代にヘヴィメタルバンドでドラムを叩いていたのは有名な話で、韓国の大統領とドラムセッションをしたことが話題になったのも記憶に新しいところです。

    このように、バンドを通じて身につけた経験や能力が、その後の仕事に活かせる場面というのは意外にあるような気がします。



    ◆緊張に強くなる?

    バンドでライブに何回も出ていると、次第に人前で何かをすることに慣れてきて緊張癖が良くなるということもあると思います。

    私も、もともとは人前で何かをするのが苦手でした。
    中学の合唱コンクールで担任に無理やり指揮者をやらされた時は、本番前に「これまでの人生で最悪の日だ」「とにかく本番が終わった状態にワープしたい」とずっと思っていました。
    本番が始まるとパニックになり、終わった後は何をしたのか覚えていないくらい緊張しました。

    しかしバンドを始めて何度も人前に出るようになったおかげで次第に緊張することは減っていきました。

    ライブを続けていると、本番での演奏ミス、歌詞忘れ、機材トラブル、メンバーが当日来ないといった事態に見舞われることもあります。
    でも何度もそんな経験を積んでいると「失敗やトラブルがあっても意外と何とかなる」という感覚が蓄積されていき、失敗などに対する耐性も付いてくると思います。

    こういった経験はバンドだけでなく、大学の入学試験や就職活動の面接、仕事でのプレゼンや講演会などでも活かすことができ、人前に出た際に「緊張はするけど、緊張を上手くコントロールできる」という状態まで成長できる人も多いと思います。


    ◆音楽をより楽しめるようになる

    「音楽を聴くのが趣味」という人も多いと思いますが、自分で実際に演奏したり、歌ったり、曲を作ったりすると音楽の楽しさはまた別次元だったりします。

    今の時代、サブスクで手軽に音楽を聴けるようになりましたが、逆に曲をじっくり聴き込む機会は減ってきていると思います。

    しかし、バンドでプロの楽曲をカバーするためにじっくりと何度も聴いていると、プロのアーティストやエンジニアの凄さが良く分かってきます。

    それまで聴き流していたギターのフレーズやベースライン、ドラムのフィル、複雑なコード進行やアレンジといった細部まで聞こえるようになりますし、今まで何となく聴いていた曲が全く別の表情を見せてくれるようになります。
    同じ曲でも何倍も楽しめるようになる、これは聴くだけの専門では味わえない喜びだと思います。

    またライブで演奏した楽曲には思い出も重なるため、何年経っても色褪せず、いつ聴いても楽しめる一生モノの曲になったりもします。

    さらに、自分たちでオリジナルの楽曲を作れば自分の好きな音や好みを詰め込んだ音楽をゼロから生み出すことができたりもします。
    それ自体も何物にも代えがたい体験だと思います。


    ◆ストレス発散、メンタルヘルスに役立つ?

    歌ったり演奏したりすること自体、単純に良い気分転換になります。

    社会人になると仕事や家庭でストレスを抱えることも多いと思いますが、週末にスタジオで大きな音を出して歌ったり、ドラムを思いっきり叩いたりするのは気持ちが良いものです。
    気の合うメンバーとスタジオやファミレスでダラダラと好きな音楽の話をするだけでも、メンタルが安定して「また一週間頑張ろう」という気持ちになれる人も多いと思います。

    また休日に家でじっとしているより、外に出て楽器を運んだり、ライブハウスへ向かったりするほうが運動にもなります。

    もちろんバンド活動をしていれば人間関係のトラブルなどに巻き込まれてでストレスを感じることもあります。
    ただ、学校や会社とは違ってバンドは基本的に趣味の場であり人間関係は選ぶことができます。
    もしストレスを感じたら、そのバンドとはそっと距離を置いて、また気の合う新しい仲間とバンドを組むようにすれば、ストレスよりも楽しい時間のほうが圧倒的に多くなると思います。



    ◆年齢を重ねても続けられる

    ライブハウスに出演すると、対バン(他の出演バンド)に60代以上の方がいることもあります。
    ベテランの方々は、技術的にも洗練されていて、精神的にも落ち着いていることも多く、若手から慕われている姿もよく見かけます。

    若い頃に始めた趣味を、そのまま何十年も楽しめるというのは素敵なことだと思います。

    スポーツの場合、年齢とともに体力的な制約が出てきますし怪我のリスクも気になります。
    その点、バンドは体力が少し落ちても、スポーツのように激しい動きが求められるわけではないので、比較的長く続けやすい趣味です。
    プロのアーティストでも学生時代に頭蓋骨を骨折して長期間運動ができなくなり、ギターを始めたという人もいたりします。


    ◆収入に繋がるかも?

    この点は人にもよりますが、バンドや音楽を続けていると、プロにならなくても何らかの形で将来的な収入に繋がることもあります。

    私は学生の頃に小規模なレコード会社のオーディションで面接を受けたことがありますが、今振り返れば技術も精神面も恥ずかしいくらい未熟で、面接してくれた人からも「歌もギターも作曲もまだまだだね」とはっきり言われ、当然のように落とされました。

    その後、サラリーマンや個人事業で音楽以外の収入をメインに生活してきましたが、才能に恵まれなかった私でも今では趣味として音楽を続けていて、年間で数十万円程度の収入を得られています。
    その収入をまた新しい機材や活動資金に充てることで、楽しみながら音楽を続けられていたりしています。

    最近では、「プロのミュージシャン」としてだけでなく音楽に関連して収入を得る機会が昔よりも増えています。
    音楽を制作して販売するだけでなく、ライブハウスのPA(音響)になったり、レコーディングエンジニアに就職する人もいたり、音楽教室で講師をする人もいたりと、元バンドマンが活躍する場所は意外と幅広いものです。

    今後、AIの発達で音楽を取り巻く環境がどう変わっていくかは正直分からない部分もありますが、バンドをやってきた経験が土台にあれば、それが将来的な収入に繋がることもあると思います。



    ◆まとめ

    もし「バンドを始めようか迷っている」という方がいたら、個人的には「始めたほうがいい」と言いたいです。

    若い方はもちろん、年配の方であっても、私の周りには「勇気を出してバンドを始めてよかった」と話す人が多い印象です。

    もちろん、バンドをやるとなるとそれなりの苦労もありますし、何も考えずに無防備な状態で突き進むとトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。

    それでも、最低限のルールやマナーさえ守っていれば、大変なこと以上に得られる喜びや経験のほうがずっと大きいと思います。

    バンドという場所は、単に音楽を演奏するだけではなく、自分を少しずつ成長させてくれたり、日常をより色鮮やかにしてくれたりする——そんな素敵な居場所になってくれるかも知れません。




     
     
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