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Photo bysubarasikiai

【短編】それでいい日


    #創作大賞2026
    #恋愛小説部門



    3日前に届いたガスと電気のハガキ
    その上に、1日100円するビタミンサプリ
    あと、漢方

    田舎から送られてきた地元の道の駅で
    “人気”のシール貼り付けてある
    いちごのジャムを今日が賞味期限だから
    50円引きで買ってきた6枚切りの食パンに塗る
    なぜかいつも、トースターで焼くと少し焦げるなんとなくジャムの生産者を見れば
    “あーあの辺の畑か”ってわかり
    もう少し、、まぁ“もう少し”って言っても
    車で30分だけど行くとある
    公民館の入り口前の広場で
    よく、みんなと喋ってたな
    あー、夏も冬も絶対会うとき黒の服着ていたけど元気かな、、、

    もう、今年は2回
    “結婚するよ”ってメッセージが届いた
    それが幸せならば、きっといいと思う

    パンがあと一口
    先にコーヒー

    わざわざ有給とって行く役所

    「今日、燃えるゴミの日じゃなくて不燃ゴミの日だったよ〜」
    ゴミ袋を持ってもどってくる
    情けなさと恥ずかしさ

    「そういう勘違いある〜」
    軽い返事

    スーツにメイクに地元のジャムを、塗った
    あと、一口のトースト

    これを食べ切ったら、地元とは終わる

    そして、明日の夜に届くメッセージは
    “おめでとう”かな

    “幸せ”ならば、きっと、それでいい

    それでいい、はじまり

     
     

    マニ

     
     
    詩、短歌、エッセイ、短編など。 生活に寄り添ってる顔して ぶち壊しているかもしれないようなこと 気ままに書いています。 さーて!嘘でしょーかっ! Xはマニ maniiichi アメブロ https://ameblo.jp/mani-maaani/

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