
「昔は良かった」だけではないから、今がある
「コンプラ、コンプラ」と言われる今の時代、厳しすぎると感じる面も確かにあると思う。
けれど、これまであまりにも見過ごされてきたものが多かった結果として、今の流れがあるのではないかとも思う。
コンプラと並び、「すぐにパワハラだ、モラハラだと言われる」と嘆く人もいる。
「昔は良かった」という声もあるが、その「昔」の中で苦しんだ人や声を上げられなかった人たちも多くいたから、今、こうして見直されているのだろう。
私が悩み苦しんでいたとき、人に勇気を出して相談したことも「そんなものだよ」「あなたが弱すぎるからだよ」と言われることが何度もあった。
「そんなものなのか」「それを受け流せない、我慢できない私が悪いのか」と、自分を責め、更に苦しんだ。
強くなんて、なれそうにない。
「そんなもの」と言われる社会の中で生きていくことが、私には難しく感じられた。
その感覚は、今でも残っている。
それでも、昔とは違い、「そんなものではなかった」「私だけが悪いわけではない」と気づくようになったことも多い。
そう感じている私でも、今は厳しすぎる面があるのではないかとも思う。
けれど、それは変化の途中だからこそなのではないだろうか。
きっと、今は調整期間なのだと私は思っている。