
森も木も、そして葉脈もみるよ
いけばな稽古しててときどき「ぎょえー」と思うことがある。
いけばなって植物をよくよく見るところからはじまる。これができないひとがとても多い。
んなワケなかろう、植物を見るなんてだれでもできるわい、と思ったソコのアナタ、ならやってみぃ。

植物の成り立ち、例えば枝ぶり、葉の付き方、実がついてるのであれば実の付き方、そしてそれのどこを見せ場にするのか。

そこを瞬時に見つけて、見分け鋏をいれ、手を加えて構成していく。瞬時に見分けいけていかないと植物はどんどん弱ってく。「あぁんかわゆぅい、どぉーしよぉーーー♥」などとやっていてはいかんなのだ。

まずは全体を大きく見て構成を把握し、そして細かいところも見ていく。ほんのちょっとの凸凹がすーっと流れる枝の勢いを壊してしまうからだ。

そしてうんと細かいところも観察してく。うんと細かく見ると植物っておもしろい表情だったり構成があったりする。

稽古で「いけばなは大きく目を動かす、小さく細かく目を動かすことですよ」と教えたら間髪を容れず「それってどうやるんですかぁ」と聞いた方がいた。
ぐぬぬむむむでアル。
スマホ、AIはとても便利なモノだ。瞬時になんでも教えてくれる、自分で考えることをしなくていい。便利だけど依存しちゃいけない。
自分で考える、自分の目を動かしてモノゴトを見る。
これは訓練。訓練は日々鍛錬し続けないと弱る鈍る。

「なんでも聞こうとしない、まずはご自分で考える訓練をしてくださいね」とお願いした。
イチから十、どころかゼロから百まで手取り足取り、ぜぇ~~~んぶ教えてね、でも教えても右から左、ぜんぶスルーでは困るのダよ、チミ。
スマホというちっこい世界に釘付けにならず、大きく森を見る、木も見る、葉の1枚1枚も見る、そして葉脈もじっくり観察する。
植物に対して愛情が深いというのはこういうこと。そしてそれを続けていればモノゴトの見方もそうなってくる。
いけばな=華道
道がつくものってこーゆーことだよ、チミ、
ちゃんと日本文化を理解してるかね、チミ
いけばな教室 西宮市
へなうさ工房:甲子園球場そば
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HP