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Photo byshimakoneko

対比 正解は人それぞれ

    七徳 笑望華 


    ある日、出かけた帰りにお昼ご飯を食べて、ゆっくりしたくて、
    ずいぶん前に友達に連れて行ってもらったカフェに寄った。

    広くて、明るくて落ち着いて過ごせそうだと思ったからだ…。


    私は、心も身体ものんびりしたかったのだ。

    ママさんが一人でやっていることは知っていた。
    お店をはじめて見た時から、オーナー自身の自由さは感じていたが、
    気まぐれ営業だとは知らず、その日はランチはなく、モーニングだけだった。
    (田植えをするから、体力的に無理なくその日はランチはしない日だったらしい。)

    お昼ご飯をたべたかったけれど、
    モーニングにしてくれるなら、まぁいいかなぁと思い、席についた。
    他にお客さんがいなかったので、しばらくそのママさんと話しが始まった。

    正確に言うと…


    『ママさん4   対 私1』

    くらいで圧倒的に彼女が一方的に話しをしていた。

    はじめて会った私に家族の事や夫の仕事、子どもや家族の名前、学校、仕事、会社名、習い事、などペラペラと話し始めた。
    (彼女の中では、大手企業らしく、多少の自慢話にも感じられる )

    友達が多いらしく (カフェに来る常連も含めて)その友達のことや自分の特技、そしてそれをも仕事にしている事。
    今までの学校や仕事の経歴まで話した。
    友達を私に会わせたいと言い、安くはない料金を告げられた。
    (セッションらしき事をしているらしい。)

    自分都合でカフェを運営し、多くの人と関わりながら、学び楽しく過ごしている様子にその時は、『すごいなぁ~すごいなぁ~』と思いながら聞いていた。

    彼女の話は楽しかった。
    …つもりだった。
    そんな生き方があるのか…すごいなぁと…
    ママさんの話を聞いていた。

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