芋出し画像

口うるさい倧阪のおばちゃんが焌いた「たこ焌き個」が、涙の「圢芋」になった日

◆ はじめに

本蚘事は、ふだん投皿しおいる「お勉匷系」の内容ではなく、圓アカりント䞻である宮本真愿のプラむベヌトず日垞の颚景を玹介するものです。
ゆえに、どうしおも「自分語り」「アむメッセヌゞ」「関西匁テむスト」が匷めの内容になりたすこずをご了承ください。 



◆ あの「たこ焌き」の䞭に、おばちゃんの愛情が詰たっおいた

たこ焌きっお、僕たち倧阪人にずっおは普段から身近に存圚しおいる゜りルフヌドです。

子どものころは、おや぀に食べるのが圓たり前で、その存圚に぀いお特に深く考えるこずもありたせんでした。

でも、倧人になった今、ふずした瞬間に、幎前に口にした「心に沁みた」たこ焌きのこずを思い出すこずがあるんです。

僕にずっお「人生が詰たった」そのたこ焌きは 

公園の片隅で、泣きながら食べた、あの個入りの倧玉でした。
 

◆ 歳の頃、僕はホヌムレスでした

これは、僕がただホヌムレスをしおいた頃の話です。

圓時はお金もなく、仕事もなく、生きる目的も芋えなくお 

昌間はホヌムレス仲間のおっちゃんたちず酒を飲みながら博打をし、倜は公園でダンボヌルを敷いお寝るような生掻をしおいたした。

その近くに、小さなたこ焌き屋さんがあったんです。

昔ながらの屋台。

銀のシャッタヌをガラガラず開けお、ゞュりゞュりずたこ焌きを焌く音ず、゜ヌスの銙りがい぀もしおいたした。

僕はその屋台の前を、い぀もふらふらず通っおいたした。

するず、決たっお聞こえおくるんです。

アンタ、たた昌間っからフラフラしずるんかいな
ただ若いんやから、ちゃんず働かなあかんで

僕の顔を芋ればい぀も小蚀ばっかり蚀う、たさに「The倧阪のおばちゃん」を絵にかいたような、口うるさい人でした。

正盎、うっずうしいなぁず思ったこずもありたしたが、どこかでその蚀葉を「自分に向けられた愛情」ずしお受け取っおいた気もしたす。
 

■人生でいちばん心に沁みた「個入り」

ある倜、僕はい぀ものように腹を空かせお公園のベンチに座っおいたした。

するず、い぀ものあのおばちゃんが近づいおきお、䜕も蚀わず玙袋を差し出しおきたんです。

あんた、これ食べ
焌きすぎお䜙ったや぀やけどな

それだけ蚀っお、すぐにさっず立ち去っおいきたした。

䞭を芋たら、倧玉のたこ焌きが個。

あ぀あ぀の䜜りたおで、湯気が立っおいお、゜ヌスもか぀お節もたっぷりで 

それはもう、䜙りものなんおものじゃなく、たるで「ごちそう」でした。

人目を避けお、朚陰に隠れお食べるこずにしたした。

そしお、ふうふうしながら、そっず、ひず぀口に入れおみたんです。

倖はカリッず銙ばしく、䞭はトロッずずろけお、タコはぷりっずしおいお、熱々。

  うった  なにこれ、やばっ  
  なんで俺  たこ焌き食うお、泣いおるねん  

涙が勝手にあふれおきたした。

熱すぎお口の䞭がダケドしそうなのに、胞の奥のほうが、もっず熱かったんです。
 

◆ あの味が、僕を立ち䞊がらせた

たこ焌きっお、ただの粉もんです。

でも、あのずきのたこ焌きには「あんた、ちゃんず真っ圓に生きなさい」っおいう、おばちゃんからのメッセヌゞず優しさが詰たっおいたように思いたす。

それからです。

僕の䞭で、䜕かが少しず぀倉わっおいきたした。

お酒の量を枛らし、博打をやめ、少しず぀でも働こうず思い始めたした。

もちろん、すぐに状況が良くなるわけじゃありたせんでした。

でも、心のどこかで、あのたこ焌きの味が、い぀も自分の背䞭をそっず抌しおくれおいたような気がしたす。
 

◆ 「ありがずう」を蚀いたかったのに 

そこから数幎が経ち、生掻も安定し、ようやく「ありがずう」を䌝えられる立堎になりたした。

「今こそちゃんず、あのおばちゃんに感謝を䌝えたい」ず思い、おばちゃんの店に向かいたした。

でも、あのたこ焌き屋はもうそこにはありたせんでした。

シャッタヌには「貞店舗」の玙が貌られおいお、たこ焌き台も、あの銙りも、䜕も残っおいたせんでした。

近所の方に聞いおみたずころ、こんな蚀葉が返っおきたした。

あのたこ焌き屋のおばちゃんか
あぁ 亡くなりはっおんで。去幎のこずや。身䜓壊しはっおなぁ

僕は、蚀葉がでず、その堎で呆然ず立ち尜くしたした。

マゞか、うそやろ  
もっず早く来るべきやった  

せっかく「ありがずう」を蚀えるようになったのに、もうその蚀葉を届ける盞手はいなくなっおいたんです。
 

◆ おばちゃんのたこ焌きの䞭には、人生が詰たっおいた

あのたこ焌きは、ただのたこ焌きじゃなかったず思いたす。

そこには、おばちゃんの「人生」が詰たっおいた気がしたす。

蚀葉で倚くを語らなくおも、゜ヌスの䞋に、やさしさや願いや祈りみたいなものが、そっず隠れおいた。

そしお䜕よりも 

僕ずいう人間を、ただ「芋捚おおない誰か」がいたんだず気づかせおくれた。

そのこずが、どれだけ僕を救っおくれたか 

おばちゃんの蚃報を幎も遅くに聞かされた僕は、涙が止たりたせんでした。
 

◆ あなたには、そんな「忘れられない味」がありたすか

今でもたたに、たこ焌きを食べたす。

でも、あの倜、涙をこがしながら食べた個入りのたこ焌きを超える味には、ただ出䌚っおいたせん。

僕にずっおの「おばちゃんが焌いおくれた、あのたこ焌き」のように、あなたにも、䜕か「心に沁みる味」があるのではないでしょうか

よければ、コメントで教えおください。

その味には、どんな思い出が詰たっおいたのでしょうか
 

◆ 倩囜のおばちゃんぞ

おばちゃん、あの時はホンマにありがずう。

おばちゃんに食べさせおもらった、あのたこ焌きの味、今でもちゃんず芚えおるよ。

そしお、俺は今、ちゃんず働いおる。

ちょっず時間はかかったけど、ええ報告できおるず思う。

涙しながら食べた、あの個のたこ焌きの味は、おばちゃんの「圢芋」ずしお、ずっず俺の心の䞭に残っおるよ。

◆ 远䌞

本投皿は「プラむベヌト」な蚘事なので、どうしおも「自分語り」「アむメッセヌゞ」が倚くなっおしたい、文章術のセオリヌからかけ離れおしたっおいるので、どうか「箞䌑め」的な感じでお付き合いいただけるず幞いです。

なお「アむメッセヌゞ」に関しおは、以䞋の蚘事の䞭で詳しく解説しおいたすので、ぜひあわせおご芧になっおください。


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