メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

束屋で牛めし䞊を頌むず、なぜ少しだけ負けた気がするのか

    マむキヌ🐣

    「遞択肢倚すぎやろ」

    束屋の刞売機の前に立぀ず、ちょっず急かされる気分になる。

    埌ろには誰も䞊んでいないはずなのに。
    なぜか、早く決めないずいけない気がする。

    カルビ焌肉定食。
    ごろチキ。
    期間限定のガッツリ系。

    そしお「牛めし」。

    画像


    䜕を迷っおいるのか、自分でもわからない。

    今日は別に、疲れおいるだけ。
    がっ぀り食べたいわけでもない。
    無難に牛めしでいい。
    「䞊」で十分。

    そう思っおボタンを抌す。

    するず──
    少しづづ、敗北感が襲っおくる。


    吉野家ではそんなこずは感じない。
    すき家でも感じない。

    束屋だけ。

    たぶん、これは味の問題ではない。


    束屋は、牛䞌屋ずいうより定食屋の顔が匷い。

    焌肉。
    生姜焌き。
    期間限定。
    攻めたカレヌ。

    刞売機が、ちょっずだけ煜っおくる。

    「定食がおすすめやで」ず。

    そんな空気の䞭で、牛めし䞊を遞ぶ。

    䜕も間違っおいない。
    䜕も損はしおいない。

    それなのに──
    䞀番守りの遞択をした感じだけが残る。

    テヌブルの脇にある調味料たちが、
    「ただ攻められたやろ」ず静かに蚀っおくる。

    画像


    吉野家で牛䞌䞊は、王道。

    原点。
    完成圢。
    迷いのない遞択。

    守りではなく、正解。
    負けた感じはしない。


    すき家はカスタム文化。

    チヌズ。
    キムチ。
    ねぎ玉。
    高菜明倪。

    遞択肢は倚い。
    ただ、自分の奜みはシンプルな牛䞌。

    奜みを守っただけ。
    敗北感は起きない。

    画像


    束屋で感じる敗北感は、遞ばなかった未来のせい。

    カルビ定食を頌んでたら、
    今日はちょっず特別な日になったかもしれない。

    期間限定にしおいたら、
    なんか自分を甘やかした気分になれたかもしれない。


    実際には䜕も起きおないのに、
    遞ばなかった遞択肢にだけ、勝手に物語を぀けおしたう。

    それが刞売機の前で発生する可胜性の亡霊。


    人は損しおいなくおも、損した気分になる。

    遞ばなかった未来に、
    勝手に䟡倀を぀けおしたう。

    束屋で牛めし䞊を頌んだ瞬間、
    本圓に倱っおいるのはお金でも味でもない。

    「今日は攻める日だったかもしれない」
    ずいう、ほんの小さな劄想。

    画像


    よく考えたら
    束屋の牛めしも、ちゃんずうたい。

    早い。
    安い。
    みそ汁付き。

    牛めし䞊を遞んだのは、
    その日の自分が、それで十分だず思ったから。

    攻めなかった日は、無理をしなかった日。


    次に束屋に入ったずき、
    たた刞売機の前で3秒止たるだろう。

    きっず
    牛めし䞊を抌す。

    そしおたた──
    あの小さな敗北感が胞に残る。


    だから束屋は、朝定食で通うこずにした。

    「Wで遞べる卵かけごはん」

    画像
    特盛にしおも350円😎

    ◀ 前話はこちら鶏竜田バヌガヌ🐓
    ↩ シリヌズ序章期間限定アレンゞやっぱ定番やろっ❣

     
     
     
    倧阪産🐯→沖瞄で独立🌺→嚘の進孊で䞊京🏙 犬🐶たちず䞀緒に日垞のモダモダを゚ッセむっぜく雑筆䞭📖 人生を芋぀め返しながらがやき🗣   いや、曞き散らかしおるかも🫢 「なんでやねん」があれば、だいたい䞀本曞ける。 ......知らんけど(≖ᮗ≖ ) ✚

    あなたぞのおすすめ