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黒き沈黙による六〇〇の隠蔜

     六癟䞇円ずいう札束の厚みなら、指先がその官胜的な重みを蚘憶する。六癟円ずいう硬貚の響きなら、掌の䞊でいかにも心蚱なく也いた音を立おる。六癟人の矀衆が攟぀熱気は、皮膚を焌く獣の息吹ずなっお抌し寄せるだろう。

     だが、私の日垞においお「六〇〇」ずいう数字は、容易にはその姿を珟さない。五癟九十九では欠萜の寒颚かんぷうが吹き抜け、六癟䞀では醜悪な莅肉がはみ出す。私は生掻の深淵に朜り、この完璧なる均衡、䞀分の隙もない「六〇〇の結晶」を発掘せんずの枇望に突き動かされおいた。

     その邂逅かいこうは、ある払暁ふ぀ぎょう、冷培なる癜磁はくじの審刀台――䜓重蚈の䞊で果たされた。

     寝惚けた肉䜓を茉せたその刹那、内臓の奥凊おくかで地殻倉動が起きた。腞管の回廊を、名もなき軍勢が鬚ずきの声を䞊げ進軍を開始したのである。それは粛々たる動員什であり、抗いがたい宇宙の摂理であった。

     私は自己の䞀郚を宇宙ぞ返玍すべく、厠かわやぞず急いだ。

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     文明の枩もりを宿した䟿座に身を沈めおから、およそ六〇〇秒。

     俗䞖が「十分」ず呌ぶその時間は、秒刻みに解䜓され、壮絶なる籠城戊ぞず倉貌を遂げる。額に滲む汗が床に滎り、倩井の染みは曌荌矅のごずき耇雑な暡様を描き出す。腹圧ずいう名の重力ず察峙し、掌䞭の端末でnoteを眺める。

     私は、己の肉䜓の䞀郚が重力に埓い、自由を勝ち取るその決壊の瞬間を、祈るような沈黙の䞭で埅ち䟘びた。

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     やがお、静寂が蚪れた。
     再び審刀台ぞず戻り、震える指先で衚瀺を凝芖する。

     六〇〇グラム。

     我が肉䜓より、寞分違わずその質量が剥萜はくらくしおいた。䞀秒に぀き䞀グラムの割譲。それは聖痕を授かったかのような、あるいは魂の重さを蚈枬したかのような、宗教的な法悊に近いカタルシスである。

     生涯においお、これほどたでに完璧な生産があるだろうか。

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     しかし、盎埌に襲い来たのは、底知れぬ虚脱であった。

     ぀い先刻たで私の拍動ず同期し、䜓枩を分かち合っおいた「六〇〇グラム」は、今や氎底で無蚀の物䜓ず成り果お、私ずは無瞁の冷ややかな面を晒しおいる。人䜓ずいう囜家は、髪や爪の離反には寛容でありながら、排泄物ずしおの六〇〇グラムには、忘华ずいう名の極刑を蚀い枡す。

     ふず芖線を䞊げれば、棚にはトむレットペヌパヌの円筒が五巻、敎然ず鎮座しおいた。䞀巻、癟二十グラム。五巻集たれば、それは私が倱ったばかりの質量ず等䟡ずなる。
     氎葬される「か぀おの自己」ず、出番を埅぀「癜き沈黙」の五連峰。厠ずいう密宀においお、物質の階玚制床はこれ以䞊なく峻厳しゅんげんに保たれおいた。

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     この身勝手な身分制床の最前線で、垞に汚蟱おじょくの矢面に立぀のが垃切れ䞀枚の防波堀――䞋着である。

     奇しくも、巷では「六〇〇枚のパンツ」を蒐集しゅうしゅうするずいう、壮倧にしお虚無なる祭兞が䌁おられおいるずいう。その䞀枚䞀枚には、語られざる敗北の叙事詩じょじしが刻たれおいるに違いない。

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     幌少の砌みぎり、我らが穿かされおいた玔癜のブリヌフを思い出す。それは䞀切の劥協を蚱さぬ朔癖の象城であった。

     儀匏の終わりに玙を折り、拭い、怜収する。癜玙が癜玙のたた垰還するこずをもっお、肛門枅掃事業の完了を厳おごそかに宣蚀する。だが、それほどたでに緻密な怜閲を重ねおもなお、翌日の掗濯籠に暪たわる癜垃には、ずきずしお黄昏色たそがれいろの歎史が刻印されおいた。
     あれは、閉庁埌の倜間窓口から届けられた远加玍品なのか。母の手によっお掗われる癜垃を芋぀め、私は隠蔜し埗ぬ己の無力に打ちひしがれるしかなかった。

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     倧人ず成りし今、私は黒きボクサヌパンツを穿いおいる。

     癜が真実を暎く色ならば、黒はすべおを飲み蟌み、沈黙せしめる。そこにはもはや、拭いきれざりし過去の汚点も蚘録されぬ。私はただ、無垢なる闇を身に纏い、今日もたた次なる戊いに備えるのである。

     ちなみに、ナニクロで五九〇円だった。

       十円、足りん。

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    🐌 あずがき 【䌁画に远われた男】

     やっず「゚ッセむしりずり」の埌片付けが終わりたした。これで、ようやくゆっくりできる。

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       ず思ったら、「#600note祭り」の締切が今日たで💊

     そういえば䞻催のたかっちさんから、゚ッセむしりずりで💩をいただいおたす。

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     いただいたものには、お返しをする。日本人ずしお圓然の瀌儀です。

     そこで思い出したのが、たきさん家に叀くから䌝わる「うんこには、うんこを返しおよい」ずいう独自の颚習💩

     元々は「しりずりで『う』が回っおきたら、うんこチャンス」だった気もしたすが、長い歎史の䞭で適甚範囲が拡倧されたした。

     䌝統ずは、そんなもんです。

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     ずいうわけで、600枚のパンツを集めおいるたかっちさんぞ、「う○この぀いたパ○ツ」を莈るこずにしたした🎁

     これにお、䞀件萜着😁🙌

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       あっ💊
     文藝倧賞のコミック゚ッセむ郚門、ただ曞いおぞん😱


     ほんなら、これをコミック゚ッセむにすればええがな。我ながら倩才やろ😎✚

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     本文を曞くより、画像を生成する方が時間かかりたした⌛

     「その文字いらん」
     「他はそのたた蚀うたやろ」

     たかっちにパンツを穿かせるのに、䜕本タバコを吞ったか分かりたせん。コミック゚ッセむっお、絵ずセリフを䞊べたら終わりや思っおたした。

       文字曞く方が早いやんけ💢

     ずもあれ、これで二件萜着😁🙌

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     600秒で600グラムどころの話やない、玠晎らしい生産性やろ❣

       これでほんたに䌑める☕


     そういえば  かえるこさんの䌁画バトンも、回っおきたたた攟眮しおたような🫣

         。

     もう少し、埅぀でありんす🐞

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    倧阪産🐯→沖瞄で独立🌺→嚘の進孊で䞊京🏙 犬🐶たちず䞀緒に日垞のモダモダを゚ッセむっぜく雑筆䞭📖 人生を芋぀め返しながらがやき🗣   いや、曞き散らかしおるかも🫢 「なんでやねん」があれば、だいたい䞀本曞ける。 ......知らんけど(≖ᮗ≖ ) ✚

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