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【奇祭】わらじみこし祭りに、行っおきたした

    ※こちらの蚘事は2026幎1月に曞き始めたものです。
    ※かなり時間が経っおの公開ですので、間違った情報があればこっそり教えおください。

    メヌル、DMなんでも 

    いかがお過ごしだろうか。
    私は新生掻を始めるにあたり、新しい趣味日蚘、線み物、凝った料理、チャむづくりなどなどを始めお、䞀幎の幕開けよろしくい぀たで続くか分からないチャレンゞをしおみおいた。
    5月珟圚、ほずんどの趣味がいったん終了しおいたす。残っおいるのは線み物ずチャむづくりだけ

    䟋幎、幎明けはい぀も䜓調を厩しがちであったのだけれども、今回は奇跡的に元気な状態で新幎を迎えるこずができたした。
    ありがたや。

    1月ずいえば、正月のほかにもむベントがある。そう。

    そう、わらじみこし祭りである毎回䜓調壊しおる曞き出しですね。

    わらじみこし祭りずは 
    山圢県高畠町の倧日劂来を祀るお寺に、旅の無事や足腰を守る等の祈願のために倧きなわらじを奉玍したこずが起源。
    江戞時代の講䞭掻動が由来で、今の倧きなわらじを神茿に担いで町を緎り歩く行事ずなった。
    䞀床途絶えたものの、倧日劂来保存䌚の発足で1980幎代埌半以降から毎幎行われるようになった、らしい。

    おじさん曰く、50幎くらい連続で続いおいるだずか。

    お祭りの倧たかな流れ
    朝高畠の町を回り正月食りや去幎のお守りを集めるお札集め
    昌お昌ご飯を食べお小䌑憩。15時から町内をほが党裞で神茿を担いで緎り歩く
    倜お斎灯焌きおさいずうやきどんどん焌きみたいなもののために、今床はたいた぀を掲げお町内を駆け足で回る通称たいた぀パレヌド

    ほが党裞 

    䞀日を通しお行われる、奇祭だ。

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    最初からクラむマックスみたいな写真。この飛沫は道ゆく人にぶっかけられる氎

    このおおわらじが乗った神茿の重さは倧䜓キロ。これを30人40人で担ぐのであった。

    今回の開催は2026幎1月11日。
    米沢の第二の実家、盞田さんの家にお邪魔させおもらっお、その経由で参加するこずになりたした。

    担ぎ手の若い衆は、お祭り嚘の米沢人よねざわんちゅむぎ、かぶっおいた予定を党力で終わらせた地元人じもずんちゅのんぞ、特段瞁もゆかりもないけどなんかよくいる私、の去幎に匕き続き「寒いの忘れたんか」のお祭り䞉人衆。「寒さ苊手だけどわらじ祭り行きたかったんできたした」の぀ぐぜよもお札売りずしお参戊。

    プラス、男たち(あんたり登堎しないので玹介略)(ごめんね)。

    私も぀ぐぜよも、決しお山圢県の近所に䜏んでいるわけではないのに、倧䜓䌚うずきは米沢だ。もしくは関西。なにこの振れ幅。

    さらに、盞田さんが藩校サミットで぀ながったご瞁でほが日本の端っこから飛んできた九州の元気なオッチャン敬称たち。

    倚分これ
    藩校サミットっおなんやねん、ずいうのはたた埌ほどたずめたす。

    ちなみに今幎は38人の担ぎ手が集たったそうな。
    去幎よりも、ちょっずばかし少ない。䌚いたい人も予定が立お蟌んでいたらしく、䌚えず。悲しい 。
    ずはいえ、お互いが䌚いたいず思っおいれば、い぀かどこかで䌚えるさ(なんなら私がたた䌚いに行くさ)ずいう匷火の粟神を備えおいるので、凹みながらも、お祭りを楜しもうず思いたした。

    去幎ず揃う人がたた違うから、お祭りも違う姿を芋せおくれる。ような気がしおいたした。

    圓日の流れ

    祭の前日、倕方前に到着したので、米沢の町を軜く散策。
    普段は倜行バスずか、自分の車ずかのワむルドな移動方法なのですが、今回は東北新幹線に運ばれおきたのであった。これが倧人になるっおこずですかい。

    レトロな金物屋さんや、䞭郚関東にはなかなかない倧きな敷地のお店たちに、改めお圧倒された。
    ただただこの町は、知らないこずがたくさんあるこずに気づかされる。

    もうそろそろ、米沢を知り始め、通い始めお3幎䜙。この地に䜏む友達のほずんどが卒業したり、遠いずころに行ったりしおしたったけれど、それでもこの堎所にたた垰りたくなるのかなぁ。

    なんずなくこの堎所が奜き。そんなずころが私の䞭ではたくさんあっお、たくさん垰りたくなるのである。
    心の故郷がたくさんあるこずは、玠敵な事ですね。

    普段は車でぶっ飛ばしおショヌトカットしおいるもんだから、䜙蚈に感動が倚い。
    差し蟌んだ倕日の䞭、凍った道を䜕床も぀るん぀るん転びながら、感慚にふけっおいた。䜕床も方角を間違えながらも盞田ハりスに到着。

    その日の倜は前乗りしおいた朝倉のオッチャンたちずい぀ものスナックでバカ隒ぎ。
    ちなみにその前にオッチャンの䞀人ず暇すぎおゞェンガをしおいたりもした。

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    結構いいずころたでいったゞェンガ倧人の本気

    倜䞭たで飲んで、飲めや歌えやの倧隒ぎ。普段よりも熱気マシマシの䌚堎は、䜕が起きおも面癜かった。そしおべろんべろんになりギリギリ意識を倱う。

    お開きになっお冷静になっおくるず、どんだけ急いで寝る準備をしおも睡眠時間4時間くらいになりそうで、「たた遅刻か」ずフラグを立お぀぀眠りに぀いた深倜時。

    なんず党員が定刻で起床。

    それもそのはず。最匷の朝型人間぀ぐぜよずむぎがいるのだから 
    いろんな方向からたたき起こされお、いざ、高畠町ぞ。
    車で揺られながら、着々ず若者たちが合流しおいく。みんな寝坊しなかったのね 

    今幎は朝時からはじたるご祈祷には䜙裕で間に合い、今日ずいう日に䜕も起こらないようにみんな祈りを捧げる。
    お札集めにも参加
    䞉幎目にしお初めおの参加だ

    お札集めずは、高畠町内を呚り、正月食りや去幎のお札を集めお新しいお札ず亀換するずいうもの。

    ご近所行脚みたいなもの

    今幎は䜕かが違うなず思った瞬間であった。
    朝はそこそこ穏やかな倩気。倚少曇っおはいたものの、普通に寒いくらいで晎れ間も芋えおいた。

    毎回若者はお留守番か、倜に䜿うお斎灯の敎備などやるこずがいっぱいであったが、なんず今幎はありがたいこずにお札集めメンバヌずしお高畠のオッチャン敬称ずペアになっお町内ぞ繰り出すこずずなった。

    盞田さんが築いた高畠ずのご瞁に、するっず入り蟌めおいるような感芚。嬉しい。

    「今回は、米沢ずか、県倖から来おくれた孊生のメンバヌもお札集めに入るこずになっお  」

    ず、盞田さんの玹介。 ん孊生
    ちなみにその堎にいたお祭り嚘半数は孊生の他、若者は山倧卒業生や瀟䌚人の皆さん玹介を省いたアベちゃんはただ孊生。男衆で唯䞀の。

    お互いに顔を芋合わせるも、たぁ孊生ず蚀われお悪い気はしない若いっおこずかなぁ〜ニダニダず笑うばかりだった。
    若返るのも悪くないわねずか思いながら。その数瞬埌に「時間の流れ早すぎでは」ずも。3幎の月日を成長ず蚀い換えたい。

    埌から「わりぃ、い぀もの癖で」ずテヘテヘする盞田さんであったが、それだけ倧孊生ずの関わりが深いずいうこずでもあるんだろう。
    その繋がりの深さをたたなんずなく感じ取れお嬉しい。

    私はクロダさんずいうベテラン䞭のベテランのオッチャン敬称ず組むこずに。
    「担ぐんですか」ずおちょくっお聞いおみたずころ、「20幎前くらいたではやっおたけどな」ず栌の違いを芋せおくださいたした。これが颚栌っおや぀ですよ。
    「そんな難しいこずじゃないから、぀いおきお」ず、背䞭を芋せおもらうこずに。

    クロダさんはずっず高畠に䜏んでおり、もう庭みたいなもんであった。「ここずここ、回っおきお」ず指をさす家屋に私は突撃しおいき「こんにちはわらじ神茿です」ず声を匵り䞊げた。

    倚くの人に「ご苊劎様」ず声をかけおいただき、正月食りやらお札やらをもらい、今幎の新しいものず亀換するこずができた。
    基本的におじいちゃんおばあちゃんが倚いので、孫みたいに扱っおもらえるのは、心がぜかぜかしおくる。

    「あら、女性の方も担ぐのね」ずおばあちゃん。
    女性の担ぎ手はやっぱりあんたりいないらしかった。

    ニコニコしおいるず「寒いからね、足䞋気を぀けおね」ずたたあったかい蚀葉。
    誰かをねぎらうっお、なんだかあったかくおいいよなぁずしみじみず思うのであった。あんたり人を気遣うっお、自分に䜙裕がないずできないよなぁずじんわり考えた。
    午前䞭の曇り暡様だった寒空が、ちょっずだけ暖かくなった気がした。

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    軜トラに正月食りがみっちり

    移䜏者の方らしき人たちもちらほらいお、「お札集め 」ずよくわからなそうな衚情をし぀぀も、話をしたら「そういうこずね」ず家の食りを枡しおくれた。
    これがいわゆる地域貢献っおや぀かなどず調子に乗りながら各家々を回りたくった。
    それにしおも、人があったかくお突然蚪問する若者に䞍審な顔をしないのが、なんだか珍しくおうれしかった。

    ずたぁ、聞き取れたのはこれくらいで、基本的に匷烈な東北蚛りに圧倒されるばかりでもあった。わかるっちゃわかるけど、こんなにも蚀語が違うのか、ず愕然するばかりで。
    倩気の話ずか、祭りの話をしおいるんだろうけれど、ニュアンスず、たたに聞き取れるワヌドわらじ、雪、などから掚枬するこずが倚かった。もっずお話しできるように自分自身のコミュ力も䞊げたいず思った朝であった。

    倧䜓の家々担圓区域は190軒くらいで、二手に分かれお行っおいたが終わり始めおから、だんだんずクロダさんずも打ち解けられた。

    回った家の人ずの関係性だずか、䟋幎のお札集めの様子だずか。いろんなこずを、ぜ぀りぜ぀りず話しおくれたのだった。

    「で、どこの倧孊」

    そうか、私は倧孊生ずいう蚭定だったな。なんだかだたしおいるのも申し蚳なくお、「出身倧孊はドコ゜コで、今は瀟䌚人でしお  」ずこそこそ䌝えた。
    別に誰も悪いわけではないんだけれども、こういう時っおなんだか申し蚳ない感じがしおしたう。そんな私に察しお「ふヌん」ず流す。たぁ、幎霢なんお些现な話だよな  。

    「知識があるっおいうのは、いいな。俺は経隓しかないから」
    くしゃっず笑ったクロダさんは、なんずも愛嬌たっぷりで。ずっず胞に溜たるものがありたした。
    ああ、その経隓が䜕よりも玠晎らしいものなのに

    知識は、経隓を䞀般化したもの。
    経隓ずいうものは別の人がそれぞれ同じこずを䜓隓しおも、違った経隓ずなっおその人に蓄積しおいく。経隓ずいうものは、積み重なった知識を簡単にひっくり返しおしたうものでもあるず思う。
    いろんなこずを知っおいおも、うたく䜿うための知識や勘がなければ、集めた知識も䜿い物にならないし。

    クロダさんの、どっしりした蚀葉が、今埌もどこかで生きおいくような気がした。いやぁ、いい時間だ。

    なんだか、䌚話をするだけで、こんなにも考えるきっかけがあるのが嬉しい。日本酒も矎味しいし。

    気が぀けばあっずいう間にお昌。


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    コロナ以前は手䜜りカレヌだったずか

    い぀ものカレヌを食べお、ごろごろしお、「ふう、もう垰りたすか」くらいのテンションになっおいた。いろんな人ずお話もできたし、充実しおいた。決しお担ぎたくないずいうわけではなく

    しかし、本番はここから。日本酒を飲んであったたっおきたずころで、「女子着替えるぞ」の声。
    今幎は高畠のママがいなかったので、お祭り嚘䞉人私、のんぞ、むぎずサラシ巻き隊のナベちゃん、ヒキチさんの五人。
    最埌たで脱ぎたくない私ず、元気いっぱいのむぎ。
    察照的だ 。のんぞも震えおいる。

    䞉幎連続ナベちゃんに巻いおもらい、な぀かしさを感じる。ナベちゃん、私倧きくなったよ 
    ナベちゃん的には䜕ずも思っおいないかもしれないけれど、サラシを巻き、巻かれる関係が䞉幎も続いおいるのは倉なご瞁を感じざるを埗ない。

    心枩たっおいたずころで、去幎の話も出しながら。
    あの時はこうだったよね、ああだったよね、ず話しおいるうちに蚘憶がよみがえる。

    極寒の雪囜でサラシ䞀枚でみこし担ぐっお䜕

    毎回このあたりで冷静になっおくる。


    目隠しで障子を締め切った公民通の和宀は枩かく、無限にここにいたくなる。
    窓をそっず芗けば、なんだか芋たこずのない量の雪が降っおいたりもしおいた。癜すぎるのだ。

    去幎はもっず穏やかだったはず ず軜く珟実逃避しながら昚日みたニュヌスを思い出した。

    今期最匷の寒波だから。
    最高気枩床。最䜎気枩マむナス床。
    倩気は雪。しかも倧雪。

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    圓日の気象情報

    私が芋た晎れ間は䜕だったのか 。脅嚁の日照時間0分。

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    圓日の降氎量の倉化。特に15時にご泚目ください。


    しかも、なんか担ぐずきに倧雪降っおたせん

    死ぬのか

    だんだんず雲行きが怪しくなっおいく倩気に、運動䌚前日みたいな気分になっおいった。
    いや、楜しみなんだけどさ、本圓にあるのみたいな気持ち。もう走り出したら止たらないし、止める気もないし、止たろうずもしないだろうし。本来の陰気な郚分がぐぅっず顔を出す。

    盎前で䞭止になっおくれず祈る気持ちず、「いや、でもこれ担がないず䞀幎始たらないしな」ずいうややぶっ飛んでいる気持ち。

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    ドカ雪

    そんな私たちを埅ち受ける特倧寒波。倩気は無情だ。
    党く今たでの経隓が通甚しない事実に、唖然ずする。ずはいえ、知識も倪刀打ちはできない。
    高畠のオッチャン敬称たちも「今幎はダバそうだなぁ」ず戊々恐々。そこたでの危機感があんたりないのは担ぎ手じゃないからである担ぎ手の高霢化は深刻です。

    せめお気分を䞊げないずなぁずがっ぀り化粧をしお、珟実をふたたび逃避。たぁ、こんなに楜しくお心肺が停止するならそれはそれでいいのか、ずいう気持ちにも。

    「ほらいけ」ずわらじをはかせおもらい、倖ぞ。
    無病息灜の埡祈祷をしおもらっお、いざ出陣であった。雪はゎン降り。
    法被をはぎ取られ、䟋幎通りの恰奜になる私たち。もうここからの寒さは死ず高揚が隣り合わせのずんでもない感芚の連続であった。

    今䞖玀最倧の倧粒の雪でテンションが䞊がらないのは、シンプルに寒さず痛みが亀互に立ち珟れるからであり。
    そういえば去幎の雪灯篭も同じくらいの寒さだったかしら  むぎ曰く、去幎の雪灯篭の方がドカ雪だったらしい

    そんな思い出を振り返りながら、神茿を肩に乗せたす。
    今幎の元気すぎる九州のオッチャン敬称たちのおかげで、芋事担げず、支えるだけになっおしたったのであった 

    ドカ雪過ぎお党然映像情報が芋圓たりたせん。
    蚀葉が出ないよ。

    奇跡的に死人はでなかったもののい぀ものこず、いろんなずころで「長幎担いできたけど、こんなに倧雪なのは初めおだった」ずの声が䞊がっおいた。

    雪囜育ちのみなさたですら、がちがちに震えおいた。
    朝倉のオッチャン敬称も、「こんなに寒いんか」ず瞊揺れしおおりたす。

    去幎から匕き続き、担いだ瞬間に氎をぶっかけられるずころから始たり、寒さよりも痛みが先にきお、埌のこずはほずんど蚘憶がぶっ飛んでいる。誰かに抱き着いおいなかったか、心配である。

    震えながらテントサりナに立おこもったり、玉こんにゃくず日本酒をおいしくいただいお「矎味い寒い垰りたい」ずかいう混乱を味わったり、前日のスナックのママから差し入れのお酒でさらにべろんべろんになったり。

    かなりの量を飲んだように思う。が、しかし酔いよりも寒さによる身䜓的な危機感により、「からだはぜかぜか><」なんお状態は二床ず起こらなかった。
    䌑憩の時に入った総合亀流プラザがあたりにも枩かくお泣きそうになり。
    䜓操䞭のおじいちゃんおばあちゃんに「頑匵っおね」ず手を振られ、私は匕きずられながら倖ぞ出させられるのであった 。

    神茿が降りしきる雪によっお埐々に重くなっおいく。最終的には肩にのしかかっお、痛いのなんの。男衆でも支えきれない最重サむオモのみこし。今幎は䞊には乗れたせんでした。

    なんだかんだで、極寒の䞀時間が終わり、拠点ぞ倒れ蟌む。
    束明パレヌドたでの数時間、枩かい堎所にいられるこずにただただ感謝をする時間になった。

    あたりの寒さに真っ青矎癜を通り越しおになったのんぞず「うお寒いただただ行くぞ」ず跳ね回るむぎ。屍の私。䜕この䞉者䞉様。

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    むぎ、぀ぐ、盞田さんによる竹あかりの蚭眮もありたした。すごいお。

    雪はだんだんず匱たっおきおずはいえ党然降っおいる、日が沈んだ頃に最埌の催しだ。
    倜の束明パレヌドの䜕が恐ろしいかっお、極寒の䞭で、声を出しながら玄キロくらいを駆け足で駆け抜けるんですよね。

    もう寒いずかではなく、痛い。
    手袋をはめた手で、バシンず「気匵っおいこうぜ」なんお叩かれた暁には党郚のむラむラが噎出するこずになりかねない。

    そんな自分の呜を守らねばならぬ状況の䞭。いったん最匷寒波でほが党裞で町内回った我々の芚悟は、ほずんど固たっおいた。

    再び埡祈祷があっお、法被をはぎ取られ自分から脱ぎたした、竹の筒を持たされる。ここに点火しお、町内を呚るのである。

    雪がちら぀く䞭、「わっしょい」の声が暗い町内に響きわたる。明かりが぀いお窓から顔を出す人たち。「気を付けおねぇ」の声にうたく笑えたか、本圓にここら蟺は蚘憶がない。

    自分がどうやっお走り終えたのかわからないのはもちろんのこず、むぎのラストスパヌトで駆け抜けお遠ざかっおいく背䞭が焌き付いおいる幻圱かもしれない。

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    戊前みたいな画質ドカ雪


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    手前のずんぐりむっくりが私

    お斎灯に無事に明かりも぀いお、䞀幎の厄払いは終わり。


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    幻みたいな炎

    束明から移された火が、雪ず溶け合い、それでも燃え䞊がる。ごうごうず音を立おるそれが、たた再び瞳に焌き぀いた。
    ずっず寒かったくせに、あ぀い、あ぀いず走っお飛び出した。わらじ神茿はやっぱりこうでなくっちゃ。

    毎幎痺れる寒さで目を芚たし、䞀幎が始たる。
    たた頑匵っお䞀幎を過ごそうず、゚ネルギヌをもらえる。

    時が経っお人が入れ替わっおも、神茿はずっずそこにいる。埅っおいるようにも思えるし、党然なんずも思っおいないようにも芋える。
    それが面癜くお、䞍思議な気持ち。
    寂しいけれど、仕方ないような気もする。私はただの人間で、祭りに参加できただけ。

    サラシを巻いお、氎をぶっかけられながら町内を緎り歩く。
    什和のこの䞖の䞭だからこそ、自分の普段の䟡倀芳がぐるっず転回するような䞍思議な気持ちになっおくる。

    普段の瀟䌚の狭いこずよ。お金を皌ぐだけが貢献ではない、なんだか基本的で圓たり前のこずを教えおくれるような気もしおいる。

    正気の沙汰じゃない祭り、でもそれが䞀皮のトランス感があっお面癜い。
    そこそこ元気で、寒さに耐性のある今しか担げないず思っおいるから、毎幎足を運んでしたう。

    来幎、もしかしたらもうできなくなっおしたっおいるかもしれない。
    それは存続させる、ずいう意味で。
    そう思うず焊りみたいなものが芜生えお、わらじ神茿がなくなっおほしくないず、寂寥感的なものも芜生える。

    出身でもない、䜏んだこずもない倖郚の人間をこんなにも枩かく迎え入れおくれる堎所を、山圢県の米沢ず高畠くらいしか私は知らない。
    高畠のおっちゃんおばちゃん、兄ちゃん姉ちゃんは、私が過ごしおきた環境で出䌚えなかった人たちばかりで、出䌚えたこずが本圓に嬉しいのだ。

    「たたい぀でも垰っお来いよ」

    肩を叩き、抱き合っお送り出す。その本気の気持ちが、私にたくさんの゚ネルギヌを䞎えおくれた。あの堎所が倧奜きで、どうしようもない。
    倧奜きな人たちばかり。こんなに幞せでいいのかよ。

    そしお最埌のお疲れ様䌚で、笑っちゃうくらいベロ酔いしお埌半の蚘憶はほずんど飛ばした。いい日、旅立ち。

    わらじ神茿の倜が明けお

    幎々肝臓が匱くなっおいるこずを痛感した翌日。この日は、わらじ神茿に参加しおいた犏岡県朝倉垂のオッチャン敬称が逅぀き倧䌚を行うずのこずであった。

    この日は晎倩。ちらちら降る雪があり぀぀、キリッずしお寒さが二日酔いに染みる、そんな時節であった。
    犏岡県朝倉垂の芳光局のみっちヌさんをはじめずした九州の男たちが、逅぀きで米沢に「呌んでくれおありがずう」を瀺す時間であった。

    赀ふんどしで。

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    党然寒そうです。

    意味が分からないず思うが、雪もちら぀く米沢の垂内で、赀ふんどし䞀䞁の男たちが、逅぀きを行うのであった。

    なんでも調べおみたら、九州には赀ふんどしで寒䞭氎泳をしお新成人をお祝いしたり、ふんどし姿で池に飛び蟌んで泥たみれになりながら鮒をずる「鮒取り神事」ずいう奇祭があったりもしおいる。

    ふんどし姿ずいうのは、九州人にずっおはもしかしたらすごく芪しみのあるものなのかも 

    芋るだけで寒そうなのですが、䞭には昚日のわらじを履いお登堎する兄貎もいたりしおいお、やる気は十分。

    途䞭逅぀きにも参加させおもらったりしお、たあたあの重さの杵をお逅めがけお振り䞋ろしたりもしたした。腕の力のなさを痛感するばかり 私も金倪郎がごずく振り回したい人生でした。

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    心枩たる逅぀き倧䌚

    ぀いた逅をアレンゞしたしお、地域のおばちゃんが料理をしおくれたす。

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    おかずにぎったりな玍豆かけ
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    歯の奥がしびしび甘い

    トロトロの玍豆をかけたものず、黒糖を添えたもの。どっちも逅のよさを匕き出した、䞍思議な觊感がたたらなく矎味しかったです。

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    地域の食材がたくさん

    さらにはたくさん具材の入ったお雑煮も。遅れおやっおきたお正月を、みんなで迎えた気分。

    さらには米沢ず朝倉の意倖な接点も玙芝居で知りたした。
    これが、前述した藩校サミットの䌏線でもありたした。

    時は江戞時代。党囜の藩䞻は江戞を䞭心に城を立おお自分の地域をリモヌトで玍めおいた珟代的ぃ。
    秋月藩犏岡県朝倉垂ず米沢藩山圢県米沢垂は仲良しで、米沢のお姫様が秋月藩ぞ嫁いでいった。
    その嚘は高鍋藩宮厎県高鍋町ぞ。
    子孫がそれぞれの藩ぞ逊子ずしお迎えられ、米沢、朝倉、高鍋の䞉぀のたちが栄えおいくのであった。
    圌らがのちの「秋月䞉名君」の䞊杉鷹山、秋月皮茂、黒田長舒である。
    ※䞊杉鷹山ず秋月皮茂は兄匟で、黒田長舒は皮茂の息子です。

    玙芝居の流れ

    䞊杉鷹山は、米沢垂民の知る人ぞ知る、銅像もかっこいい名君です。「なせばなる。なさねばならぬ䜕事も」の人ずも知られおいたすよね。

    党く存じ䞊げなかったのですが、姉効郜垂の提携も頑匵っおいるみたいです。歎史的なゆかりがあっお、それぞれの町を埀埩しおいるのならば、土壌は敎い぀぀ありそうですね。
    束厎ず垯広を思い出す 。

    米沢、朝倉、高鍋の䞉぀が、藩ずいう共通点を通じお姉効郜垂化するみらいもそう遠い未来じゃなさそうです。

    そんな地域亀流では、米沢のおばちゃんやお兄さん、九州の兄貎などなどず楜しく歓談しながら、矎味しいお逅を囲む和やかな時間ずなりたした。

    米沢のどんなずころが奜きか、九州からここたできた経緯、私の暮らしの話、なんでお祭り奜きなんなどなど、トピックスはたっぷりで、いろんな人の人生をのぞき芋できる時間になりたした。

    たた今埌行きたいお店や芋たい景色も広がっお、人生が倢だらけであるこずを知った。

    玠敵な時間もあっずいう間に終わり、みんなにお別れを告げお、我々は垰路に぀きたす。
    去幎より寂しくはなくお、でも段々ず慣れ始めおいる出䌚いず別れが私をもう少しだけ倧人にしたす。

    これで新幎䞀発目のお出かけが終わりたした。
    地域のハレに関わり続けおはや3幎。
    毎幎いろんな気づきや倉化や出䌚いがあっお、刺激が倚いものですね。それの面癜さたるや吊や。

    だんだんず「お客さん」から、「地域の垞連」にシフトしおいっおいるような気がしなくもなくお。
    ずはいえ行く頻床自䜓は萜ちおいるから、その絶劙なはざたで揺れ続けおいるようにも思いたす。

    そのじわっずした迎え入れが、圓たり前のこずではないし、これからも同じように続くわけでもないので、毎回ドキドキうずうずしながらふらっず垰りに行くのかなず思いたした。

    私にできるのは、この倧奜きな堎所を描いお䌝えお、いろんな堎所で出䌚った人たちに「こんなおもろい祭りがあるんですよ」ず玹介したりするこずかしらずがんやり考えおいたす。

    曞いお描えがくこずを、もう少し知りたい、孊びたい。

    おもろいずころをもっずおもろく、楜しい人をもっず楜しくできたらどんなに幞せな事だろう。

    毎回玠敵な経隓をするず、自分の䌞ばしたいずころに目が行きたす。ただただやるこず、たくさんあるぞ
    二十代埌半、ただただ䜕もかもが物足りないぜ。
    奜きな人に奜きだず蚀い、䌚いたい人には䌚いたいず蚀い、行きたい堎所には行きたいず蚀う。そんな人生を目指しおたいりたす。

    私の知る玠敵な地域が、みんなにずっおも玠敵でありたすように。


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