( ˙👄˙ )
唇が腫れた感じがして、口が閉じない…
閉じようと意識すれば閉じれるのだが、いかんせん無意識下だと口が開いてしまう。
この唇の感覚が失われたのは、今からかれこれ数時間前のことである。
私は本日、歯の矯正のため下顎の健康な歯を2本抜いた。
以前に上顎の歯を抜いた時、麻酔の効きが弱かったのか、途中痛みがあったらしく(私は覚えてないけど、先生がそう言ってた)、だから「今回は少し麻酔の量を多めにして、しっかり効くようにしますね」となり、たぶんきっと容赦ないほど麻酔をぶち込まれたのだと思う。(いや、絶対そうだ)
抜歯が終わった頃には、私の下唇は完全に痛覚を失い、鈍い感覚だけが残った。この感覚は、私の唇と顎がこれまでにないくらい腫れていて、彼らがその存在を強く主張していることを私に教えてくれた。
今、お前の顎と唇は大変なことになっているぞ、と。
見た目感じは、まぁ、少し腫れてますねくらいなのだが、私としては自分の唇ではない別の何かがそこに付いている感覚だった。
それは、私とは無関係の明太子がそこに重くぶら下がっていて、顎には大福か何か詰め込みました?と聞きたいくらいで、全くもって自分の唇がそこにある感じがしなかった。
私は自分の唇に触れた。
なんかもう本当に、ブヨブヨとした何かがそこにはあった。
唇が全力でBling‐Bang-Bang-Bornしていた。(#どゆこと)
ポケモンで例えるなら、まさにルージュラになった気分である。

HP200も納得だ。
ルージュラみたいに身体がBling‐Bang-Bang-Bornしているわけではないけど、唇はまさにそんな気分だった。
ふざけて『ズッキュンキッス』なんてしてしまった時には、キャラ崩壊まっしぐらで地獄の底行き確定だろうから、唇はルージュラでも心は己を忘れるなと、私は自分に言い聞かせることにした。
そして、診察室から待合室へ戻されるのだが、そこへきて私はひどく後悔したことがある。歯科へ来る時にマスクを付けてくるのを忘れていたことだ。
つまり、これは何を意味するかと言うと、私のこのルージュラ姿を待合室にいる全ての人に晒すことになるということだ。
恐ろしい。まさにその姿を見た者たちは無条件に『こごえるかぜ』を体感することになってしまう。私はみんなのことを思い、ハンカチで口元を隠すことにした。
ハンカチを口に当てたまま、お会計で呼ばれるまでの間の待っている姿も、一人だけ防災訓練でもしているみたいでかなり浮いてはいたが、ルージュラよりはマシだと思った。
会計の時も極力、口元にハンカチを当てたままにして、間違えてもあの秘技を受付嬢に発動してはならないとオーキド博士に言われた言葉を思い出しながら、私は受付嬢を気絶させることなく会計を済ませて歯科を後にした。
今後は忘れずにマスクをして歯科へ行こうと思う。
この記事書いてるうちに、少しずつ自分の唇が戻ってきた感じがするが、まだ全快とまではいかない。
いつになったらルージュラから抜け出せるのだろうか。
私の唇
#どうかしているとしか
#どうでもいいか
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